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「ティファニーで朝食を」

2007年10月20日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 オードリーの31歳頃の作品。「猫?のお面の場面」、「雨の中猫を探す場面」は名シーンとして記憶に残る。またオードリーをイメージして作られた主題歌「ムーン・リバー」は、切なさと暖かさがこもった歴史に残る名曲である(1961年アカデミー歌曲賞受賞)。作曲したヘンリー・マンシーニは後の「シャレード」「暗くなるまで待って」でも音楽を担当している。
  ただ、この映画についてはオードリー自身も不本意だったとのことだが、彼女の良さがうまく生かされておらず、作品全体がモタツイタ感じがする。また、変な 日本人と思われるキャラクターが登場するなど、ユーモアのセンスが著しく悪く(はっきり言うと下品)出来はよくない。これは監督が「ピンクパンサー」のブレイク・エドワーズだったためか。せっかくの「ムーン・リバー」が泣いている。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:ブレイク・エドワーズ
出演者:オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード、パトリシア・ニール、バディ・イブセン
Story:
名曲「ムーンリバー」のヒットでも知られる、ヘプバーン主演の都会的センス溢れるラブストーリー。猫と二人暮らしのホリーはティファニーのショーウィンドウを眺めながらクロワッサンを食べるのが日課。隣に越してきた青年はそんな彼女の虜となる。(ティファニーで朝食を)