【ぼちぼちクライミング&読書】

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「看る力」阿川佐和子/大塚宣夫

2018年12月04日 20時41分22秒 | 読書(介護/終活)


「看る力」阿川佐和子/大塚宣夫

阿川佐和子さんと慶友病院、元院長・大塚宣夫 さんが介護や老後について対談。

阿川:点滴もしない?
大塚:しません。はっきり言えば、口に入れてもらったものを飲み込めなくなる、つまり食べられなくなったら、ほどなく最後を迎えると言うこと。その人の生きる限界だという考え方なんです。

認知症とは?
P30
大塚:認知症はひと言でいえば記憶の障害があるがゆえに、自分の中に入ってきた新しい情報をうまく処理できなくなっている状態とも言えます。人間は過去の経験を記憶という形で残しています。それと照合しながら、今起きていることに対してどう行動すべきか判断をする。けれども認知症は、その過去の記憶にうまくアクセスできない、あるいは即座につながらなくなっている状態にあるのです。

遠藤周作さんの言葉
P146
阿川:入院している旦那さんがだんだんと弱ってきて記憶が曖昧になって、最後まで覚えている言葉は、奥さんかお嬢さんの名前。ところが、反対に奥さんが弱って記憶が薄らいでいった場合、最初に忘れるのが、亭主の名前。

【ネット上の紹介】
作家、インタビュアーとして活躍するいっぽう、九十四歳で亡くなった父・弘之氏を看取り、いまは認知症の母の世話をするなど、介護経験豊富なアガワ。一万人以上のお年寄りと向き合い、六千人以上の最期を看てきた高齢者医療の第一人者、大塚医師。二人が語る親&伴侶の正しい介護法、理想的な老後の生活術―。
1 看る力・家族編(好物は喉につまらない
医療より介護、介護より生活
赤ちゃん言葉は使わない ほか)
2 看る力・夫婦編(認知症の診察は夫婦一緒に
定年後の夫は新入社員と思え
一人暮らしのススメ ほか)
3 看られる覚悟―あなたが高齢者になったら(七十五歳が節目
老人に過労死なし
なぜ老人はいつも不機嫌なのか ほか)


ジム会費

2018年12月04日 20時40分26秒 | クライミング(一般)

ジム年会費を支払った。
・・・108,000円(継続全店フリーパス)
有効期限は12月23日。
一年間、病気や怪我に注意して、練習したい。
以上、覚書として書いておく。