ケンのブログ

日々の雑感や日記

時代は変わって

2019年06月03日 | 日記
先日コンサートに行ったとき
となりの席に座った自分の親ほどの年齢の方に
声をかけていただいた。
「最近はみんなイヤホンで音楽を聴いて
こういう生の音楽を聴くかたの割合が
低くなりましたね」とその方は言った。
「みんながイヤホンでそれぞれの音楽を聴くから
国民共通のヒット曲が今はないという説も
あるそうですよ」と僕は言った。
「そういえばそうですね」とその方は言った。
人工知能の台頭やそれに伴う
スマートフォンなど端末の普及で
生活様式にいろんな変化が出てきているとおもう。
特にスマートフォンの普及と共に
その変化がより早くなってきているようにも思う。
先日トランプ大統領が両国国技館にこられたとき
おびただしい数のスマートフォンが大統領に向けられていた。
たぶん写真や動画撮影のためだと思う。
この光景は50年前の人が見たらきっと
異様なものに思うだろうなと感じた。
今日のネットのヘッドラインニュースを見ると
マイナンバーカードで
そして空港で顔認証のシステムが
導入される方向であるというようなことが
見出しで出ていた。
こういう顔認証のシステムもその記録を
データとして積み重ねていけば
その人がどういうところへいって
どういう行動をしているかということが
わかってしまうということが
アメリカではすでに一部問題になっているというようなことが
新聞に書いてあった。
まあ、言われてみればそれはおおいにありうることなのだなと思う。
スマートメーターで電気料金を計算するようになると
スマートメーターへのデータの蓄積で
その人が何時にどの部屋で寝ているかということまで
わかってしまうらしいという話も本で読んだことがあるし。
ちょっと特定の歌手のことで検索すると
翌日からその歌手の話題のニュースがタブレットの端末に結構
出てくるというのも何を検索しているのかが
ばれてしまっている一例のように思う。
ほんとうにどうなるんだろうと思う。
赤信号みんなでわたれば怖くない
という標語がむかしあったように思う。
そんななかで、いや俺は赤信号は断固わたらない
必ず信号は守って見せるとガチンコに徹するのも
ぎゃくにしんどい場合もある。
やはりいろいろ注意しつつも
そのときそのときの流れのなかで進んでいくしかないのかな
と思う。