Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

赤岳~八ヶ岳

2015-02-15 18:14:36 | 日記

2月14-15日は八ヶ岳の主峰、赤岳(2,899m)に向かった。日本海に強い寒気が入り込み、14日は風雪強いが、15日には晴れるという予報を信じて、ほぼ1年ぶりの冬の八ヶ岳、冬の赤岳は初めての挑戦だ。ここは、冬山登山のトレーニングとして多くの団体が登る山域で、今週も多くの山岳会や、ツアーが入っていrた。写真は赤岳鉱泉から見た横岳。

14日、いつものあずさ1号で茅野、そこからバスで美濃戸口。ここから約1時間の林道歩きを経て山道へ入る。入山届はここで。今回のコースは、初日、美濃戸口から北沢経由、赤岳鉱泉で一泊。翌日、地蔵尾根から赤岳山頂、天気が良ければ阿弥陀岳を回り、御小屋尾根経由美濃戸口に戻る。さて、バスを降りて、歩き始めると、峰の松目(2,567m)が、目に飛び込んでくる。立派なピラミッド型の山だが、登山コースとしては全く紹介されていない。硫黄岳の西にそびえる独立峰。

北沢を進むと、横岳(2,829m)の威容が姿を現す。横岳は、赤岳の北に位置し、赤岳からの縦走ルートで一昨年登った。稜線上からはこのような荒々しい姿は想像しずらい。横岳と言っても、その名の山頂があるわけではなく、いくつかのピークをまとめて横岳と称している。ちなみに横岳の主峰は「奥の院」。その手前には、「大同心」、「小同心」と呼ばれる門番の様な巨岩がある。写真左が大同心で、その奥に小さく見えるのが、小同心。

楽しく歩いて行くと、予定より早く13:00に赤岳鉱泉に到着。この季節でも、大混雑。そこから見た横岳・奥の院と大同心。早すぎて、しかも混んでいるため、少し先の行者小屋まで行くことにした。

14:00行者小屋到着。ここからは明日向かう赤岳、阿弥陀岳が正面に望まれる。

そして翌15日、あぁ、何ということでしょう!予報に反し、朝から雪とガスで、視界が全く開けない。ここでは、晴天域を探して移動するという技は使えず、一路、赤岳目指して登るのみ!

9:20赤岳山頂。赤岳展望荘までは何とかたどり着いたものの、最後の急登では風雪強く、ゴーグルも凍りついて使えず(どなたか、凍りつかないゴーグルを紹介して!)、何度か撤退も考えたが、夏道のロープやチェーンを頼りに何とか山頂にたどり着いた。10m程度の風もあり、視界の全く効かない山頂からは早々に撤退。今回のメンバーは、おなじみCobb氏、初めて同行するKJT氏。下りは、文三郎尾根を下り、行者小屋経由美濃戸口へ。とてもカメラを構える状況と気分ではなく、写真はこれまで。

荒天の赤岳は、展望が全くなく、その意味では全く期待を裏切るものだった。しかし荒天の中、山頂まで辿り着いた達成感は何物にも代えがたい。さらに、下りの文三郎尾根では、突風が吹いたり、痩せ尾根の足場が悪かったり、結構緊張する場面も多く、久しぶりに眠っていた遺伝子のスイッチが入り、爽快であった。

遠くから見る八ヶ岳は、いつも晴れているのに、どうしてなの?又来るぞ!

 

 

 


塔ノ岳 その2

2015-02-01 15:40:56 | 日記

 

2月1日、2月最初は、先週に引き続き、丹沢・塔ノ岳トレーニング登山。先週木曜夜から金曜日にかけて、関東の山にも相当雪が降ったと思われ、楽しみだ。今日も、快晴、空気も澄んでいるので、良い眺めが期待できる。

6時15分、いつもの大倉山の家を出発、だんだん日の出が早くなってきており、この時間でライトはもういらない。早朝の登山客も増えてきている。8時25分、山頂着。2時間10分は最近のベストタイムで、すこし嬉しい。夕べたっぷり寝たせいか、体軽い。

これほど見通しの良い日も珍しい。手前から、江の島、三浦半島、その向こうが房総半島だ。房総の向こうまで見通せるのはめったにない。

逆光を消すと、こんな感じ。尚、三浦半島の付け根がTakの自宅のある逗子です。

少し、南に目を向けると、大島がはっきり見通せる。

富士山頂付近は、風が強そうだ。ここの山頂も北風強く、寒い。

南アルプスも今日は晴天に恵まれている。右のうっすら見える三角錐が、甲斐駒ケ岳、千丈が岳をはさんで、白くそびえる北岳。

午後に備え、8:30、早々と山頂出発、たくさんの登山者とおはよう、やら、こんにちわ、やら無数のあいさつを交わしながら下山。10:00大倉山の家当着。今日は体調がよく、登り、下りともに自己ベスト。12月から山行回数が多いので、鍛えられたようだ。

今日のおまけ。朝一番に、山の上から三浦半島を眺め、午後一番で三浦半島から塔ノ岳を仰ぐ。神奈川県、意外と狭い?分かりずらいですが、真中のビルの右斜め上、最も高い山頂がそれです。石原裕次郎の記念碑越しにご覧ください。

伊豆半島の右から富士山、小さな三角が金時山、中央の最高峰が天城山。今日も天候に恵まれた良い一日でした。先週のお疲れも、北風に乗って太平洋の沖に飛んで行きました・・・