Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

蛭ケ岳、でも・・・

2013-04-21 14:02:17 | 日記

気圧の谷が関東を通過した今日(4月21日)は、かねてより計画していた丹沢の主峰、「蛭ケ岳」を目指します。しかし、3月27日に発症した「石川風邪」(石川さんからもらった風邪)又は「ネシア風邪」(インドネシアで引いた風邪)が完治しません。のどは痛いし咳も出て、体調はよくありません。さらに、この気圧の谷、春爛漫の関東地方を、一気に真冬に逆戻りさせました。上信越道や、東北道は雪のため通行止めになったほどです。昨夜からの雨は、念力をかけてもやまず、今日の行動予定時間にピークになるという今年最悪のコンディションとなりました。

というわけで、今日はやめ!と言いたいところですが、この一カ月ほど山に近付くこともできず、また、今日を逃すと3週間登れない。とはいえ、明日から2週間、えらいきつい日程が続くため、風邪をぶり返すと大変!さあ、どうする!

こんな時は、気楽に近くまで行ってみて、様子がよければ(天気と体調)、行ける範囲で登ってみることにしました。

蛭ケ岳を日帰りで往復できる、こんな日のための最短コースは、いつも丹沢に入っている南側からのアプローチとは別に、津久井湖のある、北側から入るコースになります。道も林道経由で時間もどれだけかかるかよくわからないので、今後のためのチェックも兼ねて。

6時20分、家近くのファミリーマート発、大嫌いな(いつも混む)16号線を避け、東名経由、最近開通したばかりの神奈川県圏央道を海老名JCTよりたどります。相模原市から山中湖へ抜ける国道413号線通称「道志の道」を東野まで行き、ここから林道に入ります。車一台やっとの林道を行くと、やがて行き止まり。

手前の駐車スペースに車を止めますが、こんな按配で、3台程度しか停められません。ゲートの右側にもスペースがありますが、これを含めても7-8台というところでしょうか。8時10分着。もちろん、先客はいません。

たまには、雨具に水を飲ませてやるか、と雨対策だけして、ザックも持たずにいざ、出発。この時点でもう、すでに山頂を目指すつもりはありません。

雨のじゃぶじゃぶ流れる林道を行くと、おや、車が一台止まっています。フロントガラスには、昨夜降ったであろう雪が。蛭ケ岳までは、コースタイムで約4時間、山頂は、次回、天気の良い日に再度トライします。雪は降ったものの、山の上でも新緑が萌えていますよ。雨でなければ素晴らしい季節になりましたね。

丹沢山系は、神奈川の水源。多摩水系の東京に比べ、水の質と、安定性が高いといわれています。従い、水源の森林保全には、多大な努力がなされています。砂防ダムや、雨水のバイパスに加えて、人工林の間引きもきちんと行われています。登山道の横には木材運搬用(?)のモノレールが。

標高915メートルの通称ベンチ下あたりでは、このくらいの積雪。落葉の上に積もってすべることこの上な~い!ということで、良い口実を見つけました。今日は、ここまで。わずか、1時間余りの登りでした。

私が高校生の頃、夏休みに体調を崩してなかなか治らなかったことがありました。大したことはなかったのですが、ずっと風邪の症状が続いていました。秋口に、学校の登山会があり、秋田市(私は秋田市の出身です!)の名峰、「太平山」(標高1,170メートル)に登ったところ、嘘のように治った記憶があります。今回も、実はこうなるのではないかと期待していた向きもありましたが、まあ、あのころとは年も違いますので、そんなわけないですね(苦笑)。

おいおい、本当かよ。はい、今日はこれで本当に終わりです。お読みいただいた方には大変申し訳ないので、おまけ。先週は、中国は東北地方、黒竜江省、遼寧省、吉林省を旅してきました。中国全土に新幹線網が張り巡らされていますが、今回も、大連(遼寧省)から長春(吉林省)までの移動は新幹線「和諧号(ハーモニー号)」で。さすが中国、真っ直ぐに線路が引かれているため、ほとんど揺れません。

では、皆さん、次回の、本当の山行報告まで、しばしお待ちください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今週も休みなので・・

2013-04-06 21:53:31 | 日記
今週、来週と仕事じゃあしょうがない!きっぱりあきらめて、北海道で登った記録を残しておくことにします。2011年4月~2012年12月までの1年9カ月での山行回数は15回。初めてにしては立派なものだ!(自画自賛)
2011年7月2日~藻岩山
アパートのベランダからは、左に藻岩山、右に手稲山が見える。手稲山の山頂が見えるかどうかで、その日が晴れているかを区別したところ、冬でも、半分くらいは晴れていることが分かりました。札幌は、日本海と、太平洋の間ということが実感されます。ということで、まずは、あいさつ代わりに藻岩山。

この時は、山頂展望台とモーリスの工事が真っ最中。あれ!という感じですが、展望はこんな感じで、札幌~!という感慨深い想いがありました。


2011年8月14日~手稲山
ごあいさつ第2弾で、手稲山へ。西野の平和の滝から。いきなり爆発音がして、たまたま追い付いた女性に「ありゃなんでしょう?」と聞いたら、「爆竹鳴らす輩がいて困ったもんだ」
「なんでまた?」「クマよけだよ」「!!クマでるんですか?」「あったりまえだよぉ」「・・・」「おや、あんた、鈴もないのかい?だめだよ、ちゃんと準備しなきゃ!」

山頂は、電話会社やTVのアンテナだらけで、あまり趣はないが、西野からの山道はかなり本格的で、楽しめた。

山頂から日本海が望める。晴れていれば、暑寒別岳が望めてさぞ良い眺めだろうと思う。

2011年10月15日~神居尻山
Toshiさんと、いよいよ出会います。村越さんのお声がけで、神居尻山へ。伊藤さん、村越さん、Toshiさん、Takの4人です。

道民の森から入るこの山は、低山にもかかわらず、山深い(この言葉はあるか?)それなりに楽しい山です。

山頂で休憩していると、次のピークから猛然とこちらに向かってやってくる人あり。信じられないスピードで、我らが山頂にご到着された方は、なにやら、Toshiリーダーと親しげに話しているではありませんか!ラーメンを食されて、再びあっという間に去って行かれました。あの人が、Amigoさんだったと知るのは、それから半年ほどしてからでした。

2012年4月8日~黒岳
これは山行ではありません。単純に黒岳にスキーに行ったのです。しかし、この日は、私にとって初めてのBCもどき体験で、大きなきっかけを与えてくれました。この日を境に、ただゲレンデで滑ることには飽き足らなくなり、BC、そして冬山へ向かうきっかけとなったのでした。

晴れた雪山は素晴らしい!白と青のコントラストは、美しいの一言に尽きます。冬の北海道でうんざりしている方々、あいすみませぬ。

さすがに、スキー靴のツボ足はきつすぎる。が、これではまりました。
次のシーズンに向けて、胸躍る一日でした。

2012年6月30日~雨竜湿原から南暑寒
爽やか(ゆるやか)登山会のスタートでした。Akkiさん、Yosshiーさん、Toshiさん、Takの4人です。村越さんはなぜいなかったのでしょうね?本当は、これに佐藤さんと白井さんが来る予定でしたが、皆さん忙しい。松坂慶子似の白井さんはお元気でしょうかね~。


雨竜沼湿原も、南暑寒岳も、北海道の豊かな自然そのものという感じでした。次は、暑寒別岳だ!と誓いましたが・・・

2012年7月16日~トムラウシ
爽やか登山会第二弾!ついにあのトムラウシへ。我々おじさんたちの爽やか登山は、前日東大雪♨泊、下山後はオソウシ♨泊という、超豪華版で、温泉、登山、旨いもの、と三拍子揃いました。トムラウシは12時間程度かけてゆっくりペース。天気は山頂退去時まで完璧、ナキウサギにもお目にかかり、最高でした。次があるとしても、コンディションはこれ以下を覚悟すべし。   


2012年7月22日~ニセイカウシュッペ
初めてToshiさんと2ショット。この日も天気に恵まれ上々の山行でしたね。ブログのトップで使っている写真はこの時に撮ったシナノキンバイの花畑。この山の名前を覚えるのに一日かかった。どういう意味だったかしらん?



2012年8月18日~恵庭岳
札幌の南に位置する恵庭岳は、独立峰でかつ姿が立派で、とても印象に残る山です。豊平川から夕陽に映える恵庭岳を眺めると興奮しますな!思わず走り出してしまいます。
しかし、山頂まで登れないと知る。溶岩ドーム(?)が崩落しており危険。自己責任で登る方もいらっしゃるが、私はやめときます。山頂でもないのに、看板があります。↓

この日も天気がよく、山頂はこんな感じでした。

下山後は、丸駒温泉にどぼん。ここの温泉は最も好きな温泉のひとつかも知れません。

2012年9月2日~樽前山から不風死山
朝支笏湖から向かう途中の不風死山。盛り上がります。

しかし、この辺の天候は安定しないのでした。
残念ながら、樽前山頂では何も見えず。

不風死山頂では晴れたりガスにまかれたりの状態。眼鏡も曇る。
帰り道、樽前に向かう縦走路から登山口に降りる分岐を見誤る。というより、気付かずに分岐を左に曲がっており、結果としては正しいルートをたどったことになるが、間違えた事には変わらず。反省。

2012年9月8日~後方羊蹄山
喜茂別コース。きつかった・・・。朝6時には、駐車場に車一台も無し。人っ子一人いないところで、こんな看板見たくない。


なのに、山頂にたどり着くと、なぜ?と言うほどの大混雑。おまけに、銭高組の金澤さんと、東京建物の三輪さんとバッタリ。世の中狭い。大変きつい運動でしたが、天気も上々で、言うことなし。

2012年9月16日~旭岳から黒岳
前日旭岳温泉泊。大雪白樺荘というYHに宿泊、改修されて間もないためか、きれいで良いお宿でした。温泉もばっちりで、露天風呂の様子はToshiさんのBrogでも紹介されています。

残念ながら、明日の天候は最悪で、晴れている今日のうちに旭岳を拝んでおこうとロープウェーで姿見へ。

これが、旭岳の見納めとなりました。

YHで同室だった東京から来た宮部君と一緒に行くことに。ガスと横殴りの雨では、一人だと心細いわけです。

黒岳でもまだこんな感じ。だいぶ良くなりました。
途中踏み跡が分かりにくく、立ち往生することもありましたが、10時間かけて何とか完走。

2012年9月29日~定山渓天狗岳
爽やか登山会第三弾。実は、暑寒別岳温泉・登山・ゴルフツアーの予定だったのです。当日の天候が悪く、まず、ゴルフをやる意味がない!だったら暑寒別はまたの機会にということで、天候のよさそうな定山渓方面へ。数ある天狗岳中から定天が選ばれました。鎖、ロープがてんこ盛りで、なかなか手ごわい山でした。


天候はやはりよろしくなく、山頂でもさっぽろ湖が時たま見える程度でした。

2012年10月22日~オロフレ山
司馬遼太郎の街道を行く~北海道紀行、の冒頭に、「君、オロフレ山の紅葉を見たかい?」という一節があります。司馬遼太郎がまだ、出版社勤務で、今日出夫のお付きをやっていたころの話だそうですが、その今日出夫が三沢から札幌に向かう飛行機の中で、こう言ったそうです。それ以来、この「オロフレ山の紅葉」が頭にこびりついて離れません。ので、やってきました。駐車場に到着したとき、山頂方向は真っ黒い雲の中、風と雨が強くどうすんべーかと思いましたが、とりあえず、雨と寒さ対策をして雲の中へ。山頂に着くころには、すっかり天気が回復、青い空。

しかし、肝心の紅葉は、ピークを過ぎており、少し残念。


2012年10月28日~春香山
秋なのに、春香山、という名せりふを生んだ春香山。Akkiiさんと一緒です。前日Akkiiさんは、計30KMほどランニングをされたとか、元気な方です。


紅葉の先に日本海が見えます。もうすぐ冬!

2012年11月11日~沖里河山から音江山
初冬の低山。視界がよく、空気も澄んでいるため遠くの眺望が最高。Toshiさんと一緒です。

今年登れなかった暑寒別岳がこんなに立派に。

この日、スタート直後にAmigoさんと偶然かわざとかバッタリ。夕方はAmigo宅でごちそうになりました。

その後、定山渓でスノーシュー講習会 BY Toshi、旭岳でバックスキンお試しツアーを敢行。
冬山装備を揃えて準備万端で冬山シーズンに突入したとたん、12月25日に東京への帰任命令が出、北海道での活動を一旦休止する運びとなりました。北海道には時々登りに行くとして、当面は関東地方の山々を踏破することを目標に日々鍛練をることとします。このBrogが途中で消えて無くならないよう、皆さん応援してくださーい!