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「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

【海外での「蟹工船」主な翻訳出版】 

2008-12-18 13:46:59 | 多喜二研究の手引き
【海外での「蟹工船」主な翻訳出版】

 「蟹工船」は多喜二在世中より世界に知られ、翻訳された。おもな訳として「蟹工船」(中国語 潘念之訳)上海大江書鋪1930年をはじめ、「蟹工船」(英語)ニューヨークインターナショナル出版社1933年、「蟹工船」(チェコ語 ヴラスタ・ヒルスカ訳)人民図書館1947年、「蟹工船」(ロシア語 アストルガーツキイ訳)沿海書籍出版所1960年、 「蟹工船」(中国語 楼適夷訳)1955年、「蟹工船」(ドイツ語)「民族と世界」出版社1958年、「蟹工船」(ベトナム語 マイ・ホン訳)文学出版社1962年、「連環画蟹工船」(中国語 楼適夷訳・辛人改編・金立徳作画 上海人民美術出版社1962年、「蟹工船・不在地主」(英語 フランク・モトフジ訳)ワシントン大学出版会1973年、「日漢対照蟹工船」(中国語 李恩敬訳)北京出版社1981年、「蟹工船」(韓国語イ・クィウォン訳)チング出版社1987年などが知られている。近年も「蟹工船」(韓国語 梁喜辰訳)2008年などが取り組まれて新たな広がりをみせている。






  
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ボーランド語のも (Prof. Shima)
2008-12-19 12:46:46
先日のオックスフォードでの多喜二シンポジウム
では、ボーランドのモニカ・津田さんから、
ボーランド語版の紹介もありましたね。ボーランド
語で朗読されると、なにかボーランド映画の一場面
みたいな感じで、またかっこよかったのが印象に
残ってます。
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