ケンのブログ

日々の雑感や日記

広瀬香美コンサート 香美別邸 京都ロームシアタ

2019年12月25日 | 音楽
昨日は京都ロームシアタに広瀬香美さんのコンサートを聴きに行った。客席の少ないホールでピアノ一本の弾き語りというコンサートだった。香美さん、本当に聴いていて胸がスカッとするほど音程が正確。狙ったところに音が吸い込まれるように的中しているという感じ。

スピーカーの残響もいろいろ工夫して調整してあって、とても心地よく残響が聴こえるとことも随所にあった。

途中で香美さんがステージの床に腰を下ろして左足をくの字におって右足を前に投げ出すようなポーズをとられた。そのとき香美さん自身が思わず自分で「あ、悩ましい」とつぶやいておられたけれど、それは確かにと思った。

なんかバレエとか美脚体操とかそういう種類のことをやっておられそうな方のポーズかも思った。ようかわらんけど、、、。

ある程度まで演奏が進んだところで香美さんは「みなさん、暑くないですか。私、ちょっと脱ぎます」と言って、ピアノの脇に立ってジャケットを脱ぎ始めた。それまで香美さんの演奏に夢中になってガン見していたけれど、なんか脱ぐところは見たらあかんような気分になって香美さんが脱いでいるあいだ、目をそらせていた。

脱ぎ終わった気配だったのでみると白いブラウス(いろいろ派手なふりふりが入っているけれど)でかっこいい。肩幅広いなと思った。

遊びの要素もいろいろあって例えばeternal loveという歌詞を歌う時loveのloをどこまで伸ばせるか息の限界に挑戦するということもやってくださった。とても人間業と思えないような長い息の続き方だった。どこまでこの音伸びるんやという感じ。僕も息の長さはちょっと自信があるけれど香美さんは特別と思った。持って生まれた素質とそして、鍛え方が違うと思った。

「私、テレビうつり悪いけれど、こうしてなまで近くで見るとけっこうかわいいと思いませんか」と言っておられたけれど確かにそうだと思った。「私もこの厳しい芸能界で25年もよくやってこられたと思いますがまだまだ上がいてテレビで一緒になったりした時ヒロミゴーなんてめちゃめちゃ元気ですよ」と言っておられた。

ヒロミゴーを例に出すところがいかにも香美さんらしいと思ったし、そういう例にあがるのも郷ひろみさんの人徳かもしれないと思った。香美さんの歌は世代を問わず楽しめる旋律なので若い人も来てるかなと思ったけれど年齢層は僕と同じくらいの人が多かった。ただ、他のJ-POPのコンサートなどに比べると音楽そのものが好きという雰囲気の人が多かったように思う。なんかよかったな。