今日の新聞の女性の井戸端会議のようなコラムにこんな話が載っている。
“”
学生時代の友人3人に同い年の子がおり、全員同じ私立大に入学しました。息子は偏差値65程度の公立高校からAの子は小学校から塾通いで難関中高から、Bの子は大学付属高校から内部進学。
Cの子は塾なしで偏差値45程度の高校から指定校推薦。AはCに「あの高校から入れるなんて奇跡」と嫌味を言い、Cは「大変な思いをして中学受験したのにコスバ悪いよね」と言い合いに。どう思いますか。“”と。
この問いに井戸端会議式で女性の方がいろいろ議論しておられる。
議論にはいろいろなことがかいてあるからそれは割愛する。
大学入試のコスパって最近は特に言われるようになってきたのかもしれない。
ただ、こういう嫌味的なことを言う人っていつの時代にもいる。
若いころ つかこうへいさんの エッセイを読んでいたら
「大学なんてどこてもいいんじゃございませんの?うちの子は東大ですけど」と山の手の嫌味な奥さんみたいなセリフを一度は言ってみたい というようなことが書かれていた。
まあ、つかこうへいさんは劇作家だからこういう極端なことをわざと書くのだとは思う。
ただ、僕の経験則から言えば この大学は僕の第一志望者ではないんだよ とか 本当はあの大学の方がいいと思わないか? とか あいつは超進学校からこの大学へ来たんだものな
とかそんなことばかり話題にしている人は大概 周りの人からうっとうしがられていた。
そして、卒業して何年もたつと同級生の間でほとんど話題にも上らなくなってしまう。
かりに名前があがるとしても「大学のことで愚痴や嫌味ばかり言ってるやついたなあ。あいつ今どうしてるだろう わからないなあ」という程度の名前の挙がり方になってしまうことが多い。
きっとそういう歴史は繰り返されるのだと思う。
そして自分が卒業した大学に満足して胸を張っていった人が案外成功している。
まあこの歳になるとそういうことは経験則としてわかってくる。
さらに年を取ると 仮に成功しても それでいばっていると 一生いばったまま通れるわけではない というところまで考えは進展してくる。
まあ、人生はかないなあとは思う。
はかないと悟ることが いわゆるさとりなのだろうけれど、、、。
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今日の新聞に日銀の黒田総裁が「家計の値上げ許容度も高まってきている」と講演で発言して波紋が広がったため撤回したと書いてある。
黒田総裁の発言の前後の文脈が新聞に載ってないので僕の憶測だけれど 家計の値上げ許容度とはきっと総裁が しかるべき経済指標を見て発言した可能性が高いと思う。
こういう指標は 実際の家計を担うものの意識とは乖離のあることが多い。
しかし、黒田さんも波紋があることを想定したうえで家計の値上げ許容度も高まっているとアドバルーンを上げて これから物価があがるから気をつけろ と注意喚起している側面もあると思う。
まあ、このように状況に応じて 言葉の出し入れをする仕事というのも半ば確信犯的にそれができる心臓がなければできるものではないなと思う。
■お嫁においで
加山雄三さんの「お嫁においで」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。
聴いていただければ幸いです。
子供のころ一緒に住んでいた昭和23年生まれのおばが加山雄三の大ファンで かなりレコードを持っていました。
なので加山雄三の歌はそれほどヒットしていないものも空で歌えたりします。
ヒットしていないものにもいい歌はあります。
この「お嫁においで」はヒット曲ですね。
おばと一緒に住んでいたころ、台所にコカ・コーラのロゴが入ったコップがおいてありました。
おばに 「このコップどうしたの」と僕が聴くと おばは「加山雄三にもらったの」と言いました。
そのころはまだ小学校に上がる前の子供だったのでそんなものかと思っていました。
まあ、加山雄三がコカ・コーラのコマーシャルに出ていて コカ・コーラのロゴ入りコップの景品に応募して当たったというのが本当の話だとは思います。
「波も夢を見てる 星の夜は」というメルヘンのような言葉が歌詞に出てくるので調べたら岩谷時子さんの作詞です。 すごいですね。
でも、そのコップでよくカルピスとか飲んだな。 ああ なつかしい。
↓加山雄三さんの「お嫁においで」をカラオケDAMの音源で歌いました。