Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

またしても心眼~塔ノ岳表尾根コース

2014-08-16 14:50:40 | 日記

お盆休みの最後の土曜日8月16日は、帰省のUターン渋滞を避けるべく遠出は控えて、丹沢に出かけた。海は、はぁ~、こんなにいい天気なのに。

菩提峠の駐車場から見る、山頂方向。高感度降水ナウキャストによれば雨は降っていないようだが、厚い雲の中で今日も視界不良か!

9時過ぎに塔ノ岳山頂に着くものの、御覧の通りで、今日も絶景はお届けできません。尊仏山荘のネコと外を眺めてため息をつく。この天候にもかかわらず、お盆休みのせいか、多くの登山客が登ってきた。帰路、前回はあまり人に合わなかった表尾根だが、続々と登ってくる人の数には驚かされた。何の眺望もないまま、登り2時間半、下り2時間、前回とほぼ同じタイムで終了。

おぇ!な写真ですんません。ということで、渋滞にはまる前にとっとと帰ろうということで東名に乗ったら、やっぱり渋滞でした。と、何か足にいるな、と思ったら、パンパンに膨らんだ蛭が左足に乗っているではないか!!ぎぇ、と思ったら、今日のアップダウンでお疲れの右足の脛と腿が同時につった・・・・。事故もなく、帰ってこれて何よりだった。


燕岳~北アルプス

2014-08-10 15:34:51 | 日記

燕(つばくろ:2,763m)岳山頂からの絶景!心の目で御覧下さい。左から大天井岳(おてんしょだけ:2,922m)その奥に槍ヶ岳の雄姿、三俣蓮華岳(2,841m)

8月9-10日、全国的に台風11号に直撃され悪天候となった週末、年に一度の会社関係登山合宿、総勢28名で燕岳に登った。狙ったようにやってきた(と感じる)台風、しかも、お気楽とはいえない団体登山で、幹事諸氏には大変な苦労をおかけした。台風のコースを見ながら、8日夜、最終のコースを決定、この燕となった。当初は、8日夜行で八方尾根に向かい、9日早朝から八方尾根経由、唐松岳(2,696m)登頂、その後主脈尾根を南下して五竜山荘泊、10日五竜岳登頂後、遠見尾根を下山という計画だった。この台風直撃が確実となった時点で参加者は40名から28名に減ったことはある意味良かった(結局バス代が高くついたが)。台風が上陸する9日深夜から10日にかけて、稜線上は風速20-30mと予想され、山小屋泊とはいえ、10日の行動は危険との判断で、山域を変更することに。最終的には、先週から配信の始まった気象庁HPの高解像度降水ナウキャスト(250m四方単位)で雨の少なさそうな燕岳日帰りピストンに変更した。幹事さん、さすがでした! (http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/highres_nowcast.html       

 

9日23:30西新宿バスターミナル集合。一路信州に向かう。

9日5:35登山口の中房温泉を出発。山頂方向は雲に覆われているものの、雨もなく、まずまずのスタート。途中までは安曇野の風景も。残念ながら、この後、眺望全く開けず、お伝えできる画像も、ここまで。

途中から雨も降り出し、レインウエアを着たり脱いだりの生活に。8:30合戦小屋(2,489m)着。ななんと、スイカ売ってます。8分の一カット800円也。高いか安いかは、ご本人様の気持ちの問題。先ほどの降水ナウキャストによれば、今我々がいる地点のわずか数キロ東は晴れ。太平洋高気圧がもう少し強ければ、これから登る山頂も晴れるのに・・・!ということで、「高気圧、来い!」の祈りを捧げる若者。

10:00燕山荘到着。ここから南に下ると、大天井、常念、蝶への縦走路となる。ここで荷物をデポして、燕岳山頂にダッシュ。

冒頭の写真が全て、山頂で視界は10mほど。風速はまだまだゆるく、10mほどか?それでも寒い。絶景は又次回!尚、山頂付近は、砂礫に覆われた岩稜帯で、複数の踏み跡があるが、従い視界が悪いと迷いやすい。今回も、ルートを外し肝を冷やす場面も。その後、燕山荘で昼食、カップラーメン350円、大盛りカツカレー1,200円。その後13:00出発、雨の中、滑りながら下山、16:00全員無事に中房温泉登山口に到着。終日、雨だったが、大雨というわけでもなく、又強風にも見舞われず、台風接近の環境下、まずは良かった!

今日のお宿は、日本秘湯を守る会に登録されている中房温泉!左は一般観光客用お宿、右は登山者向けお宿。温泉は、大小14か所もあり、とても入りきれるものではありません。源泉かけ流し、90度以上ある素晴らしい硫黄泉で、立派!ぜひ一度ぞうぞ。

追記:

今回台風接近の悪いコンディションでの団体登山には正直迷うところが多かった。昨年もほぼ同数で鹿島槍を目指すも、同様の悪天候と故障者でかろうじて予定をこなすことができた。今回は、さらに台風接近どころかうっかりすると直撃ともなりかねない状況だ。自分ひとりならその場の判断でなんとでもできるし、起こったことも自分ひとりの責任で済むが、大人数だとそうはいかない。今回、幹事をしてくれたKOBU氏は、すでに何度もこのブログに登場しているが、彼の判断が今回の全員無事帰宅の最大のポイントだった。山域の変更、多少きついが、台風接近を待たずに下山する日程など、この日という選択以外、全てが最適の判断だったと思う。彼のアレンジメントには感謝したい。又、今回のメンバーは、20歳代が半数以上、それ以上も経験者やアスリート系がほとんどで、体力的な問題がなかったことが幸いした。コースタイム約8時間を、休憩込みで約10時間で往復で来たので、まずは上出来といってよいのではないか。しかし、今回は相当上手くいったとみるべきだ。今後も、団体登山が計画されているが、慎重な計画、柔軟な予定の変更、メンバーの状態把握など決して怠ってはいけないと肝に銘じた。


祝!圏央道開通~編笠山

2014-08-03 13:33:05 | 日記

小淵沢より望む、南アルプスの秀峰、甲斐駒ケ岳。いまさら、ですが、去る6月28日、逗子に住むTakにとって、待ちに待った圏央道相模原相川~高尾山間が開通した。この圏央道は、来年さらに、鎌倉の釜利谷JCTまでつながり、自宅から高速で東名高速海老名JCT、中央高速八王子JCT、関越自動車道鶴ヶ島JCTまで一気につながることになる。これは、上越、秩父、奥多摩、八ヶ岳、南アルプスまで、一気に日帰り圏が広がることを意味する。

で、行ってみました、八ヶ岳。

2014年8月3日、7時自宅発。本当は、もっと早起きして、南アルプスの鳳凰三山を1泊で回ることも考えたが、朝も起きれず、また、来週の予定を考えると、兼ねてより、まずは一番に行こうと考えていた編笠山を目指すこととした。ここは八ヶ岳の最南端に位置し、アプローチも中央高速の小淵沢ICから20分ほどで、観音平の登山口に着くという近さ。圏央道がつながったことで、自宅から、横浜横須賀道路、保土ヶ谷バイパス、東名、圏央道、中央と乗り継ぎ、2時間半ほどで登山口にたどり着くはず。しかし、夏の行楽シーズンの土曜、しかも朝遅いことも災いして、各高速いずれも渋滞で、結局登山口着は予定よりも1時間半遅い、11:00となった。

11:10登山口発。駐車場は、時間も時間なので満杯で、路上に駐車。

しばらくは、カラマツの林を気分よく登る。

1,800m付近の雲海までは緩やかな登り、2,100m付近の押手川から先は、大きな岩をよじ登る急登となる。

13:00編笠山山頂(2,524m)。背後(北東)には、権現岳(2,715m)があるのだが、ガスがかかっており残念ながら見えない。そのかわり後方(北方)には、硫黄岳、天狗岳が遠望できた。

山頂から北へ降りて、季節営業の青年小屋へ。ここでカップラーメンを食べる。青年小屋への下りは、巨岩帯で、南側の光景とは大きく異なり興味深い。13:50青年小屋を出て、下山。山頂の東を巻くように押手川まで戻り、来た道と合流し、15:20観音平着。コースタイムが約6時間なので、本来であれば、権現岳まで足を延ばすこと可能であった。また次回。

帰りは、道の駅こぶちざわ、にある、延命の湯で汗を流す。住民以外でも610円也。お得!

備忘録:

鳳凰三山の登山口、青木鉱泉へは、韮崎ICより国道20号線へ、諏訪方面、桐沢橋東詰を左折、橋を渡り、突き当りを右折、道なりに坂を上り、県道12号を左折、すぐに右折して、甘利山方面へ、左甘利山グリーンロッジ方面を反対の右方向へ、その後は標識に沿って行く。須玉からのルートは、未舗装の林道で落石も多く危険。

青木鉱泉周辺。駐車スペースは100台。南アルプスのアプローチは、長く険しい。

 

 


北海道宴会紀行

2014-08-03 11:49:29 | 日記

2014年7月27日は、北海道「爽やか登山の会」でオプタテシケ山(2,012m)を目指す(はずだった・・)。

7月26,27日は、全国的に梅雨明けの晴天、猛暑予報、にもかかわらず、ここ北海道だけは26日から下り坂、27日は全道的に大雨の予報。ならば、天気の持ちそうな26日(土)のうちに、昼からピストンできる十勝岳に登っておくことになった。翌日のオプタテは、天候次第。10時半に美瑛駅集合、再開を喜ぶ暇もなく一路、十勝岳登山口の望岳台へ。曇っているものの、この時間は、十勝岳、上ホロカメットク、美瑛岳、美瑛富士が遠望できた。

登り始めてしばらくすると、ポツリポツリと雨が降り出し、レインスーツを着たり脱いだり。冒頭の写真は、1,300m付近の避難小屋前。雨も上がり、山頂も見え、何とかなりそうな、とりあえず元気なメンバー一同。しかし、この直後から大粒の雨が!

ということで、せっかくの避難小屋でおなかに飯を注ぎ込む一同。この間、風雨も強まり、全員行動一致の原則に基づき、登頂を断念、あすの天候回復を祈り、下山。

さびしい後ろ姿も、今日のお宿、大雪山白金観光ホテルに着けば、あっという間に温泉&ビールでカンパ~イ!その後、ワイン、ウイスキーと次々に飲み干し、夕食では日本酒と、盛り上がり、締めはカラオケで天候不順のうっ憤を晴らしたのでした(と、聞いております)。

さて、翌日、窓からは一部青空も見え、何やら良さそうな朝となった。予報は相変わらず大雨、ということで、オプタテシケは断念、短時間でピストンできる上ホロカメットクに今日の目標を変更。朝飯前に、白金温泉を世界的な名所に押し上げた、「青い池」を見学に。

iPhoneの待ち受けにもなったこの青い池。晴れていれば、もっと鮮やかな青になるという。周りは早朝にもかかわらず、中国語をはじめとする外国語を話す観光客だらけ。騒がしいが、ここまで調べてきてくれるということは、ある意味、嬉しい。

さて、その後ホテルに帰り、今日の行動に備えてたらふく食べる。隊長は、飯2杯にカレーまで食べていた。一路、上ホロ目指し、十勝岳温泉へ。時間の都合で、カミホロ荘からピストンするコースを選択。

しかし!上ホロは、厚ーい雲の中。風も強く、二日酔いの一行は、あえなく登頂断念!帰り道、来週、再度登るというAkkiiさんのために、オプタテに入る林道のゲートの開け方を確認しに。(去年、ゲート開かない事件があった)

こうなると、一行は、今回の反省と、次回に向け気勢を上げるべく、札幌に急行。札幌インター付近の回転ずしであまり減っていないおなかを満たし(これ、Takの希望)、大通りのビアガーデンへ、と行きたいところだったが、札幌も雨と寒気でそれどころではない。今年、100周年を迎える、ライオン狸小路店で、残念会を開催、そしてお開きとなったのでした。(ここがライオン一号店)

また行くぞ!待ってろよ、北海道!!

 

 


葛葉川本谷(表丹沢)

2014-08-03 10:07:15 | 日記

2014年7月13日初めての沢登り!

昨年、丹沢の白石の大滝(ジダンゴ山中腹の本棚沢)を見てから、夏は沢だ!と思い、ヘルメット、沢靴、ハーネスを衝動買いして早一年。同じような境遇のメンバーを2人のベテランが指導してくれるという、願ってもないチャンスだ。場所は、表丹沢の葛葉川本谷。塔の岳表尾根の2の塔、3の塔の間のキレットを頭に、秦野市から花水川に流れ込む。

「葛葉の泉」(その名のごとく、名水が湧き出る)集合後、沢に入る。遡行図のように、大小多くの滝が続く。初級者コースで、講習会なども行われておりこの日も、いくつかのパーティーで賑わっていた。

シャワークライムのため、写真はほとんどありません。

崩壊している尾根の下で、3の塔尾根にエスケープ。急斜面に取りつき、尾根筋に出て、3の塔、2の塔経由、葛葉の泉に戻った。

そして、源頭は、こんなところ。(2013年撮影)尾根はほとんど崩壊しており、沢からの直登は不可能。

沢登りも、本来は、日高の山奥に分け入るために必要な技なので今後も練習を重ねたい。登るための沢登りは、極力濡れないように遡行するのが筋だが、今回の様なシャワークライムもまた格別で、今回のメンバーは、みな、癖になりそうと語っている・・・・。また、未使用の遺伝子が一つ、ONになった。ご指導いただきました、師匠、ありがとうございました。