【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

アニメRGD

2013年03月30日 17時19分32秒 | TV/ドラマ
来週から4月。
アニメ版「RDG」が放送される。
(大阪はサンTV、4/3 深夜26:00)
PVが公開されているから、見てみて。

先行PV第2弾!
先行PV第1弾!


左表紙・・・アニメ版キャラクター原案を手がけた岸田メルさん描き下ろし装画の角川スニーカー文庫
右表紙・・・ハードカバーと同じ、酒井駒子さんが装画を描いている角川文庫

「涙と花札」金惠京

2013年03月29日 21時40分36秒 | 読書(韓国)

「涙と花札 韓流と日流のあいだで」金惠京

評判の作品を読んだ。よかった。
タイトルの「涙と花札」は、韓国の葬儀のシーンから来ている。

そこでは涙の数が死別の悲しみの深さを表し、参列者も遺族とその悲しさを分かち合う。
(中略)参列者を前にしなければ、遺族も声をあげて泣くことは余り無い。そして家族を亡くした悲しみの強さはどれ程のものか周囲もよく理解しているので、参列者は彼らの気持ちを和まそうと努力する。
そこで行われるのが、葬儀場(韓国では遺族がそこに泊まり込む)での参列者の間の花札である。

韓国では、葬儀場や病院の売店には必ず花札が置いてあるそうだ。
その花札は、1世紀以上前、李氏朝鮮時代後期に日本から入ってきたそうだ。
このように、日本と韓国の相違と相似が書かれている。
自伝の形をとり、体験とエピソードが紹介されている。
読んでいて、著者の人柄の良さが感じられ、好感度が高い。
世の中、金惠京さんのような方ばかりだったら、日韓関係もうまくいくんだけど。

[目次]
第1章 遠い日の記憶;
第2章 夢と受験のはざまで;
第3章 憧れの留学生活;
第4章 大学での忘れえぬ人々;
第5章 望郷;
第6章 道を切り拓く;
第7章 北朝鮮という運命;
第8章 アメリカを生きる韓国人;
第9章 終の帰還
【ネット上の紹介】
韓国人が分かる、日本人が見えてくる――新世代の韓国人法学者による注目の書! なぜ韓国人は葬儀場で号泣した後、賑やかに日本由来の花札に興じるのか? なぜ受験競争が世界一と言われるほど過熱するのか? 韓国人にとって北朝鮮とは何か? 五輪に沸くソウルで育ち、日本に憧れて明大と早大で学究生活を送った気鋭の女性法学者が、自らの体験をもとにユニークな視点で日韓の相違と相似を描いた好著!


「月刊社会保険」4月号

2013年03月28日 21時37分08秒 | 読書(エッセイ&コラム)

「月刊社会保険」2013年4月号VOL753

【がんばらない介護生活】by岡本祐三(医師)
第12回(最終回)・・・P24

『介護』に関連して、日本固有の「事情」について書かれている。

実は背後に資産「相続」の問題が、複雑かつ微妙にからんでいる場合が多い。特に嫁が介護する場合、嫁には法的に相続権が認められていない。そのため、老親介護についてもっとも嫁が貢献していても、「法定相続人」という日本独特の法律があり、遺言などがない場合、遺言の配分割合まで法律で決められていて、嫁は相続資産の配分について部外者扱いなのだ。だから嫁が激しい憤りをストレスとして抱え込みやすい。

川柳も紹介されている。

泣きながらよい方をとる形見分け

形見分け初めて嫁の欲が知れ

財産を、取り合い、位牌譲り合う

【参考リンク】
自分の人生を最優先してよいのだという、介護者の決意が必要だし、そのことへの社会的合意の形成が必要だ。

http://www.gambaranaikaigo.com/5todo.htm


「失踪日記」吾妻ひでお

2013年03月27日 21時38分53秒 | 読書(マンガ/アニメ)


「失踪日記」吾妻ひでお

体験を描いた実録マンガ。
吾妻ひでおさんは、突然仕事を投げ出し「失踪」する。
発作的に自殺を図るも失敗。
ストレス、アルコール中毒等が要因と思われる。
テントを張った本格的なホームレスにならず、
地面にビニールと毛布を敷くだけの路上生活。
日々の生活が、まるいペンタッチで表現される。
相当悲惨な状況だけど、深刻な印象を受けない。
笑いに昇華している。(意図してそう描いている)

話題になったインパクトのある作品。
初版は2005年だけど、色あせない内容。
マンガ好きな方も、そうでない方も、一読をお奨めする。

【ネット上の紹介】
突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。波瀾万丈の日々を綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション!「これはもう総てのアズマニア、だけでなく総ての現代人にとっての福音の書だと思いました。面白くて面白くて、泣く暇も震える暇もありません。[足の丸い四頭身で描かれた現代の新約聖書]て事でどうでしょうか。受難の煉獄とも言える全編を覆う、強烈な生命力が軽妙ですら有ります。」菊地成孔(ミュージシャン)


NHKためしてガッテン 2013年5月号

2013年03月25日 22時06分12秒 | 読書(エッセイ&コラム)


NHKためしてガッテン 2013年5月号

[特集・「脳」の老化を防ぐ生活]
ボケないための方法が書いてある。
要点をピックアップしてみた。
(以下、簡単にできそうな事を書いてみた)

【注意点】
●炭水化物をとりすぎない
●脂肪をとり過ぎずない
●血糖値を上げやすい食生活を続けない

【具体的な予防方法】
●食事の際、野菜から食べる
●よく噛む、ゆっくり噛む
●起床後、早めに朝食をとる
●朝食はしっかり食べる
●夕食はなるべく早めに食べる
●ダブル炭水化物を避ける
  例えば、次のような食事は良くない
   ラーメン+チャーハン
   カツ丼+かけそば
   ピザ+グラタン
   寿司+うどん
   定食+ポテトサラダ
   サンドイッチ+おにぎり
   カルボナーラ+パン

P29
【血糖コントロールで「脳」から若返る】
=5つの食事のコツ=
①低脂肪・低炭水化物の食事を心がける
②低カロリー&食物繊維豊富な食材で満腹効果を狙え
③空腹は我慢せず朝昼晩きちんと食べる
④大盛り早食いは厳禁!ゆっくり食べて腹八分目に
⑤1時間早めの朝食と夕食を!1日1杯のお酢も取り入れて


「おしかくさま」谷川直子

2013年03月23日 22時27分50秒 | 読書(小説/日本)

「おしかくさま」谷川直子

この表紙をよく見て。
鳥居の向こうに『ATM』の文字がある!
テーマは「お金」と「宗教」。
この重いテーマを、軽妙にコミカルに、(時にシリアスに)描いている。
一人称で物語が進行するが、語り手が次々に変わる。
父、母、姉、妹、妹の子・・・と、5人が交代で語る。
このめまぐるしさに最初戸惑うが、だんだん慣れてくる。

おそらく、「姉」に作者の心情が色濃く投影されている、と思う。
姉の語りが際だってシリアスだから。

P117
それにしたって夫があたしと別れるために慰謝料を払おうとしたのはまさに愛をお金で傷つける行為そのもので、みっともないお金の話が何カ月も続けられたのは二人の間で失われた未来につけた値段に食い違いがあったからだが(そもそもあたしの未来に金に換えられる値打ちがあったのだろうか)、高い慰謝料をもらっても傷つくということはやはりお金と愛は対極にあるというイメージもあながちお手軽な割り切り方でもないのだと思ったりしたわけで、けっきょく金を受け取ることであたしは愛に見切りをつけたのだから愛と金を等価と見なさねば前には進めなかった、そのことがいまもあたしを深く損ない続けている。

【ネット上の紹介】
おしかくさまという“お金の神様”を信仰している女達に出会った49歳のミナミ。先行き不安なバツイチの彼女は、その正体が気になって…… “現代の神”お金を問う、文藝賞受賞作。


落石注意

2013年03月23日 22時27分37秒 | クライミング(広報)

TCNetに、「落石注意」の呼びかけがある。
経験から言って、春は特に落石が多い。
不可抗力の場合もあるが、注意することで防げる場合もある。
次にリンクしておくので、参考にしてみて。
*もし子供を岩場に連れて行くなら、ヘルメット必携。

 * 落石に注意しましょう


原発を詠む

2013年03月23日 21時38分34秒 | 読書(小説/日本)

青雨記.jpg
↑歌集「青雨記」現代短歌新人賞受賞

朝日新聞2013年3月19日文化欄に『原発を詠む決意』という記事が掲載された。
高木佳子さんは福島県いわき市に住む歌人。
次の歌が紹介されている。

あをいろの雨はしづかに浸みゆきて地は深々と侵されてゐる

深くふかく目を瞑るなり本当に吾らが見るべきものを見るため

【参考リンク】
原発を詠む決意 被災女性歌人「生きた証しに」 2013年03月19日


「噂の女」奥田英朗

2013年03月16日 08時47分07秒 | 読書(小説/日本)

「噂の女」奥田英朗

おもしろかった。
先日「沈黙の町で」を読んだが、こちらの方が断然面白い。
奥田英朗さんらしい作品で、世俗を超リアルに描いている。
地方が舞台で、その世間の狭さ、欲望を極限に追求して笑いの領域まで持って行ってる。

「沈黙の町で」はシリアスドラマだけど、こちらは「空中ブランコ」「ガール」に近い。
どちらも地方が舞台だけど、本作品と「沈黙の町で」は、コインの裏表と思う。
「沈黙の町で」は、群像劇で意欲作だけど、著者は書いていて疲れたんじゃないだろうか?
その反動が「噂の女」となって出てきた。そんな気がする。

短編が10編収録されていて、すべてに1人の女が関わっている。
とんでもない女だけど、最後は応援したりしてしまう。
人生の悲哀と笑いは紙一重。
ホント名人芸、と思う。

【参考リンク】
「沈黙の町で」奥田英朗


【ネット上の紹介】
中古車店に毎晩クレームをつけに通う3人組、麻雀に明け暮れるしがないサラリーマン、パチンコで時間をつぶす失業保険受給中の女、寺への寄進に文句たらたらの檀家たち―。鬱屈した日々を送る彼らの前に現れた謎の女・美幸。愛と悲哀と欲望渦巻く連作長編小説。

『ROCK&SNOW』059号

2013年03月14日 23時38分54秒 | 読書(山関係)


『ROCK&SNOW』059号

いくつかチェックポイントを書いておく。
まず、【特集・日本の名ルート100】・・・う~ん。
【ミステリベスト10】なんかと同じで、自分の趣味どおり、って訳にいかない。
上位にクラックの名作「スネークマン」「モスラパワー」が入っているのがしぶい。
どちらもシンハンドの箇所があって、私のように指が変形しているクライマーにはつらい。
練習と経験の蓄積で、以前より難しく感じる、って皮肉な話である。
P24、東さんが「スネークマン」(11a)をクラック入門にベスト、と書いているが、これはどうだろう?入門なら「これなんですか」(10a)、と思う。2ピッチ目にあるやんけ、と言われるかもしれないが、右から回り込んでビレイポイントに行ける。11クライマーが「スネークマン」に取りついて終了点に到達できるだろうか?(12クライマーでも難しいかも)私は「入門ルート」と思わない。
・・・とは言うものの、世の中にはクラックの達人がいる。
めぐみちゃんは、MCで「女神」をOSし、「モスラパワー」を1ロワーダウンで登った、と聞いている。80年代の話である。(昔だからギアは貧弱)当時、すごい人がいるなぁ、と思った。(今でも充分すごいけど・・・ちなみに瑞浪「アダム」「イブ」も一撃した、と聞いている)
 さて、「日本の名ルート100」で他にも気になった点がある。
柏木のルートが入っていること。気持ちは分かるけど、柏木はまだ 「自粛中」。
レストランのメニューに表示して、すっかり食べる気になって注文したら、「今これ作ってません」、と。(編集部でも掲載に当たって意見が分かれたでしょうね)
 もうひとつ。
選者がはっきりしないこと。
コメントを書かれている方以外にも大勢で選んだように思う。
最後に、選者一覧を羅列して欲しかった。
「この人たちが選んだのか」、と感慨にふけりたいのに、それが出来ない。(残念)
この特集についてのコメントはこれでオワリ。

次、行ってみよう。
P40、正田マンと山田君がスペインで9aを登った話。
2人とも、ジムで顔を合わせて話をする。
身近な人がクローズアップされて、何となく嬉しい。
(関東のクライマーばかり紙面を賑わすのは抵抗を感じる・・・関西クライマーが活躍すると嬉しい)

P74笠置ボルダー「Re Birth」倉上慶太
P76「下地に問われるもの」室井登喜男
・・・クライミングに対する基本的な心構えについて書かれている。
私はとても大切なことだと思う。
世の中が変化しても、いくら上達しても、この部分は押さえておく必要がある。
重要なことと思う。

P105「ロープ特集」
11㎜の時代から何本も使ってきた。
ロープは消耗品である。
これをけちってはいけない。危険だから。
クライマーにとって軽いロープほどありがたい。
でも、軽いロープは、、たいがい細い。
細いロープって、クライマーは登りやすいけど、フォールを止めにくかったりする。
私はATCを使ってる。
たとえロープが細くても、(同じくらいの体重なら)フォールを止める自信がある。
でも、非力な女性には難しい、と思う。
クライマーはパートナーと相談してロープを選ぶべし。

P113「パトリック・エドランジェ」
懐かしいというか、感慨深いというか。
その時の「クライミングジャーナル」の記事を、今でもうっすら覚えている。(雑誌はジムに寄付して手元にない)インタビューに答えていて、だんだんエドランジェが不機嫌になり怒り出すのが印象に残っている。

【おまけ】
【特集・日本の名ルート100】の関西編で「プロミネンス」がある。
まだ発表される前、手書きのトポの頃、苦労してRPした覚えがある。
坂口さんの傑作である。
ボルト全て手打ちした、と聞いている。(開拓者・坂口さんから直接聞いた)
「OSした」ってクライマーは、少ないと思う。核心部難しいから。
今も少ないと思うし、出来た当時80年代は、皆無に近い。
それでも、居ない訳じゃない。
室井登喜男君のお父さんが核心部を行きつ戻りつ粘ってOSした、と聞いている。


「いきもの図鑑えほん」前田まゆみ

2013年03月12日 21時58分02秒 | 読書(絵本)

「いきもの図鑑えほん」前田まゆみ

生き物152種が紹介されている。
例えば「きつね」の項目。

P29
「お稲荷さん」とも呼ばれる稲荷神社は、もとは穀物や農業の神をまつる神社。中国から渡来した秦氏が平安時代に建てました。
古代中国の陰陽五道という哲学では、黄色が「土」をあらわし、黄色い毛のきつねを土の化身としました。そこで、きつねが、土に育つ作物の神である稲荷神のお使いと考えれた、ともいわれます。また、きつね色した油あげが、稲荷神社に供えられ、きつねの好物といわれるようになった、とも考えられています。

「みつばち」の項目
P54
にほんみつばちの群れには、1匹の女王ばちと、数千匹の働きばちがいます。働きばちは全部メスで、女王ばちから生まれた姉妹です。オスばちは、春の交尾期に数匹うまれ、交尾したあと、すぐに死んでしまいます。
(よく働くのはメスだったのか!オスはすぐ死んでしまうんですね・・・byたきやん)

【ネット上の紹介】
生き物の生態をイラストで紹介!どのように生まれて、おとなになるのか?体の特徴、好きな食べ物ほか、知りたかった生き物のヒミツがわかります。日本に暮らす身近な生き物、全152種を紹介。

芸術新潮 2012年4月号

2013年03月10日 16時48分43秒 | 読書(エッセイ&コラム)


芸術新潮 2012年4月号

バックナンバーをチェックしていて見つけた。
この特集を見逃していたとは!
中条省平さんと大友克洋さんの対談が濃い。
いくつか印象に残った文章を抜き出してみた。

P34-P43
中条:また顔といえば、大友さんは「日本人の顔を初めてリアルに描いたマンガ家」とも言われます。

中条:そこから線に注目すると、大友さんは背景と人物で区別をつけずに、同じ細さで描いていますよね。(中略)
大友:昔、水木しげるさんが好きだったんですよ。異様なほど緻密に描かれた背景の中に、鬼太郎なんかがいる絵を見て、「なるほどな」と思った。背景は画面の中で一番面積を取るんだから、そこをしっかり描き込んで人間を立たせるべきだと思うようになりました。

大友:マンガっていうのは結局記号の組み合わせですけど、自分はもっと、絵の方にいきたいんですね。記号を組み合わせたキャラクターを描いて、そこに満足感があったとしても、それは絵ではないので。



【参考リンク】
映画『火要鎮』フォトギャラリー


「地のはてから」(上・下)乃南アサ

2013年03月07日 23時08分11秒 | 読書(小説/日本)

「地のはてから」(上・下)乃南アサ(表紙の絵は、東山魁夷さんの『緑の窓』)

アイヌの言葉で、『地の果て』を『シリェトク』と言う。
シリェトク=知床、である。
本作品は、大正から昭和にかけて、知床を舞台に少女・とわの成長を描く。
成長小説であり、北海道開拓史であり、昭和史でもある。
第六回中央公論文芸賞受賞。
力作だし、とてもおもしろかった。

一部文章を紹介する。
P162(下巻)
結局もう二度と、みんなで身体を寄せ合って寒さから身を守り、互いの温もりだけを頼りに冬を越すなどはない。そういう時代には戻れない――そんな風に考えると、心細さに震えが上がってくるようだ。大人になるということは、こうして一つにまとまっていたはずの家族全員が離ればなれになっていうという、それだけのことなのだろうか。だとしたら本当につまらない。国に言われれば、言われるままに兵隊にいき、親がそう決めたとなれば、見知らぬ男のところへも嫁にいく――大人になんか、なるのではなかった。

PS1
なお、豆知識として、本作品ヒロイン・とわの孫が「ニサッタ、ニサッタ」の主人公・耕平。

(まだ読んでいないので、機会があれば読んでみたい)

【ネット上の紹介】
物心ついたとき、少女はここで暮らしていた。アイヌ語で、「地のはて」を意味するというこの土地で。おがちゃの背中と、あんにゃの手に、必死にしがみつくようにして。北海道知床で生きた女性の生涯を、丹念に描き、深い感動を呼び起こす。構想十年―書き下ろし長編小説。

PS2
読んでいて、船山馨さんの「お登勢」「石狩平野」を思い出した。

著作権と出版権

2013年03月05日 22時19分58秒 | 映画(一般)

 
昨年、映画「テルマエ・ロマエ」が公開された。
著者のヤマザキ・マリさんは、さぞ儲かったろうなぁ、と思っていた。(大きなお世話)
ところが、今年2月バラエティ番組で、ヤマザキさんが、「テルマエロマエ」の映画化について受領した原作使用料が約100万円だった、と発言。
これがネット上で波紋をよんでいる。
「安すぎるやんけ」、と。

私は『著作権』しか知らなかったが、これ以外に『出版権』というのがあるそうだ。
つまり、著者の権利じゃなく、出版社の権利。
映画化などは、出版社の『出版権』に属するようだ。
詳しくは、ヤマザキ・マリさんのブログをリンクするので、読んでみて。
弁護士さんが説明してくれているから。(とても興味深い)

物議を醸した原作使用料100万円の件に関して

上記ブログから、印象に残った文章を転載しておく。
【出版社と著者の関係について】
「会社と従業員」という主従関係はなく、契約当事者でもあり、ビジネスパートナーでもある一方、家族や親子のような関係でもある。
この両面(ビジネスパートナーであるという側面と、ファミリーであるという側面)を、うまくコントロールして作家と接している出版社では、作家との騒動は生じません。
(この『家族』の例えは、いかにも日本的な気がする。欧米はどうなんだろう?byたきやん)


モザンビークで暮らす日本人女性ボランティア

2013年03月03日 08時32分36秒 | TV/ドラマ

以前、栗山さやかさんの「なんにもないけどやってみた」という本を紹介した。
この作品では、エチオピア・医療施設での様子を中心に語られている。
現在は、モザンビークに生活の拠点を移動。
そのモザンビークでの生活の様子が、今回TVで紹介された。
T-tubeで検索したら、出てきたので、次にリンクしておく。
サムネイル

【著者のブログ】
ゴミ山のこと。 (02/24)

温かいコメント本当にありがとうございます。 (02/17)

【参考リンク】
「なんにもないけどやってみた」栗山さやか