プロ野球の両リーグ交流戦が終わって新聞で順位を見ると いつの間にか 阪神タイガースが最下位から抜けています。
といってもゲーム差はありませんが。
そして気づけば中日ドラゴンズがベッタです。
ゲーム差はありませんが。
開幕で阪神が負け続けたときには もう今年は最下位決定かと思いましたが、こうなるとどこが最下位になるかわからないですね。
どこが最下位かに興味を持たなければならないのは情けないことかもしれませんが それも楽しみのひとつかもしれません。
僕の場合 とりあえず セリーグの順位を見るときの興味の対象は阪神と中日なので、、、。
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常滑市で タイルを保存する動きがあるという話題が新聞に出ていました。
タイルで思い出すのは 銭湯にタイルで描かれた 富士山の図柄です。
そういうものを見る機会が本当に少なくなりました。
図柄で思い出しましたが 葛飾北斎の紫陽花の絵はつばめとセットでした。
何気ないことですか 季節は一致しています。
そしてつばめの図柄には 飛ぶつばめのスピード感が現れています。
紫陽花の至近距離でつばめが スピードを出して飛ぶのはありえないことですが、なぜか絵はとてもバランスのとれたものであるように思えます。
富岳三十六景の一枚に 突風が吹いて 旅人の足がすくむ絵があったと記憶していますが 普段から つばめの動きとかそういうものを意識して図柄を描いているから 突風の動きも表現できるのだと思いました。
やはり素晴らしい人は普段の心掛けというか積み重ねが違うのだと思いました。
■かんかん照り
井上陽水さんの「かんかん照り」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。
聴いていただければ幸いです。
1972年にリリースされたアルバム「陽水Ⅱセンチメンタル」に収録されている歌です。
夏と言えば 浜辺 プール 花火という感じです。
ですが、この歌は 暑い夏 いやだ と歌っています。
暑いものは暑い ということです。
「動かないことがいちばんいいと 寝転んでいても汗ばむ季節」と歌詞にあります。
本当に日本の暑さはそうですね。
裸になっても暑い 寝転んでいても暑い もう何をしても暑い それが湿気の強い日本の暑さの本質だと思います。
陽水さんの「かんかん照り」の動画のコメントに
「恋とか愛とか裏切りとか そういう言葉は一切出てこない。ただ、具体的事実を並べている。そこがすごい」という内容のものがありました。
本当にそうだと思いました。
たぶん 愛とか恋とか裏切りとか そういう言葉はでてこない とコメントした人は 今の歌の風潮を嘆いて、そのように書かれたのではないかと思いました。
愛とか恋とか裏切りとか 理屈っぽい歌が多くなったように僕も思うので、、、。
しかし 「スズメたちはやけどをするのが怖いのか どこかにかくれてる」とか
「僕の目から汗がしたたりおちてくる」とか 陽水さんが表現するのは、単なる事実ではなく 象徴的事実というか比喩的事実というか、かなり不思議な世界だと思います。
歌詞に描かれている事柄に 象徴性や比喩性があるがゆえに 少ない言葉で多くのことが表現できるのだと思います。
すごいですね。
↓井上陽水さんの「かんかん照り」をカラオケDAMの音源で歌いました。