Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

白石の大滝

2013-07-28 12:28:23 | 日記

まずは、先週、お見せできなかった、白石の大滝の画像をどうぞ。

今日、7月28日は、先週、その姿形を見ることのできなかった「白石の大滝」を撮影するため、先週と逆コース、用木沢出合いから、加入道山に向かう山道を辿ります。この滝は、西丹沢の加入道山と、畦が丸を結ぶ稜線下から始まる、白石沢の標高1,000mあたりに位置します。この白石沢、遡行ルートは開発されておらず(?)、最も近い山道から、急斜面を下るのが、もっとも手っ取り早くお目にかかる方法の様です。(きっと、砂防ダムだらけなので、みんな登らないのだと思います)

看板があるあたりから、滝は、どんなふうにしても、こんな感じにしかか見えないので、欲求不満になります。行ってみれば、こんなものですが、見えないとなると、どうしても見たくなるのは、どうしようもない人間の本能(本性?)なのでしょうか・・・。黄色い標識の辺りかから下ります。皆さん、ここを降りているらしく、あとは残っていますが、急で、怖~い。久しぶりに三点支持なんて言葉を思い出しました。思えば、北海道の人たちは、こうして、沢筋を登り、急斜面をよじ登り、道なき道を歩んでいるのでしょうね~。いつか、日高に行けるように、沢の練習もしておかなきゃならん。

下まで降りれば、ほら、こんな感じ。しかし、三脚による一人撮影に慣れていない様子が分かりますね~。こういうところでは、たいへんなのだ。

きょうのおまけ:

出発直後、10センチ大の大ガマガエルが、ぴょん!びっくり。

帰りのゲート前では二匹のシバ犬がお出迎え。吠えかかられる(汗)。

Amigoさん、一緒じゃなくてよかったべ。

来週は、北アルプスだー!おわり

 

 

 


西丹沢 大室山~加入道山~逗子海岸

2013-07-21 13:57:35 | 日記

7月21日は、西丹沢の北端、山梨と神奈川の県境の「大室山(おおむろやま:1588m)」から「加入道山(かにゅうどうやま:1418m)」を巡るコースです。今日も、森の山、といわれるだけに、眺望は期待できませんが、沢と森を楽しみに行ってきます。

5:20 用木沢出合を出発。今日も暑そうなので、早く出ます。ここは、西丹沢を南北に走る林道の終点になります。「檜洞丸」や「畦ケ丸」に登る西丹沢自然教室からさらに1kmほど先になります。

ゲートは厳しく監視されていました。駐車場には、ぼくの車一台ぽっきり。用木沢出合からは、用木沢に沿ってしばらく登ります。立派な橋や、砂防ダムがたくさんあって、若干、野趣に欠けます。

時間が早く、上はガスっています。1100m付近の犬越路付近は、全く展望が開けません。前回は、檜洞丸からの下山コースでここと通りましたが、その時は天気も良く、世界遺産もよく見えました。ここの犬越路(いぬこえじ)は、東に向かえば「檜洞丸」、西は「大室山」、北は甲斐の国に抜け、南は相模の国、という交通の要衝で、武田信玄もここはしょっちゅう通ったはずです。

犬越路から西に方向を変えて霧の森を登る。1200mあたりから、ようやく眺望が。久々の富士山に思わず声が出ました。東を見れば、遠く檜洞丸、蛭が岳が見えたような気が・・します。

7:25 大室山山頂。広葉樹にすっぽり包まれていて眺望悪し。北側には、それでも甲斐の国の山並みが美しい。

大室山から加入道山までの縦走路は、視界が開け、ナイスです。前方には富士山と、これから向かう加入道山。

丹沢には、生態系保護のため、このような木道が多く設置されていますが、冬場アイゼンでずたずたにされます。が、ここの木道は軽傷ということは、冬場の来客数が少ないということでしょうか?これは要チェックです。

大室山と加入道山の縦走路は山梨、神奈川の県境。ちょうどその鞍部に当たる場所が「破風口(はふこう)」。風の通り道だそうだが、今日は全くと言っていいほど風はありませんでした。

8:25 こんな木漏れ陽の中をたどれば、加入道山山頂に。ここも、視界の利かない森の中。

加入道山から進路を南に変え、白石峠にくだり、さらに南東に降りて行きます。1100mあたりで湧水があり、ここから用木沢が始まります。1000m付近には、白石の滝が轟音を立てています。この地域は大理石が産出され、この滝も大理石でできているそうです。さぞかし、素晴らしいのだと思います。下って沢を遡行しようと思いましたが、今日は無理でした。視界も悪く、写真もありませんが、次回は是非、行ってみたい場所です。ちなみに、丹沢は、沢登りのメッカと言われています。そろそろ、やってみよう。

10:00 用木沢出合着。

累積標高差:1,064m

距離:12km

所要時間:4時間40分

丹沢の温泉!西丹沢自然教室から車で20分くらい下った、中川温泉は、町営「ぶなの湯」(ほんとうに、丹沢はぶながおおいのね)。信玄の隠れ湯(あちこちにありますが)と言われ、傷病兵の治療に使われたとか。Ph10.3の強アルカリ性で、おはだすべすべ、間違いなし!2時間700円也。朝10:00から営業というのが、うれしい。皆さんぜひいちどどうぞ。

今日のおまけ:

下界は「夏!」「暑!」「海!」。昼過ぎには家に着いたTakは、そのまま逗子海岸へ・・・めのホヨウ?Beer!

 

 


畦ケ丸~西丹沢

2013-07-14 13:35:41 | 日記

7月14日、連休中日の今日は、丹沢の西の端、と言ってもよいでしょう!「畦ケ丸(あぜがまる)」(1293m)へ登りました。今日も天気は晴れ、下界の気温は35度の予報です。

実は、昨日、某所で棒ふりをしていたところ、右足首に違和感が・・、と思ったら、「イテッ!!」。疲労骨折でもしたかと思い、プレーを中断(皆様、ご迷惑をおかけしました)、近くの整形外科でレントゲンを撮ってもらいました。幸いにも骨に異常なく、「ひ骨腱炎」とかいう、要するに腱がちょっと損傷した程度、ということでした。時間の経過とともに、痛みも消え、「あれはゴルフをサボるための演技だったのでは?!」とあらぬ嫌疑をかけられる始末。(まあ、今日もこうして登っているわけですから、言い訳できませんが)さらに、先週、新しい靴を調達したので、慣らし山行もかねて、あまり足に負担がかからず、まだ行っていないこの「畦ケ丸」を選びました。

5:30 西丹沢自然教室着。夏の渋滞と駐車場満車を避け、今日も早めのスタートとしました。

AKU AIR8000 これまでの軽登山靴もAKUだったので、足も合うことから、これを選択、インソールは変えました。

5:45 西丹沢自然教室発。夏の丹沢、虫、蛭、大量発生につき、防虫スプレーは必携です。

すぐに、中川を渡ります。長いつり橋から上流を見てびっくり。冬には誰もいなかったオートキャンプ場がびっしり満杯です。この川で水遊びをするのでしょう。丹沢にはエキノコックスはないのかしらん??

善六のタワを越えて、第2ベンチ。ここで約1000mですが、視界は全くと言ってよいほど開けません。タワ、とは、鞍部のことをこう言うのだそうですが、初めて知りました。確かにここは、両側が大きくえぐれて急な鞍部になっています。この稜線は、分水嶺となっていて、北側が道志水系(山梨)、南側が酒匂川水系(神奈川)にそれぞれ流れ込みます。

左が「畦ケ丸」山頂付近。でも相変わらず、遠くの山は見えません。東隣の「檜洞丸」、西には本来「富士山」が、丹沢では最も近くに見えるはずですが・・・。もともと、眺望の悪い、ブナに囲まれた静かな山、なのですから、文句を言ってはいけません。むしろ、冬に来れば、落葉樹が多いので、素晴らしい眺望が得られるはずです。眺望はなくとも、今日は素晴らしい風に恵まれました。ちょうど山風の時間に当たったようで、1000mをこえたあたりの稜線上では、北から南に超さわやかーな風が吹きぬけます。汗も一気に乾きます。山風は、早朝、陸と海の温度差で局地的に陸から海に向かって吹く風で、夕方には反対に、海から山に向かって、海風が吹きます。神奈川の湘南では、この夏の山風、海風が重要です。朝早く、サーファーたちは山風を待ちます。海ではオフショアの風となりますが、波を立たせ、うねりがあると、絶好のコンディションになります。午後の遅い時間、今度は、ウインドサーファーが海風、オンショアの風を待ちます。山の上でこんなことを考えるのもオツなもんです。

7:40 山頂着。東を見ても、西を見ても、なにも見えません。檜洞丸、富士山の映像は、来冬、お届けします。

ここにも立派な避難小屋がありました。中はきれいに維持されています。

8:00下山開始。この山には、立派な滝があります。登山道は、中川から分かれた西沢に沿って登りますが、この支流、本棚沢、下棚沢に、堂々たる滝があります。

9:00 支流に入って100mほど進むと本棚。(棚が滝という意味だそうです)高さ60mとのこと。立派なものです。滝周辺はどこでもそうであるように、マイナスイオンに満ち溢れています。あー爽快!この音だけでもここからお聞きください!

https://www.youtube.com/watch?v=Dp-1DGNXeyg

9:30 西丹沢自然教室着。川は、こんな感じ。

自然教室といわれるくらいですから、登山、沢登り、虫取り、キャンプ、川遊びなど、夏を楽しむ多くの家族で盛り上がっていました。

さて、この「畦ケ丸」、なぜ、畦ケ山、畦ケ岳、でないのか?この近くには、「檜洞丸」、「シャガクチ丸」という3つの丸があります。自然教室の方に、丸、の由来を尋ねましたが、ご存じではありませんでした。どなたかご存知でしたら、教えてください。自分の勝手な想像。この辺りは、甲斐の武田信玄の地盤であったことから、軍事的にこのあたりの山が活用されたのではないか。この辺りは、甲斐の国と相模の国の国境でもあり、南北の交通の要所でもあるため、この名前が付いたのでは?お城でも一の丸、とか二の丸とかいうではないか・・・。ちなみに、山の形が丸いから、という説もあります。

今週は、お見せできるような画像はありませんでしたが、次回を乞うご期待、ということで。お疲れ様でした。あっ、ちなみに、足は全く問題無く、昨日の大騒ぎがお恥ずかしい限り、靴もばっちりフィットしていました。

 

 

 

 

 

 


岩内岳~北海道

2013-07-07 05:41:42 | 日記

梅雨も明けた逗子で、一週間前の爽やかな北海道紀行をアップします。6月29,30日、念願の北海道弾丸ツアーを敢行。旨いもの食べて、山に登って、旧交を温めてきました。その甲斐あって(?)、先週はばてばて、ブログどころではありません。では、気を取り直して・・

6月30日。今回は、爽やか登山会の皆さんに混ぜてもらいました。行く先は「岩内岳」。積丹半島の南、ニセコ連峰最北端の山です。今回のメンバーは、師匠Toshiさん、ランナーAkkiiさん、大先輩Kennyさん、そして、な、なんと!初の女性メンバー、Taekoさんの5名。

5:30宿泊している「ニューバジェットホテル」(一泊4,500円、簡単な朝食付き、すすきのまで徒歩5分、Tomokoさん、Yosa社長ありがとうございました)集合。Akkiiさん運転の車で一路、岩内へ。聞けば、昨日22kmのトレイルランの練習をしていたそうで、相変わらずタフです。

8:10駐車場発。

スキー場跡の登り口。広々としていて本州とはやはり違いますね!天候は、晴れ、湿度も低く、さすが北海道の6月!!。爽やかです。しばらくスキー場跡のリフト下をたどり、林の中へ。振り返れば、岩内の町から積丹半島方面が見えます。

画像が天気にマッチしていません。絶景がかすんでしまいました。残念。海沿いに小さく見える白い建物は、北海道電力泊原子力発電所。絶景にはあまりふさわしくありませんが、北海道の電力の実に40%を供給していました。今は、勿論止まっています。

積丹半島の山。左が「余別岳」、右が「積丹岳」。昨年、積丹にウニを食べに行った時、この「積丹岳」を初めて見ました。なだらかな山容ですが、海岸近くに広がる姿はなかなかのものです。是非訪れたい山のひとつです。

8合目を過ぎれば南側の左「目国内岳」から「雷電山」が見えてきます。この時期でも雪渓がばっちり残っており、このあたりから始まる沢の音(轟音)が響きます。

9合目を過ぎればこんなガレ場の道。遮るものもなく、ついに・・

「羊蹄山」が姿を見せました。一番奥が「洋蹄山(1898m)」、その手前が「ニセコアンヌプリ(1308m)」。

10:10山頂着。

皆さんで、集合写真。何がそんなに可笑しいのでしょうか?いわないで・・

写真でお伝えできないのが残念ですが、山頂からは、北に「積丹岳」、「余別岳」、西に「目国内岳」、「雷電山」、東に「無意根山」、南東に「洋蹄山」、ニセコ連峰、南には「昆布岳」、がはっきりと見えました。北海道の山の良さは、①空気の透明感、②広々とした山域、③人気(ひとけ)の無さ、です。北海道には、日本百名山の9峰があり、また、日高や十勝など、まだ行ったことのない山域がたくさんあります。また来ます。

11:10なんだかんだと盛り上がった山頂を後にして下山。12:30登山口着。

さすが、岩内町の名所、だけあり、バスツアーの登山グループも。手軽に登れて、標高の割には高度感と絶景が楽しめる山でした。北海道には、こういう山が数多くあり、しかも札幌から1-2時間で行ける範囲だけでも、名前をあげたらきりがないくらいです。あぁ~、うらやましい。

この後は、「いこいの湯」500円也。これまた鄙びすぎず、ほどよい温泉で、48度の源泉かけ流しは熱いがGood!北海道の山の良さに付け加えれば、④どこに行ってもよい温泉がある、でした。

<先週のおまけ>何を食べたか・・

29日昼:なにはさておき寿司。駅前通り「西鶴」で特上にぎり。期待が大きすぎて、多少欲求不満に。

29日夜:アマデウスの皆さんとすすきの「Shigi31」北海道オーガニックで一次会。

    2次会は、「シシドア」さんで宴会芸炸裂(?)。何と、Toshi師匠のお知り合いの店でした。

    3次会は、すすきの「サンローゼ」さんで、味噌ラーメン。何故か、旨い!皆様、ありがとう!

30日下山後:一目散に「だるま本店」でジンギスカン。旨すぎる。私は、ここと、狸小路の「ARCO」が好きなようです。まだ時間があるので、隣の店でさらにワイン。Toshiさん、Akkiiさん、お付き合いありがとうございました。また来まーす!