今日は隣の町の芸術劇場に
隣町の音楽家協会に属する方々の
演奏会を聴きに行った。
プログラム前半の最後に連弾で
シューベルトの人生の嵐という曲が演奏された。
なんか素晴らしいと思った。
曲の中間で音楽が静かになるところは
神秘的で天国的な美しさ。
これは素晴らしかったと思って
家に帰ってきて調べると
交響曲第9番のドイッチュ番号が944で
人生の嵐のそれが947。
シューベルト晩年の作品であることが
推測される。
モーツァルトもケッヘル番号が
500を越えてくると
作品の透明感が高くなってくる。
シューベルトも晩年はそうなのだろうと思った。
シューベルトやモーツァルトのように短い生涯でも
晩年の作品はなんか霊的に高いものになってくる。
それは不思議と言えば不思議だな思う。