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「ルワンダの涙」

2007年10月17日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 ルワンダで1994年に発生したフツ族によるツチ族の大量虐殺を描いた映画で ある。話が淡々と進行するが、史実から作成された映画であるだけに恐ろしい。撮影は実際の現地で行われたもののようである。良いだの悪いだの言うことがで きない、何かそういったものを超越したあまりにも重い映画である。技術学校での虐殺で生き残った人達がこの映画のスタッフとして参加している。なお、少女 マリー役を演じたクレア=ホープ・アシティはルワンダ人ではなく1987年生まれのイギリス人である。この大量虐殺を描いた映画には他に「ホテル・ルワンダ」がある。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演者:ジョン・ハート、ヒュー・ダンシー、ドミニク・ホロウィッツ、クレア=ホープ・アシティ
Story:
94年にルワンダ共和国で起きた大虐殺の模様を、現地で取材したBBC記者の実体験をベースに映画化。フツ族によるツチ族虐殺事件が勃発し、学校は一夜にして難民の避難所に。国連軍が諦めて手を引いた時、英国人教師と神父は大きな選択を迫られる。(ルワンダの涙)