Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

百名山とダイバーシティ

2024-07-22 14:55:00 | 日記
北海道関係山友さんたちと東北の百名山、早池峰山と岩手山を登りました。今回は、度々登場したドイツ人の女性も加えて総勢6名。単独行動の多い僕としては、年に数度のグループ登山でとても楽しみにしていました。
嵐の早池峰山と素敵な宿坊、晴天と高山植物の岩手山とトンデモ、な宿泊施設、外国人と付き合い方問題勃発など、話題満載な旅でした。僕の反省を込めて書いたブログです。




北海道から3名、千葉、愛知、神奈川からそれぞれ1名ずつ参加のナショナルチームが集合したのは金曜夕方の宿坊大和坊でした。




早池峰神社の目の前、数件の宿坊が集まる集落です。明日の予報は雨、それでも晴れを祈願しにまずは本殿に参拝から旅は始まりました。




翌日は予報通り雨混じり、登るにつれて風雨が強まり僕のメガネが飛ばされそうです。




結局、下山するまで風雨は止まず、早池峰の高山植物も楽しむどころではありませんでした。




下山後は、翌日の岩手山に備えて、山麓の焼走り国際交流センターに移動、入浴とコテージを借りて宿泊です。8年ほど前にきた時、施設全体が広々とした良い印象でしたのでここを予約したのですが。




結果は特に食事が最悪、予約した僕を誰も責めませんでしたが(みんなヤサシイ)、せっかく遠くから来た皆さんには申し訳なかったです。




それでも翌日は早池峰山とは一転して朝から好天となり、風も適当に吹いて涼しく素晴らしい山行になりました。




高山植物も少し盛りを過ぎていたようですが、たくさん咲いていて、特に、コマクサの大群落には目を奪われました。





他にもたくさんの植物があって、柄にもなく写真を撮りまくりました。

さて、今回はドイツ人の女性も参加しましたが、思うことが多く、あえてここで外国人との付き合い方について考えてみます。




僕自身、彼女とは何度か一緒に山を登っているのであまり驚かなかったのですが、他のメンバーはさぞかしビックリしたことでしょう🫢不快な思いもされたかと思いますのでこの場を借りてお詫び申し上げます。




一般的に、あくまで一般的には、
①西洋人はルールと要求を最初にきちんと伝えないと勝手に動くし自発的に何かをすることはない
→最初にルールとやってほしいことを伝えればやる
②西洋人は好き嫌いをはっきり言う
→こちらも気にせず好き嫌いを言って構わない
③西洋人は空気を読まない
→期待してはいけない
④西洋には長幼の序、という概念はない
⑤普通の西洋人は日本語が下手
→これはお互い様なのでいちいち気にしない
⑥特にアングロサクソン系は頑固だし自分が納得しないことには従わない
→面倒臭いが言い倒すしかない
重ねてお断りすると、皆が皆そうではなくて個人差はあります。





考えてみれば、日本人が昔から教育されてきたことの真逆であるわけですね。最近ようやく、昔のルールが見直されてきましたが。





良くないということではなくて、向こうには向こうのルールがあり、どちらのルールを採用して付き合うのか?ということになります。とはいえ、郷に入っては郷に従え。この言葉は日本だけではなく、ローマにあってはローマ人の如く振る舞え、というキリスト教の教えでもあり、また日本の郷に入っては郷に従え、は中国語に由来するように、結構、人類共通の知恵のようです。特にキリスト教徒の彼女、この点をしっかり思い出して欲しいものですね。でも、私はプロテスタントだから違うといいそうですが(笑)。いや、もしかすると、宣教師なので郷に従って、では商売にならないのかしらん?
彼女本人は上記一般的西洋人の特性を色濃く反映させていますが、気の良い奴なので、どうぞご容赦を。本人も至らない点、深く反省しております。







ダイバーシティとは言いますが、異文化の人と付き合うのは難しい。お互い立場や 文化の違いを理解して初めて真のお付き合いができる、それこそが本当のダイバーシティなのでしょう。



昨日登った早池峰山が雲海の上に姿を見せてくれました。


北の方角には八幡平。たいらですね。


秋田駒ヶ岳や乳頭山は残念ながら雲の中。


いろいろありましたが、終わりよければ全てよし、の山旅でした。皆さん、ありがとうございました。又登りましょう!

(写真の多くはドンガメ登山隊のToshi隊長提供)