ケンのブログ

日々の雑感や日記

四月三日

2018年04月03日 | 日記
ちょっと今日は大阪南のT町の方へ行った。
駅を降りると天王寺キャンパスはこちらという立て札を持った
女の子が立っていた。
思わず「大教大天王寺の在校生ですか」と聞いてしまった。
「そうです」とおっしゃったので
「わあ、いいな、なんか大学生みたい」と言ってしまった。
女の子は笑っていた。
本当は賢そうでかわいいねと言おうと思ったのだけれど
とっさになんか大学生みたいと言ってしまった。
でも大学生みたいと思ったのも事実でなんかフレッシュでいいなと思った。
大教大天王寺ということはノーベル賞の山中伸弥さんの後輩ということになる。
この学校は僕が知らないだけで他にもいろんな人材が輩出しているはずだと思う。
駅前の公園で煙草を吸っていたら僕よりは若いたぶん
40代半ばくらいの女性がおにぎりを食べながらベンチに座っていた。
公園では子供もいっぱい遊んでいる。
「同じ大阪でも僕がすんでいるところに比べるとここは
公園で子供がいっぱい遊んでますね」と僕は言った。
「ここは結構子供が多いですからね」と女性は言った。
「子供は僕の地域もそこそこいますけれどなんか
やっぱりこの町に来ると雰囲気がちがいます」と僕は言った。
「S寺なんかも犬の散歩お断りと書いてあるのにみんな
平気で犬の散歩をしてますね」と僕は続けた。
「そこは、あれの始末さえきちっとすればみんな暗黙の了解で
いいんちゃいますか」と女性は言った。
そう、その暗黙の了解がいいなと思う。
くつろいでいらっしゃるところをあまり話しても申し訳ないので
「天気がいいのでつい気分がよくなって
余計な話をしました」と僕が言ったら。
「いいえ」と女性は言って自転車にのって去っていかれた。
自転車の前のサドルには傘が装着されていた。
大阪のおばちゃんの自転車にはみんな傘が装着されている
と本や雑誌に揶揄的にかかれていることがあるけれど
この町は本当に中年以降の女性の自転車には傘が装着されている。
同じ大阪でも僕がすんでいる地域ではそういうのあまりみかけない。
というか自転車に傘を装着するのって条例で禁止になったのでは
なかったっけ。僕の記憶違いだといいんだけれど。
いつか自転車保険の条例が施行される直前にこの町の床屋に入ったとき
床屋のご主人が
「いよいよ自転車保険の加入が義務になりますなあ
これからは自転車持っただけで月々300円でっせ」とおっしゃっていた。
ご主人の口調からなんとなく年に全国で何回おきるかわからない
事故に備えて月々300円はあほらしいとおもっておられるような気がした。
それに、スピードさえ出さなければごく普通に走っていれば
よほどの悪運が重ならない限り一億の賠償が必要な自転車事故って
そんなに起こりそうもない気がする。
なんとなく僕なりに床屋のおじさんの気持ちが想像できるような気がした。
山田征さんと言う方の本を読んでいたら
みんなの電気代から強制的に徴収される再生可能エネルギー促進付加金
は再生可能発電の業者などのもうけに回っている
だから、太陽光パネルの宣伝は全国紙の全面広告で
多額の広告金を払って出してももとがとれるいう主旨のことが
書かれていた。
なんか、僕はこの著者のようにしっかり勉強しているわけではないので
憶測で書いてしまうけれど、条例で儲かるのは結局は
保険業者ということもありうると思ってしまう。
大学入試で読む聞く話す書くの英語の四技能を見るために
民間の試験を導入という方向も本当に僕は個人的に
大丈夫なんだろうかと思ってしまう。
東大はこの制度は当分使用しないという考えを打ち出しているし
読売新聞の社説には大学入試センターが四技能をみる試験を
作成するべきとはっきりと新聞としての意見を書いていた。
時々このように建設的な意見をはっきりと書くのは
読売新聞の魅力のひとつだと思う。
もちろん朝日新聞ならではの鋭いスクープのあるのだけれど、、、。
JRにのって僕のすむ町まで戻ってくると僕の町の隣の
そのまた隣の町に新しい駅ができていた。
時代もどんどん変わっていくなと思う。
電車の広告を見ていたら、それほど学力が高くない大学の広告が
張ってあり、仕事と家庭の両立の困難な世の中
ますます、子供がいなくなるかもしれない、というようなコピーが
踊っていた。この大学が恐れていることが
そのまま広告のコピーになっているなと意地の悪いことを
考えている自分がいたりする。
でもやはり今は今なりに子供の育てやすい世の中を
目指していくことはもちろん必要なことなのだけれど、、、。
初夏のような陽気につられてとりとめもなく書いてしまった。