ケンのブログ

日々の雑感や日記

さばの缶詰

2018年02月19日 | 日記
曇りのお天気。
隣町のアマチュア絵画展を見る。
受付の当番になった女性が二人
「やっぱ年を取ると骨がもろくなるしこけんようにせなあかんなあ。
こけたりして骨がおれたらかなわんし、でもこけるときはこけるし」
「ほんまにせやな」というような話をしておられた。
確かに年を取ってこけて骨折って割りとよく聴く話だなと思う。
骨を丈夫にするにはやはりカルシウムかなと思う。
八王源先生はカルシウムという言葉が好きだった。
「魚はカルシウム。カルシウムをとると骨が丈夫になります
そう言って魚を売ると本当によう売れるよ。
な、人間は口先が肝心、口先な、口先」と八王源先生は
魚がよく売れたときの体験を本当に嬉しそうに僕に話してくださった
ことがある。にこっと笑って本当に嬉しそうだった。
魚がよく売れたときの事を本当に懐かしく思い出しておられる感じだった。
八王先生は魚を三枚におろすこともできて、何度かさばの味噌煮をつくって
食べさせてもらった。
八王源先生が作ったさばの味噌煮はおいしかったけれど
先生は翌日の味噌汁にその味噌煮に使った味噌を入れられた。
そのみそしるは生臭くて本当に飲むのに難儀した。
魚の味噌煮に使った味噌をそのまま味噌汁に使う人を
僕は八王源先生以外に知らない。
けれど八王源先生にさばの味噌煮をつくって食べさせていただいたことは
僕の印象にけっこう強く残っていて今でもさばの味噌煮の缶詰を時々食べる。
缶詰の鯖は骨が柔らかくなるまで煮込んであって骨を気にせずに
全部食べられるから一般の調理法よりさらにカルシウムが豊富と言われている。
その他血液のバランスを整える成分が色々はいっていると言われている。
あと感覚的にさばの缶詰は腹持ちがとてもいいように思える。
なのでカロリーが豊富なわりには太りにくい食べ物だと思う。
ただ、さばのような青魚、光り物を食べるときにはどうしても
たとえそれが缶詰であっても生臭さがさけて通れない。
生臭さに対処するには一般的には生姜、わさび、薬味などが考えられるけれど
僕は酢をよく使う。酢には生臭さをとる作用が十分にある。
缶詰をあけると缶の外の縁いっぱいくらいまで僕は酢を注ぐ。
すると生臭さはほとんどなくなり味もとてもマイルドになる。
また、この酢にも好ましい効果が調べるといっぱいでてくる。
高血圧を防ぐ作用、太るのを防ぐ作用など。
なるべくお酢もとるようにしている。
以前たこの酢の物を食べたらすっとしたことがあって
それから酢はすっとするという感覚が僕のなかに生じている。