「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

日本科学的社会主義序説 守屋 典郎

2021-09-12 17:01:07 | 多喜二研究の手引き

日本科学的社会主義序説
守屋 典郎

 

 

目次(「BOOK」データベースより)

第1章 1920年代前半期における科学的社会主義の導入と成長(初期における科学的社会主義の輸入および摂取/マルクス主義経済理論研究の進展および価値論論争/福本イズム)/

第2章 国際的理論の摂取と評価(影響力をもっていた主要な国際的理論とその批判/猪俣津南雄によるローザ批判)/

第3章 マルクス主義による日本資本主義の研究のはじまり(初期の研究/補・野呂「日本資本主義前史」の解説/日本帝国主義論についての右翼社会民主主義との闘争と理論の進展/天皇制の意義についての未熟な見解)/

第4章 1927年テーゼと理論的進展(27年テーゼの政治的・理論的意義/27年テーゼによる理論的進展と「労農」派との対立)/

第5章 4・16から1932年テーゼまで(4・16いごの理論戦線と野呂栄太郎の活動/農業理論への新しい取り組み/「政治テーゼ草案」と反対派との闘争/地代論論争/山田盛太郎理論)/

第6章 1932年テーゼと『日本資本主義発達史講座』(32年テーゼ/岩波『日本資本主義発達史講座』/補・天皇制の基礎について)/

第7章 「講座」派理論の展開と批判(いわゆる「日本資本主義論争」と「講座」派理論の進展/補・櫛田による前資本主義地代論の誤謬/「講座」派農業理論の展開と批判理論)/

第8章 戦前日本独占資本主義の構造とこれについての戦前および戦後の理論(本問題にたいする戦前理論の達成/戦後理論とその批判)/

第9章 『資本論』『帝国主義』の継承をめざして


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