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合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

通関士試験:未練があればチャレンジ!

2009-12-06 15:04:17 | 通関士
今日は、貿易実務検定の試験日です。
つまり、貿易実務検定対策講座がないのです。

部屋を片付けながら、受講生の健闘を祈りながら、

 3月受験の講座を12月中旬に開講するので
 貿易実務検定対策講座(C級B級準A級)の
 ページを大慌てで更新していると、

 B級自己採点組から結果の報告が続々・・・ 
 今のところ、全員80%(240点)以上なので一安心。

 貿易講座の打上げの前に少し時間が取れたので
 このページを久しぶりに更新します。


タイトルは、通関士試験:未練があればチャレンジ!
 
 最近、ちょっと前の元受講生からこんな感想を頂いていました。
 紹介するのを躊躇っていたのですが、

 今年の問題を解いてみたのですが、う~ん? 
 そんなに、むちゃくちゃ難しいかなぁ?って言うのが、
 正直な感想です!

  実は、前回のブログを読んだ他のずーーと前の受講生からも
  同じようなコメントを頂いていたのです。

  独学者からも受講生からも、合否は別として
  難しいとは思わなかった、私は解けたなど・・・


 こんなコメントを紹介すると
 ショックを受ける人も少ないと思いますが、
 御免なさい、敢えて紹介しました。

  おそらく、
  計算問題が簡単だったことが判断理由だと思いますが、

  所属の決定も、過去問にないものが出題されましたが
  この分野は満点を狙ってないので想定内だったと思います。

  おそらく最大の要因は、
  複数選択式が結構得点しにくいことにあるのだと思います。

   これは、2時間目の関税法等でも同じですが、
   2時間目は語群選択式というサービス問題があるので
   難しさが表面化しないだけじゃないかな。

   もっとも人によって違っていて、
   簡単といわれている計算問題で躓いた、という人もいます。

   所属の決定がさっぱりだった人もいます。

  結果として、
   15問中8問は正解できたけれど、9問は厳しかった。
   そんな人が多かったものと思われます。

   落ち着いて解き直してみると、何とかなるかも・・

 
 であるならば、
 たった1問で通関士を諦めるの?

   それは未練が残る!
   ここまで頑張ったのに!!
   
    木津先生は、こんなでたらめな試験諦めろというけれど、
    再受験したい!

   その気持ちが大切です。
   挑戦したい気持ち、戦いたい気持ち、  
   立ち向かう勇気が湧いてきたら

   何を躊躇(とまど)う必要があるのか?

 
 再受講したいのですが・・・
 恐る恐る尋ねて来られる。

   たった1問のために最初から全部受講する必要はないし
   同じ勉強を半年以上繰り返すことは苦痛だと思うのですが、
   如何でしょうか?

    原因をしっかり追求して、
    何をするのか?どうすべきか?を一緒に考えています。

    ですから、
    再受講希望者には、無料説明会・相談会の際に
    レポート提出を求めています。
    テーマは:

     1)今年の試験結果と来年の課題
     2)次年度合格のための方針
    
    勿論、
    再受講される場合は、再受講割引をもって優遇するけれど、

    あんなに頑張った人たちなら    
    次年度は独学でも大丈夫だろうと思うことがありますね。

     直前の3ヶ月だけ集中して受験勉強をする手もある。
     もっとも、不安であれば最初から受講してもよいが・・

  そんな相談を通じて浮上したのが、噂の再々チャレンジ勉強会だ。
    (クリックすると、一昨年のページが見られます。)

    これを、どのように平成22年版に改造しようか考えている。
    (参加希望者はご意見を送ってくださいね。)
     
    通関士試験が終わってすぐ、実務が難しかったと聞いて、
    うちの受講生は大丈夫だろうと思いながらも、万が一のために、
    受講生の救済措置が必要になるかもしれないと思い

    急遽、22年は3クラスという計画を2クラスにして
    再々チャレンジ勉強会の時間帯を確保しておいたのです。。

    もっとも、楽しいビジネス中国語講座が予想外の速さで食い込んできて、
    時間調整をしないといけないのだが・・・





    

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21年通関士試験を振り返って

2009-12-01 14:07:25 | 通関士
通関士試験の合格メール、ありがとう!
 おめでとうメール遅れてます。

 不合格メールも沢山頂きました、ありがとう!! 
  全くお返事が書けていません。

 昨日、このブログを更新する予定でしたが 
 貿易実務検定の講座とそのフォローアップが終わって
 安心と疲れで
 英語講座を終えて机の前でフリーズしてしまいました。
 

理屈ぬきで直感的にかつ直観的に
(今年の)通関士試験、狂ってるとしか思えない。

 慣れすぎたのか、諦めたのか、謀略なのか?
 非難の声が少ないのが不思議です。

  業界の人は   
   即戦力が必要だから実務の問題を難しくするのは当然、
   と以前から積極肯定派。
 
    じゃ、実務経験のある人はあの問題で合格点取れるの? 


  教育業界の人は
   基礎をきっちり積み上げて応用できる力を養うことで
   6割基準はクリアできる試験であると思う、
   なんてふざけたことを言ってる現状肯定派。

    じゃ、あんたとこの学校で努力した人は全員受かってるの?


  受験者は
   結果によって反応は様々でしょうが、
   複雑なお気持ちの人が多いでしょう。

   一緒に勉強してきた私も複雑です。
   これ以上のコメントは言葉になりません。
  
 
今年の初め頃は

 昨年の通関士試験の結果を受けて
 通関士試験は改善された、と思い込んでいました。

  改善されたということは
   不公平感の少ない試験になり、努力が報われるようになった、
   という意味ですが・・


今年の10月頃は

 受講生、受験生から試験の感想を伺って
 通関士試験は難しかったそうだ、
 解答速報の答えが割れて何やら嫌な予感

  でも、合格基準が発表されていないので
  調整されて妥当な結論を出して
  国家試験の看板(権威・名誉)を守るだろうと期待していた。
  
   期待はしたものの
    バラツキが多く不公平な試験と距離を置こうと決めたのもこの頃。

    これからの日本・世界を担う若者が
    このバラツキのために貴重な時間(青春)を費やすより
    どんどん先に先に進み

    より広い世界に目を向けるほうが良いのではないか?

     段階を踏んで勉強できる貿易実務検定に重心を移行し、
     ニーズが高まっている環境と中国語を取り入れようと目論見だした。

    通関士講座は、
     4年前に撤退を考えたこともあったが、
     比較的廉価で必要な人のお役に立ち存在価値があると
     教えてもらっていたので

     本当に必要で覚悟を持った人だけを対象に続けようと決めた。      
      それが、体験ゼミ受講テスト(入学テスト)であり、
      5クラスから2クラスへ減らすという決定でです。

       比較的廉価な受講料(でも受講生にとっては大金)とはいえ、
       最大の稼ぎ柱である通関士講座のクラスを減らすのは何故?
       という質問に対する答えです。

      
先週の金曜日

 恐れたことが起こった!
 今までの期待は甘かった。
 なんせ相手は国家権力だ。民の心を知らない。

 肯定派の多い中、
 天邪鬼の私の受け取り方は偏見に凝り固まっているそうだ:

  通関士試験
    「不公平で」
    「努力が報われない」
    「善良な民を網する醜い試験」 
    であることを自ら証明した。

    併せて、改善する意思のないことを宣言した。


今日、12月になり時間を作ってブログを書いています。

 このような通関士試験の本性を知った上で

  通関士試験合格が必ずしも必要でないなら   
    この試験から手を引き、新たな道を見つけるべきでは?


  通関士試験合格が絶対に必要なら、絶対に受かりたければ、
 
   通関業者に就職して通関業務に5年間従事して   
   科目免除で受験すれば、努力は報われる可能性が飛躍的に高まる。

    発想の転換である。
    通関業者に就職するために合格するのではなく、
    合格するために通関業者に就職するのである。(?)

     就職できたら勉強する必要ないようなものだけれど、
     就職したからこそ勉強するんですよね。(??)

   
   あるいは、ライフワーク覚悟で挑戦するかですね。

     何回か受け続けるとバラツキがあるので
     合格できる年があるのです。

      そのチャンスを確実に掴むようにする。
      ここ4年間では昨年でしたね。

      オリンピックみたいなものです。
      4年に1回です。
      そのチャンス(昨年)を逃してしまうと
      年齢的にも体力的にも厳しい。


    正面から堂々と挑戦される方は、それも人生、大いに結構!

      難問・奇問が4割以上も出題されることはないので、
      基礎力と若干の(?)応用力をつけて受かるまで努力する。

       これが意外と難しい!
       だって、今年だと96%の人は、コレが出来なかったのだから!

        (私の概算では、3科目受験者の合格率は4%前後)


  大阪のボケ老人の戯言でした。


  通関士(体験ゼミ)と、貿易実務検定講座12月中旬開講なので
  今からまた忙しくなりそう。

   死ぬまで時間は止まりそうにないな。
   かといって、仕事を止めて、「毎日が日曜日」も退屈だし、

   今年も、そして来年も頑張ろうぜ!




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