ケンのブログ

日々の雑感や日記

高齢社会

2019年06月12日 | 日記
金融庁から老後の蓄えとして
2000万円必要だと言う報告書が
出たというようなことでここ数日
ラジオでいろいろな話が出ている。
なんか普通に給与所得者として
生活していたら実現が極めて困難な
額であるように思う。
これは金融庁が言っているのかどうか
ラジオではわからなかったけれど
2000万円くらいためるのには
金利の低い今、投資が必要なのだ
という話もラジオで出ていた。
ちょっとそれも非現実的な話であるように思える。
それだけの儲けがでるように投資していたら
投資の勉強に気を使って本業が
おろそかになってしまうようにも思えるし。
本当に過去に経験したことのないような
高齢社会で人口も減少、
どうなっていくんだろうと思う。
政府は70才まで働ける社会を目指すというような話も
出ていた。
それは元気なうちは働くのがいいかもしれないけれど
いくら寿命が伸びても70才になれば
かなりいろんな能力が落ちている人が大半だと思う。
先日、歌声サロンにいっていて年を取ると
若い人と同じことはできないとしみじみと思った
できごとがある。
歌の先生が次回のプログラムを持ってくるのを
忘れられた。
みんなに次回のプログラムを配ろうとしたときに
先生はそれに気づいた。
原本は先生の手元にあるのだけれど
みんなに配るコピーは
ほとんど一部もなかった。
それで若いピアノの先生が気を利かして
みんなに呼び掛けた
「ここに原本をおいておきますから
皆さんスマホで写真を撮って帰ってください
それであとで画像を拡大してみれは次回の
プログラムはわかります」と。
言われてみたらその通りと思いつつも
もう僕もスマホを手放してしまっているので
スマホで撮って拡大して見るといっても無理だ。
タブレットでやってできないことはないけれど
タブレットはでかいのでそういうとき
スマホほど気軽には使えない。
みんなはどうするだろうと思って見たら
誰も写真を撮る人はいなかった。
歌声サロンに来ている人は60代
70代という年齢の人が大半だ。
そういう年齢になると
若い人があたりまえにできることが
ほとんど誰もできなくなるんだなとしみじみと思った。
スマホを持っている人は少なからずいるのだけれど
スマホ、写真、画像という風に
とっさに頭と体が反応しないのだと思う。
実際にお茶会などに来ている50代
くらいまでの人だったら会記の写真を
みんな当たり前のように撮っているので、、、。
そんな年齢まで働いて
仕事が趣味という人はいいかもしれないけれど
そうでない人はどう思うんだろうと考えてしまう。