Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

愛鷹山 撤退!

2024-05-30 14:06:00 | 日記
みなさん、愛鷹山はご存知でしょうか?富士山の南に位置し、かつては双子の富士山だったと言われる山です。写真は三島からの遠望ですが、手前左のピークが愛鷹山(1,187m)、右が位牌岳(1,457m)と思われます。


愛鷹山は、位牌岳や黒岳などいくつかのピークで構成される山体ですが昔はこんな形をしていたらしい。子供の頃から昔の愛鷹山は富士山と兄弟で、噴火で上部が吹き飛んで今の形になった、と記憶していました。どうやら本当らしい。愛鷹山が先(40万年前)にできて富士山が後から愛鷹山を押し潰しながら(?)できて、さらに愛鷹山の噴火で山体崩壊が起こったんだそうです。


そういうわけでやってきました。昨日の豪雨と強風で山も林道もあれています。早くも嫌な予感。

歩き出すとすぐに長い下り坂。ちゃんと地図を見ておけば、はなから分かることでしたが、さらにイヤーなムード。

40分ほど湿っぽい林道を降り、やっと登山道にはいる。東からの直射日光を浴びて汗が噴き出る。何から何まで嫌な感じ。


と、いきなり藪漕ぎ?嘘でしょ、とはいうものの、これまでも踏み跡は見えず、相当荒れている感じがします。今日は全く気合い入らず、即撤退決定。

突然決めて、事前チェックも怠り、正しいルートだったのかもわかりません。地図アプリ通りに選択するだけではダメでした。


嫌な気分の日には無理をしない。これができるのも年の功です。

そして、今日は地元の花火大会だから、早く帰りましょう!




バイオリンと僕

2024-05-27 12:12:00 | バイオリン
昔から、バイオリンを習ってる、というと決まって「へー、ハイソ!」とか「金持ちー」とか言われるので、習っていることを人には言わないようにしていました。とはいえ、この期に及んで隠す必要もないのでブログにも書いてしまうのでした。ちなみにTakの生家は金持ちでもハイソでもない、つつましい家庭でしたよ。
習い始めたのは5歳の頃。しかし、中学ではブラスバンドでトランペットにハマり、高校では受験を口実に弾かず、大学では一瞬オケに入りましたがつまらなくてすぐに退部、就職後は忙しさにかまけて弾かず、と弾かずの半生でした。
良き先生、御多分に洩れずおだて上手の、に出会い再開したのが10年ほど前になりますか。仕事で落ち込んだ時にもバイオリンで救われたなんてこともありましたっけ。
なんていい加減なバイオリン人生に付き合ってくれた楽器が左です。国産の60年もので、ご近所さんに譲ってもらったものですが、まだまだ元気。数年前にオーバーホールしてもらってます。右は数年前に買ったイタリアもの。でも、音はともかく、持った感触は古い楽器が圧倒的に良いです。自分の体が楽器になれたんでしょう。筋トレと楽器の練習は裏切らない。楽器は10,000時間練習するとそれなりになると言われています。目指せ、それなりのバイオリニスト!

三ツ峠山

2024-05-23 13:57:00 | 日記
三ツ峠山という富士山が間近に見えることで有名な山があります。名前は知っていましたが登ったことはない。

場所は山梨県の河口湖近く。湖を挟んで富士山に向き合っています。

河口湖といえば、富士吉田の登山口の近くでもあり、富士山は目の前です。相当コンディションが悪くない限りバッチリ見えます。今日の天気は曇りでしたが、雲海の上に富士山がご覧の通り。

しかしウイークデーということもあるのか、登っている人はいません。駐車場も小さく、あまり人気がないのでしょうか?



河口湖や山中湖は外国人観光客に大人気です。この山だって本来は外国人が多く登りに来ても不思議じゃない。登ることを苦にしない外国人は多いです。尤も、富士山本体の方に行っちゃうのでしょうがないか。

山頂からは富士山だけではなく、南アルプス、八ヶ岳、奥武蔵の山たちが一望できます。南アルプスが端から端まで見渡せるのも素晴らしい👍甲斐駒ヶ岳から聖岳まで見えます。

写真では聖岳、赤石岳、荒川岳が映っていません。下の動画でどうぞ。尚、動画のテロップはズレています。



こちらからみる八ヶ岳は一味違う。どう違うか?赤岳が目立ちません!

瑞牆山 金峰山 国師ヶ岳 甲武信岳

今日は三ツ峠山から御巣鷹山、茶臼山、大幡山を縦走して大幡八丁から登山口に戻る周回コースとしました。三ツ峠山だけだとあまりに呆気ないので。

しかし、御巣鷹山山頂はこの有様。手作りの標識が物悲しいです........

茶臼山はうっかり巻いてしまい大幡山についてしまった。


Vサインではない。なんと、大幡山に2度登る羽目に。それはですね、登ってきた方向に降りてしばらく気づかずに歩き続けてしまったからです。ヤバいです!


誰もいない尾根。まさかとは思うものの、思わず熊鈴を装着せざるを得ませんでした。


あっという間に大幡八丁峠に。残念なことにこの尾根縦走では富士山は見えません。富士山どころかほぼ見通しの効かない林の中です。でも、登山道は都留市の有志の皆さんと東京電力さんのおかげでしっかり整備されていました。登ってきた河口湖側は登山道はほぼ消滅、山頂付近の山小屋の補給路という感じの林道が登山道となっています。沢の手入れも都留市の方がしっかりされているように感じたのは気のせいでしょうか?


立派な林道が登山口まで続きます。おそらく東電さんの高圧線維持のための作業道なのでしょう。


なので、一般車両は入れません。

おまけです。今、最も有名なローソン。黒い幕壁があります。少しは効果あるようです。

が、こちら側では相変わらずたくさんの観光客が右往左往しています。河口湖駅がすぐそばなのでみなさん大きなスーツケースをゴロゴロ。しかし、背後に富士山の重なるローソンはまだ他にもありました。この辺、コンビニ多いです。めざとい観光客は別のローソンで写真撮ってました。
ローソンもですが、コンビニは周辺環境に合わせてファサード看板の色を変えています。多いのは茶色の看板ですね。実際、河口湖のローソンでも茶色看板の店、あります。この有名になった店では、看板の色を今更変えるに変えられなかったのでしょう。ご苦労様です。


山中湖の紅富士の湯で汗流す。ここは10年前に富士山撤退した時にツアーバスに乗って連れてこられた場所。あの時は中国人の若者と肩を並べて風呂に入ったなぁ。今日は日本人だけでした。



























かながわ音楽コンクール

2024-05-19 15:26:00 | バイオリン
最近、バイオリンの演奏を聞く機会が多い。今月は全日本弦楽コンクール、ヒラリーハーンのリサイタル、かながわ音楽コンクールと立て続けに聞いています。実はそのうち僕もコンクールに出てやろうと思ってどんな程度なのかチェックしてみたのです。全日本弦楽コンクールは、アマチュア部門の56歳以上の部、というのがあって僕でもなんとかなりそうでしたが、今日のかながわ音楽コンクールはちとレベルが違う。中学生の部から聞いたのですが、それはそれは立派なものです!長くても10年程度のバイオリン歴でしょうから、相当バイオリンが好きで(好きじゃないと続かないよ)たくさん練習したのでしょう。因みに審査委員長はN響のコンマスの篠崎マロさんで、レベルの高いコンクールなのでした。少子高齢化でも、上手な子たちがたくさんいるのを見て嬉しくなりました。ステージに出てくる時はオドオドしていて大丈夫かしらと心配するような子もいましたが、いざ弾き始めると皆、別人のようにバイオリニストの顔になるんですよ。将来が楽しみです♪反面、僕は相当練習しないとお呼びじゃない事を、しっかり認識しました。

雨の菰釣山(こもつるしやま)〜西丹沢

2024-05-16 12:48:00 | 日記
菰釣山。なんとも変な名前の山で、普通、読めない。それで気になっていていつか登ろうと思っていたわけです。




菰って知ってますか?酒樽を包んでいるあれ、藁みたいなもん。菰被り、と言いましたっけ。戦国の世に、菰を吊るして立て篭もった領主がいたのでその名がついたとか。菰で何をくるんだんでしょうかね?




どこにあるかというと、丹沢の西のハズレ、神奈川県と山梨県と県境にあります。すぐ西が山中湖でその先は富士山。




ここは東海自然歩道。丹沢主稜とも呼ばれ、最高峰の蛭ヶ岳から檜洞丸、この菰釣山から三国山に至ります。いつか歩いてみよう。




丹沢の山はいつも南から登るのだけれど今日は北の道志村から南に向かって登ります。




この季節、遠くて高い山には足が向かない。遠くまで行って足ズボは勘弁してほしいですし、去年の怪我もこの季節。




近くの丹沢はホントありがたい。とはいえ登っていない山もあまりなく、今日の菰釣山は貴重なとっておき。しかし、天気は最悪でちょうど登る時間が雨で午後から晴れ予報。たまには小雨の山歩きも良いもので、嫌いじゃないのでカッパを羽織って出かけました。




西丹沢はブナの天然林が素晴らしい👍秋にも来ないと行けません!




一晩中雨が降っていた割に道はぬかるんでいない。水捌けの良い火山性凝灰岩の土壌とブナの森が織りなす保水性の高さを実感します。




雨は殆ど上がっても、ブナの葉からは絶え間なく雫が降ってくる。一気に水を地表に流さず、ゆっくり地面に届ける営みですね!




この辺りは神奈川の水源で、沢の水は道志川に流れ込み、津久井湖から相模川になって相模湾に注がれる。丹沢に来るたびに、神奈川の水源の豊かさにはびっくり。
富士山はすぐそこなんですが、今日は残念ながら。いつも見てるもんね。


西丹沢は東や表丹沢と違って温泉がたくさん。
ありがたいことです。村民じゃなくても¥700の道志の湯♨️