実に3月ぶりに山を登りました。百名山、伊吹山です。滋賀県と岐阜県の県境に聳える伊吹山地の南端、標高1,377m、滋賀の最高峰です。朝6時半にアパートを出て、新幹線、東海道線とバスを乗り継ぎ約2時間で上野の登山口に辿りつきました。最近、山に行っていないのは、車がない(息子に取られた!)からでもあります。
登山口の三ノ宮神社で安全祈願をして登り始めました。8:50登山開始。
珍しく、0合目から始まる登山道でした。結構登ったつもりで1合目の表示を見ると結構ショック。↓の木洩れ日も1合目前、です。
登り始めは樹林帯を抜けます。この辺りではまだ、日差しが夏の暑さを予感させていました。
樹林帯を抜けると視界が広がります。まだ、なんと1合目を過ぎたばかり。2010年に閉鎖されたスキー場跡を登る、見晴らしの良い、気持ちも良いコースでした。
近江平野の里の風景が広がっています。こういう景色はいつ見ても心を落ち着かせてくれます。これはTakの故郷の風景に通じるものがあるからでしょうか?
でも山頂付近は残念ながらガスっています。
10:40、2時間弱で山頂に。遠く伊勢湾から琵琶湖までの眺望は次の機会までお預けです。
伊吹山は古来、日本武尊にまつわる神話に登場します。この山頂でも日本武尊を祀る祠や彫像が置かれています。彫像はその存在を知らず、この目で確かめられず、残念でした。ちなみに空母いぶき、のいぶき、はこのいぶきなのでしょうか?
先輩たちの例に習って三角点を撮影。
下りはこのような気分の良い道をたどります。しかし、流石百名山の伊吹山、梅雨明けの登山シーズン入りのタイミングもあってかものすごい数の登山者が登っていました。Takも大阪のアパートから、新幹線こそ使いましたが2時間で登山口まで来れるアクセスの良さ、標高差1,000m以上で本格的な登山コースにもかかわらず、危険な場所や長い急登は殆どない、残念ながら今回は見ることはできませんでしたが素晴らしい眺望に加えこの時期は高山植物のお花畑も楽しめる、スキー場跡のレストハウスがそのまま営業しておりカロリー補給が完璧、トイレ、登山道も整備されている、と、皆んなの伊吹山、の要素をしっかり備えています。ウィルダネスは欠けますがとてもよい山でした。天気に恵まれ、花のシーズンであれば(今日はあまり花は咲いていないように感じましたので画像無し)ますます良さが引き立つでしょう!いずれまたご紹介したいと思います。あっ、実はこの山、反対の関ヶ原側からはハイウェイが山頂まで来ています。老若男女、誰でもこの景色と花畑を楽しめます。従い、山頂付近は足できた人、車で来た人がたくさん居ます。
関西も昨日梅雨が明けて、今日の天気は良いと100%信じてやってきましたが、まだまだ天候は安定していないようです。帰る途中の電車も突然豪雨に見舞われました。皆さんも、気をつけて山歩きをお楽しみください。
そちらは暑いだろうなあ。
こっちもどうしたことか、ずうっと晴れっぱなしでよ、
暑くて暑くて、もうバテバテ。
しかしそちらは更に湿度が高いんだろうから、ホントしんどいと思う。
それにしもTakは元気だなあ!