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「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

小林多喜二没後80年・生誕110年記念イベント

2012-12-23 10:49:00 | 各地多喜二祭情報

※12/23判明分

【北海道】

◇多喜二を語るつどい・くしろ
2月10日(日)13時半 市生涯学習センター 記念講演・長谷田直之

◇小樽多喜二祭
2月20日(水)13時半 墓前祭 奥沢墓地 
18時半 記念の夕べ 小樽市民センター 記念講演・尾西康充

 【秋田県】
◇第48回秋田県多喜二祭
2月16日(土)13時 県生涯学習センター 記念講演・荻野富士夫

◇大館多喜二祭
2月17日(日)14時 大館中央公民館 記念講演・荻野富士夫

 【埼玉】
◇所沢多喜二祭
2月18日(月)18時半所沢ミューズ 記念講演・荻野富士夫
多喜二展 12時~20時半 同所展示室

 【東京】
◇杉並・中野・渋谷第25回多喜二祭
2月19日(火)渋谷区文化総合センター 記念講演・澤地久枝 ピアノ演奏・村上弦一郎

◇小林多喜二のつどい(主催日本民主主義文学会) 
みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)池袋駅東口徒歩5分  記念講演・尾西康充

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2013年大阪多喜二祭 案内開始!!

2012-12-17 22:12:43 | 各地多喜二祭情報

自民党は3割の得票で7割の議席を得た。

かならずしも、自民党を過半数の支持を得たわけではない。

共産党は議席を一つ後退させた。

残念だ。

社民は大幅に後退した。

残念だ。

なぜ、前進できなかったのか。

どうすれば前進できたのか。

その答えを模索しよう。

井上ひさしが紡いだ、多喜二の言葉を指針に。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

「絶望するには、いい人が多すぎる。
希望を持つには、悪いやつが多すぎる。
絶望から希望へ橋渡しをする人がいないものだろうか」

舞台「組曲虐殺」から。

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2013兵庫・多喜二を語るつどい記念講演にノーマ・フィールド氏登壇予定

2012-12-01 00:01:34 | 各地多喜二祭情報

1933年・特高警察によって虐殺された小林多喜二の没後80周年を記念する、2013年兵庫・多喜二を語るつどいの企画概要が固まった。

会期は、2013年2月24日午後2時より。

会場は、兵庫・神戸市中央区 のじぎく会館大ホール。

今回は没後80年を記念する大きな節目となることから、「蟹工船」ブームの立役者の一人で岩波新書『小林多喜二』の著者である、ノーマ・フィールド氏(アメリカ・シカゴ大学名誉教授)が登壇予定とのこと

おりから『すばる』12月号には、井上ひさし氏の絶作となった舞台『組曲虐殺』をめぐっての座談会も掲載されている。

この座談会は初演直後に作者井上ひさし氏を囲み、小森陽一、成田龍一氏らが語り合った様子を記録したもので、井上ひさし氏最後の座談会となった貴重な記録。本来なら2年前に掲載されるはずのものだったが、井上氏が急逝したことでお蔵入りになっていた。

再演を前にしてご遺族の井上ユリさんの協力を得ることができ、掲載となった。

 座談会は、実は井上ひさし『組曲虐殺』と、ノーマ・フィールド著『小林多喜二』の二つを柱にして行われた対談だった。

『組曲虐殺』の部では、多喜二最後の二年九ヶ月を描き、転向と拷問、プロレタリア文学と「党生活者」、北海道言葉と標準語、芝居の力・言葉の力、革命家の像などを縦横に語り、

『小林多喜二』の部では、このところノーマ・フィールド氏が深めてきた「多喜二の未完成性」、「政治の優位性の問題」、「多喜二の死を共有することの意義」などを語り合い、21世紀を生きる我々にとって小林多喜二の作品をどう読み直すのかを提起している。

ノーマ・フィールド氏はまた、勤務校であるシカゴ大学が核兵器開発の発祥ーマンハッタン計画を進め、所在地のイリノイ州が全米でもっとも原子力発電基地をシェアしていることもあって「シカゴ大学の核・原発問題シンポジウム」のコーティネーターをつとめるなど、反核運動・反貧困運動にも力を尽くしている。

今回の講演ではこうした実践をもとに、3・11以後、とりわけ総選挙後の日本が多喜二の文学とその実践から何を学ぶのかという問題提起が期待される。

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2013/2/18 第3回「多喜二祭in所沢」実行委員会からのお知らせ

2012-11-14 19:24:16 | 各地多喜二祭情報

第3回「多喜二祭in所沢」 (アントンパパ)2012-11-14 10:46:30

第3回「多喜二祭in所沢」実行委員会からのお知らせ

来年2013年2月は多喜二没後80周年です。

所沢市在住(小樽出身)の浜林正夫一橋大学名誉教授が代表者となり、着々と準備が進められています。

「伊藤千代子の会」の藤田廣登さん、小樽文学館、日本共産党中央委員会などの全面的な協力で、全国的にも画期的な「多喜二祭」が開催されることになります。

2013年2月18日(月)所沢市「ミューズ」

 特別記念講演は荻野富士夫小樽商大教授です。

同時開催の資料展示には多喜二のデスマスクをはじめ、多喜二が使用していた文机、新しく発見された「蟹工船ノート稿・原稿」などが展示されます。

画期的な展示となるでしょう。

全国の皆さんのご来場を願ってやみません。
 

詳しいことはまたお知らせしましょう。(事務局長 安東彰義)

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第3回「多喜二祭in所沢」

2012-09-17 13:12:03 | 各地多喜二祭情報

埼玉県所沢市にて第3回「多喜二祭in所沢」が計画されています。

2013年2月18日(月)、会場は埼玉県・所沢ミューズ。

記念講演に荻野富士夫小樽商科大教授。

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第5回伊勢崎・多喜二祭大成功!!

2012-09-10 23:20:02 | 各地多喜二祭情報

伊勢崎・多喜二祭「多喜二奪還事件」のブログより:

 第5回伊勢崎・多喜二祭、充実の内容で新たな前進を実感!

 http://t.co/wN4zlCeh

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北海道江別で多喜二祭/伊勢崎での釈放事件などエピソード語る

2012-03-18 19:18:28 | 各地多喜二祭情報

 第4回「江別の多喜二祭」が3日、北海道江別市の「ドラマシアターども」で開かれ75人が参加しました。

 第1部では、あんねんゆうこさんと柏木恵子さんが、「ばば漫才・多喜二さんへ」で聴衆を沸かせました。

 多喜二の姉チマさんと多喜二が勉強部屋を借りた隣家の上山初子さんをそれぞれ演じて多喜二の墓前に語りかけ、戦後初子さん宅から発見された多喜二の絵「忍路」などのエピソードを語りました。

 続いて宮田汎さんが、近年発掘された厚木市七沢温泉福元館に多喜二がこもって「オルグ」を書いた事実や、群馬県伊勢崎で逮捕された多喜二らを民衆が抗議して釈放させた事件、小樽で多喜二の百か日法要のとき、骨箱を縛っていた赤縄を当局にほどかせてお経を上げた僧侶の話などを、現地を訪れた映像を映して説明しました。

 第2部では金時江(キム・シガン)さんが多喜二同様、治安維持法で捕らえられ、1945年福岡刑務所で獄死した朝鮮人の詩人尹東柱(イン・トンジュ)の経歴を、植民地支配の中での差別にも触れて紹介し、彼の詩「道」を朗読しました。

 宮武玲子さんのピアノと岩永八重子さんの歌で多喜二の愛した音楽を演奏し、ケイ・シュガーさん作詞作曲の「多喜二へのレクイエム」を参加者と一緒に合唱しました。

 「劇団ドラマシアターども」の団員らが多喜二の初期短編「健」を群読。沖野光宏さんがギターを演奏し、佐藤由美さんが三浦綾子の「母」を朗読しました。
(2012年03月09日,「赤旗」)
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第24回杉並・中野・渋谷多喜二祭 動画(2012-02-27)

2012-03-03 17:15:49 | 各地多喜二祭情報
2012-02-27shibuya.WMV



小林多喜二、最後たたかいを飾るアジトの近く、そして日本共産党の創立大会が開かれた渋谷が今回の会場。

しかし、そのことを主催者がどう考えていたのか、なんのアッピールもなかったなぁ殻。
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2004年、秋田 小林多喜二生誕百年展 akitatakijitenji.wmv

2012-03-03 17:05:49 | 各地多喜二祭情報
2004年、秋田 小林多喜二生誕百年展 akitatakijitenji.wmv


多喜二の文学展示は困難な課題が多い。
まず第一に指摘されるのが、多喜二の書簡、原稿などの第一次資料の所蔵情報が明らかにされていないこと。多喜二全集解題での情報が古すぎて、もはやそこに明記されている情報が誤っているということだろう。

そこには、市立小樽文学館も、日本近代文学館、小樽商科大学図書館にさえ、一言もふれて紹介されていないのだから。
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「蟹工船は現代見通す」 県多喜二祭、フェリス大島村輝教授講演

2012-02-19 11:05:26 | 各地多喜二祭情報
秋田のニュース:暮らし・話題
「蟹工船は現代見通す」 県多喜二祭、フェリス大教授講演




 20日が命日の大館市生まれのプロレタリア作家・小林多喜二をしのぶ「第47回県多喜二祭」が18日、秋田市の県生涯学習センターで開かれた。約160人が参加し、講演や朗読などに耳を傾けた。

 県内在住の多喜二の作品愛好者らでつくる実行委員会の主催。フェリス女学院大学(神奈川県)の島村輝教授(54)=日本近代文学=が「いま、改めて『蟹工船』と世界を考える」と題して講演した。

 島村教授は、原発事故で明らかになった原発労働者の実態や、世界に広がる金融・財政危機と格差問題について触れながら、「多喜二の代表作『蟹工船』が描いた世界は、今起きている現象を見通していたようにも読み取れる」と指摘。「原発問題などが自分の身に降りかかったらどうなるのか、常に当事者の意識を持ってほしい」と呼び掛けた。

 来月16〜19日には同祭50周年記念展(入場無料)が秋田市のアトリオンで開かれる。
 問い合わせは多喜二展を成功させる会・工藤さんTEL018・887・2007

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兵庫県多喜二祭

2012-01-22 18:46:37 | 各地多喜二祭情報
田中 隆夫さんよりの情報です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

兵庫県全体の多喜二祭も毎年行っています。

伊丹と今年は調整して、伊丹の翌日16日午後2時より 神戸まちづくり会館(元町)で行います。
"「伊勢崎奪還事件」と小林多喜二" を
講師、大田努多喜二・百合子研究会副代表、日本民主主義文学会会員・文芸評論の講演で行います。
追加をしておいてください。

なお、主催は「兵庫多喜二・百合子の会」ですが、今年は会の発足10年を記念して、小樽小林多喜二祭と小林多喜二国際シンポのノーマ・フィルド記念講演に参加するツアーを行います。
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2012年多喜二祭情報

2012-01-22 11:31:04 | 各地多喜二祭情報
2012年多喜二祭情報
●古河多喜二祭 2月3日(金)午後1時
(茨城県古河市)古河文学館
朗読:母の語る小林多喜二
記念講演 奈良達雄氏
演題:「上野壮夫文学全集」刊行を記念して
電話 0280-32-5761

●小林多喜二を語るつどい・くしろ 2月4日 (土)午後1時30分
釧路市生涯学習センター 多目的ホール
記念講演 米倉斉加年氏
演題:米倉斉加年の演劇活動と小林多喜二
歌ごえと朗読、講演の二部構成
電話  0154-42-5740    l

● 第10回阪神北小林多喜二祭 2月15日(水)午後6時30分
(兵庫県伊丹市)いたみホール
音楽:グループ・ジュネス・ファミリーアンサンブル
記念講演 大田努氏
演題:群馬県伊勢崎町「多喜二奪還事件」の真相
電話 072-781-0122l

● 第11回神奈川七沢多喜二祭 2月17日(金)午後1時半 
(神奈川県)伊勢原市民文化会館
合唱・ヴァイオリン演奏
記念講演 三浦光則氏
電話 045-304-5884

●大館多喜二祭
北村隆志氏の講演「歴史的岐路と「蟹工船」」
2月17日
大館中央公民館
で行われるようです。

●第47回秋田県多喜二祭 2月18日(土)午後1時
秋田県生涯学習センター(秋田市)
~秋田県多喜二祭50周年記念 記念講演 島村輝氏
演題:いま、改めて『蟹工船』と世界を考える


●第6回大阪多喜二祭 2月18日(土)午後2時
クレオ大阪東ホール
多喜二追悼の抒情歌/清水紫さん
記念講演 日野秀逸氏
演題:人間の健康・多喜二・人間的復興(仮題)
電話 06-6772-7555

●多喜二追悼ウォーキング(東京) 2月20日(月)午後1時
麻布十番→築地 
電話 090-4527-1129 藤田廣登

●小樽多喜二祭・墓前祭 2月20日(月)午後1時
その後、交流会・レセプション

●小林多喜二国際シンポジウム 2月21日(火)~23日(木)
記念講演会 21日(火)午後6時 小樽市民センターマリンホール
小樽商大室内管弦楽団
記念講演 ノーマ・フィールド氏
演題:小林多喜二を21世紀に考える意味
ミニ・パネル 島村輝氏他
シンポジウム詳細は小樽商科大学へ

●第24回杉並・中野・渋谷多喜二祭
2月27日(月)午後6時20分
渋谷区文化総合センター
朗読・語り:いまむらいづみさん/ピアノ演奏:村上弦一郎氏
記念講演 荻野富士夫氏
電話 03-5382-3177

●江別多喜二祭 3月3日

●秋田「小林多喜二展」
3月16日(金)~19日(月)
秋田市アトリオン2階第一展示室
*上記各イベントには、資料代や参加費等が必要です。
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2012小樽小林多喜二国際シンポジウム スケジュール 

2011-12-08 00:03:22 | 各地多喜二祭情報

2012小樽小林多喜二国際シンポジウム スケジュール 

2012年2月21日~23日に,小樽商科大学で「小樽小林多喜 二国際シンポジウム」が開催されます。


... シンポジウムの全日程で,一般の方々の傍聴が可能です。


会場などの関係から事前の予約制とする予定です。
その予約募集の方法などについては,同大ホームページで,告知されています。
先着順だとか。


情報ソースは小樽商科大学ホームページ

           ↓

http://www.otaru-uc.ac.jp/news/2011/12/post-45.html

2012年2月21日~23日に,小樽小林多喜二国際シンポジウムが開催されます。

の全日程で,一般の方々の傍聴を歓迎。
会場などの関係から事前の予約制とする予定。

◆2月21日(火)  9時開会  
 【場  所】    小樽商科大学会館多目的ホール
 【スケジュール】  
 9:00 開会式 
      学長挨拶 
      シンポジウム趣旨説明               

◆第1分科会「多喜二文学の国際性」
 9:30  第1部「多喜二文学翻訳の可能性」
      ○梁 喜辰(韓国)
       「韓国語『蟹工船』翻訳をめぐって」    
      ○マグネ・トリング(ノルウェー)
       「方言と歴史」       
      ○ジョルディ・ジュステ・小野 志津子(スペイン)
       「スペイン語『蟹工船』翻訳をめぐって」   
      ○エヴリン・オドリ(フランス)
       「フランス語『蟹工船』翻訳をめぐって」   
      ○ファリエロ・サリス(イタリア)
       「「蟹工船」の現在」    
 
 10:45~11:45    
全体質疑・討論                     
 11:45~13:15    
昼食・休憩                          

10:45~11:45    
全体質疑・討論                     
 11:45~13:15    
昼食・休憩                          

 13:15  第2部「多喜二と国際プロレタリア文学運動」 
     ○秦剛(中国)
      「旧植民地の炭鉱での「蟹工船」公演――瀋陽で出版された『戯曲蟹工船』について」 
     ○高橋 純
      「1932年における国際的多喜二評価の一端」    
     ○嘉瀬達男
      「多喜二「母たち」の中国語訳の意義」     
     ○ヘザー・ボーウェン=ストライク
       「『安子』と国際モガのジレンマ」        

15:00~15:30  
       休憩                               
  15:30~17:00  
       全体質疑・討論                                      

18:30 シンポジウム記念講演会   
 【場 所】 小樽市民センター マリン・ホール  
 【スケジュール】 
  学長挨拶                             
  商大グリー・クラブ合唱・室内管弦楽団演奏(予定)              
  19:15~20:15 ノーマ・フィールド(シカゴ大学教授)記念講演
            「小林多喜二を21世紀に考える意味」
  20:15~20:45 『蟹工船』の広がりと深まり(ミニ・パネル)            
            『蟹工船』のノート草稿を読み解く(島村輝) 
            各国語への翻訳が語るもの 意図・苦心・反響、朗読(海外からの参加者を中心に)

2月22日(水)  
 【場  所】    小樽商科大学会館多目的ホール
 【スケジュール】 
 9:00 第1分科会「多喜二文学の国際性」(続)
  第3部「多喜二の「反戦・平和・国際主義」をめぐって」
    ○サミュエル・ペリー(アメリカ)
     「小林多喜二と姜敬愛の新聞小説――ジャンルと主義における文学的矛盾を求めて」 
    ○ジェリコ・シプリス  
     「多喜二の世界中の同志達」        
    ○今西 一  「『蟹工船』とマイノリティ」
            
10:20~11:45   全体質疑・討論                      
11:45~13:00   食事・休憩                            

13:00 第2分科会「多喜二「ノート草稿」を読み解く」 
    ○島村輝
     「「蟹工船」から「党生活者」へ――ノート・草稿に見る多喜二の挑戦」
    ○尾西康充  「草稿ノートの研究――『オルグ』を中心に」     
    ○神村和美  「独房」                      
    ○高橋秀晴  (未定)                     
14:30~15:00   休憩                             
15:00~16:30   全体質疑・討論                        
16:30~17:00   小樽商大大学史料展示室・図書館(寄託多喜二旧蔵書)見学      
17:30~19:00   夕食会(大学生協)                        

2月23日  
【場  所】    小樽商科大学会館多目的ホール
【スケジュール】 
9:00   第3分科会「多喜二研究の諸相」
      ○鳥木圭太   「多喜二・身体・リアリズム――「工場細胞」「オルグ」をめぐって」
      ○楜沢 健   「壁小説」                     
      ○山崎眞紀子 「小林多喜二『防雪林』―防雪林に込められた比喩表現」                                 
      ○荻野富士夫 「社会経済史的・軍事的観点からみた『蟹工船』」  
10:20~11:10  全体質疑・討論                       
11:10~11:40  総括討議・閉会式                       
11:50~12:40  食事                               
13:00~15:00  小樽市内多喜二関係地点視察他                 
15:00       終了予定
  
〈お問い合わせ〉
シンポジウム実行委員会 荻野富士夫 ogino*res.otaru-uc.ac.jp
(*を@マークに変更してお送り下さい)

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3/16〰 秋田 「小林多喜二展」開催へ

2011-12-07 23:58:37 | 各地多喜二祭情報

秋田県多喜二祭50周年
... 小林多喜二展への賛同のお願い

多喜二展開催呼びかけ人 
赤木信久 虻川高範 近江谷昭二郎 大山兼司 風間幸蔵 狩野節
草芳明 工藤一紘 佐々木章 佐藤長右衛門 佐藤守 田中喜三男 茶谷十六 最上健造 吉田慶子 米田吉正 渡部雅子 (アイウオ順)

――――――――――――――――――――――――――――――――――

日本の近代文学に大きな足跡を残したプロレタリア作家・小林多喜二を顕彰する多喜二展への賛同を心から呼びかけるものです。
私たちは今回の催しを東日本大震災の被害から立ち上がろうとする人々の大きな活力にしたいと念じています。

秋田では2004年2月、多喜二生誕百年を記念する「展」に続いての開催となります。国内最大級といわれた前回規模を上回る規模を上回る新資料の展示が多喜二資料所蔵先の全面協力に支えられ、独自のオリジナリティで予定されています。
小林多喜二の生涯と文学、すぐれた人間性、不当な支配権力と闘った不屈の闘志などを学ぶ意義は計り知れません。

「多喜二祭」は全国各地で行われておりますが、そのスタートは1962年2月生誕の地秋田からの発信でした。秋田県多喜二祭は半世紀を迎えようとしています。同時に多喜二80回忌にあたります

東大震災を小樽商科大学在学中に遭遇した多喜二は震災義捐として催された外国語劇に伊藤整・高浜年尾(虚子長男)と出演しただけでなく、上京後、直ちに亀戸事件の南葛労働会(虐殺の舞台)に出向き深い関心を示しました。今次の展示では多喜二が激動の時代をどう生き抜いたか。その中で成長する多喜二の姿を立体的に展示したいと考えています。また

「秋田県多喜二祭50年史」のコーナーも新たな色を添えるでしょう。

つきましては、多喜二展の趣旨に賛同され、その成功のためにお力添えをいただければ幸甚です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
         記
●日時 2012年3月16日(金)~19日(月)
●会場 秋田市アトリオン2階第一展示室
●主催 小林多喜二展を成功させる会

秋田県多喜二祭実行委員会
「多喜二展」開催呼びかけ人代表
近江谷昭二郎 大山兼司 渡部雅子 

――――――――――――――――――――――――――――――

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2/18 秋田県多喜二祭 開催情報

2011-12-07 23:57:12 | 各地多喜二祭情報

秋田県多喜二祭実行委員から、来春開催の多喜二祭の告知が届いたので紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

秋田県多喜二祭50周年記念
... 2012年第47回秋田県多喜二祭開催要項
日時:2012年2月18日(土)午後1:00会場:秋田県生涯学習センター
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●加費:1,000円(資料代)
●念講演者:島村輝氏(フェリス女学院大学教授、文芸評論家) 
●演題
いま、改めて『蟹工船』と世界を考える
~格差社会・金融危機・原発 災害の只中で~

 2008年の「蟹工船」ブーム以来はや4年。「格差社会」への抗議は世界中に広がった。一方アメリカ合衆国やEUでは金融危機が深刻化し、3・11の大震災後の原発災害に、収拾のメドもたたない状況だ。資本主義が隅々に
行きわたった今日の世界の中で多喜二の「危機」認識を改めて考える。

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●講師プロフイル
島村輝氏(しまむら てる、1957年)フェリス女学院大学教授。東京大学文学部卒業、小林多喜二に関する研究、著作、講演、その他プロレタリア文学、モダニズム文学関係の研究など多数。「蟹工船」エッセーコンテスト選考委員長などを歴任。2008年9月には、イギリス・オックスフォード大学で開催された「2008年オックスフォード多喜二シンポジウム」の共同コーディネーターを務めた。2009年6月から2011年6月まで日本社会文学会代表理事。2011年2月刊行のDVD版『小林多喜二草稿ノート・直筆原稿』刊行委員会代表。「逗子・葉山九条の会」事務局長。2011年3月11日の「東日本大震災」以降、ブログ、ツィッター等にて津波防災、福島第一原発事故等についての批判的検討を継続して行っている。
(尚、20012年2月17日・大館多喜二祭)

コメント (2)
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