Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

尾瀬~まさかの故障

2015-09-13 19:04:57 | 日記

9月12-13日は仕事の関係メンバー10名で、尾瀬の燧ケ岳に登るツアーに参加した。先週は台風による大雨で各地で被害が出たが、この尾瀬は、まさにその鬼怒川の源流地帯だ。尾瀬の湿原が水没しているのではないかと心配したが、先週の大雨はわずかに東寄りで、この辺りには想定外、というような雨は降らなかったようだ。今回は、沼田からバスを乗り継ぎ、鳩待峠からスタート、鳩待通りをあやめ平まで進み、湿原に入り、西端の山小屋に一泊、翌日、燧ケ岳に登り、尾瀬沼経由、大清水に下るコースだ。写真は、あやめ平から見る至仏山(しぶつさん:2,228m百名山です)。

12日午前11:00。出発前は、いつもみんな元気!がんばるぞー!尾瀬への道のりも結構遠い。東京からだと新幹線で高崎まで、そこからローカル線で沼田まで、バスで1時間揺られ、さらにバスを乗り換え20分でやっとこの尾瀬への入り口、鳩待峠にたどり着きます。貴重な自然を守るため、ここもマイカー乗り入れ規制中。Takは、朝4時起きで、ここにたどり着きました。

しばらく広葉樹林帯を進む。30分ほどで視界が開け、湿原が始まる。ここは尾瀬ヶ原ではないが、この一帯は湿原の宝庫。道はほとんどが木道で植生が保護されている。昭和40年代、登山、観光ブームで荒らされたことがきっかけで、植生保護、ゴミの持ち帰りが始まったのだそうだ。

こんな感じで盛り上がりつつ、楽しく湿原を歩く。

池塘越しに見る燧ケ岳(ひうちがたけ:2,356mこれも百名山)。あやめ平を経て、いよいよ尾瀬ヶ原へ下る途中で、故障。左ひざ上じん帯がぐきっ!ストレッチ不足か、8月の張り切り過ぎのせいか、なにしろ初めての部位。だましだまし下りつつ、明日はどうしたものかと考える。

初秋の尾瀬ヶ原。ニッコウキスゲも水芭蕉もないが、紅葉前のお色直し、一瞬のお休みといった感じだ。少しさびしい光景とも言える。画像は尾瀬ヶ原から見た至仏山と燧ケ岳。至仏山が湿原の西の端、燧ケ岳が東の端に位置する。

本日のお宿、弥四郎小屋と、やっぱりこれでしょう、ビールで乾杯。ここ尾瀬の山小屋は、山小屋と言うより旅館に近い設備と料金だ。このお宿には、湿原を一望するお風呂が付いている。湿原からも一望されますが。

翌日は、結局、山頂登山組と、ゆっくり湿原組に分かれて、Takは後者を引率(?)。山頂組は4:00、ゆっくり組は6:00それぞれスタート。画像は朝霧におおわれる尾瀬ヶ原から至仏山を望む。

尾瀬ヶ原から白砂峠を越えて、尾瀬沼へ。沼尻平より檜高山を望む。途中、本来予定していた燧ケ岳登山道(見晴新道)が閉鎖されていることが分かり驚く。山頂組はさぞかし驚いただろう。一昨年の台風で相当崩壊があったようで、復旧の見通し立たず。事前情報が大事。結局、本体は、この沼尻平から登るルートを選択せざるを得ず、追加1時間ほどのアルバイトとなった。

沼尻平から見る燧ケ岳、先鋒のミノブチ岳。ここからの直登は相当きつく、特に女性陣にはこたえたようだ。

二つ並べてご覧ください。全く読めません。3つのピーク、右から「まないたぐら」、「しばやすぐら」です。赤ナグレ岳は読めるが意味分からない。

こうして尾瀬沼から三平峠を越えて下山、大清水のバス停から帰途に着きました。途中、大清水の4km手前、一之瀬休憩所からの林道歩きが最後に課せられるところが、何と、バスの運行が始まったとのこと。Takは使いませんでしたが、登頂組にはとてもありがたいボーナスだったことでしょう。ということで、故障のため、山頂からの画像はなし。2日間天候にも恵まれたにもかかわらず、残念な結果となりました。尾瀬には至仏山、燧ケ岳という秀峰があり、次回は是非、両方に登る山行を計画したい。今回は、驚きの備忘録。

・至仏山は、一方通行。鳩待峠から尾瀬ヶ原へは抜けられない

・燧ケ岳の見晴ルートは閉鎖中

・一之瀬からはバス利用可

尚、ひざじん帯は今日現在、悪化せず、しばらく安静で治るかと期待。

 


Paris!

2015-09-06 16:41:12 | 旅行

今日は、山の記録ではなく、パリの画像をご紹介します。7月31日、こっそりパリの休日を過ごしたTakは、セーヌ川のショートクルージングに出かけました。パリ中心部の様子を船の上からご紹介します。御覧のように、この季節、すでに初秋ともいえる爽やかな天候で、歴史的建造物も映えます。コンコルド広場の西に位置する船着き場からまずは、東に向かいます。

まず最初に左岸に現れるのが広大な面積のルーブル美術館。有名なガラスのピラミッドは、見えている回廊の内側にあります。

続いて、中洲の左岸にノートルダム大聖堂が見えてきます。

ノートルダムの先の島がサンルイ島。ここで船はUターンして元来た方向に戻ります。

西向きに進むと、エッフェル塔が見えてきます。

パリは、ルーブルのほかにも有名な美術館が軒を連ねています。これは、ルーブルの対岸にあるオルセー美術館。

エッフェル塔はてっぺんまで行けるようですが、自分としては勘弁。

その後、船から降りてモンマルトルの丘へ。パリの市街を望む。

前の写真は、このモンマルトルの大聖堂からのビューです。

画家が大勢住んでいたころの名残を残す一角。全て、お土産用の似顔絵かき。

ほんのわずかでしたが、パリの休日、エンジョイしました。ちなみに、クルーズ船はこのような感じで、シーズンと言うこともあり大混雑。中国人観光客も半分近くいて、その海外旅行ブームのすごさを目の当たりにしました。なれない報告は、見るべきものも読むべきものもありませんが、パリの雰囲気だけでも味わってください。もう少し、能書きを垂れることができれば良いのですが・・・