日中国交正常化から50年と新聞に出ている。
また 今年は 高見山が外国人初の優勝力士になって方50年でもあるという。
天地真理さんが「ひとりじゃないって素敵なことね」と歌っていたのも50年前。
50年前って 今から思うと いい時代だったような気がする。
僕は その時 小学校4年生だったけれど 確かに あの時代は楽しかったように思う。
今の 小学4年生の子は 何を 思いながら過ごしているのだろう。
まだ、僕が小学生の頃は 戦争を体験した人も 多く 小学校の先生に 防空頭巾とか 防空壕とか 空襲に備えた バケツリレーの話とか いろいろ リアルに聞かせてもらった記憶がある。
芹沢光治良さんの「人間の運命」という小説には 主人公の次郎が バケツリレーをやったところで 実際の空襲では それは焼け石に水で 役に立たないと思い 冷めた目で眺めていたことが描かれていたと記憶している。
今の ウクライナの 情勢を見ると 確かに バケツリレーではとても追っつかない気がするけれど。
頭のいい人というのは 物事を冷静に眺めるんだなと思う。
何日か前に 新聞の文化欄に 日中国交正常化のころは 中国人の女性は 化粧をしない人が多かったけれど 今は 中国女性の化粧は チャイボーグなどと言われ メイクのモデルの一つにもなっている ある意味 日中の立場が逆転してしまった ということが 化粧を引き合いに象徴的に書かれていた。
時代も 変わるものだと思う。
少しでも よい 方向にと願っている。