ケンのブログ

日々の雑感や日記

イングリッドヘブラーのモーツァルト

2018年06月11日 | 音楽
小雨が降ったりやんだりはっきりしないお天気。
隣の町の青少年センターに来た。
本を読むのにどの席にしようか迷っていたら
センターの職員のかたが
「今日は雨ですからそんなに人が来ないと思いますし
いっぱい席が空いてますからどこでもいいですよ」とおっしゃった。
そう言われるとどこにしようと余計に迷ってしまう。
結局いつも座る席のひとつを選んだ。
いままでモーツァルトのピアノソナタをBGMにきくことはあまり
なかった。
ここ何日かはモーツァルトのピアノソナタを結構BGMで聴いている。
僕がもっているモーツァルトのピアノソナタのCDは
イングリッドヘブラーの演奏。
今はユーチューブでモーツァルトのピアノソナタもいろんな演奏が聴ける。
バレンボイムやピリスの演奏を聞いたあとでヘブラーの演奏を
聴くとちょっと突っ込みの甘い演奏
鋭さを欠く演奏のように思える。
しかし、その分標準的というかとんがったところのない
演奏なのでCDでもっているのはとにかくヘブラーの演奏なんだから
これを聴こうと思って聴くとなんだかしっくり来るような気がする。
モーツァルトはただでさえ天才的で
あるいみスピリチュアルな要素の高い作曲家なので
あまり鋭い演奏をBGMで聴いていたら
かえって疲れてしまうような気もする。
ヘブラーの演奏は穏やかで優雅でいいなと思う。