大曲の全国花火競技大会

秋田県大曲市の花火大会は、100年以上も続く全国の花火師たちの最大の競技会です。足の怪我から回復しないTakさんは、北海道マラソン初参加をあきらめ、10年振りにこの花火大会を見物してきました。

https://youtu.be/cM2kmIgTVK0?

si=9niSScotDApHxu3U

これは約6分半の大会提供花火の最後の1分半です。大会のメインとも言えます。

夕方5時から、全国でも珍しい昼花火で延々５時間近く繰り広げられる花火大会が幕を開けます。日本各地から、28組の花火師たちが集い、腕を競うこの大会は、実に見応えがあります。それぞれが、課題玉2発と、自由作品を打ち上げて、評価されます。皆さん、この一年の集大成とばかりに腕を奮った作品ばかりで見応えがあります。

https://youtu.be/HcMu0f4Zzt4?si=MPSb1X_dtP4dDP-x

花火が終わるともう、夏も終わり。花火師さん達と名残を惜しみます。

久しぶりに見ましたが、いや、これは実に素晴らしいです。河岸1,000mの長さから打ち上げられる花火は頭上で花を咲かせ、あまりの大きさにカメラには収まりません。人口4万人の町に、80万人が押し寄せるわけです。無類の花火好きのご夫婦に席を確保してもらえて、大感謝。飲みながら、あっという間の楽しい４時間半でした。

尚、こんなにたくさんの人が来るので、当然、お宿はありません。また、車も駐車場が限られ、足と宿の確保は大問題。それでも皆さん、歩き、電車の長い列に並び、大汗かいてでもみる価値あり！ですよ。

花火後の大曲駅。
この日、秋田新幹線は熊と衝突、というアクシデントもありましたとさ。

リハビリ

苗場山で怪我をしてから早くも2ヶ月半の月日が流れ、8月となりました。走るのには暑すぎる日が続きますが、山は梅雨明けの良い天気です。Takはまだ完治せず、我慢のリハビリが続いています。随分前にギブスが外れたのですが、張り切って負荷をかけすぎ症状が悪化してしまいました。リハビリ担当の先生からは1ヶ月逆戻りと言われ、それ以来運動は厳しく制限されています。今年の夏は、日本アルプスの残る百名山を制覇し、北海道の利尻岳、幌尻岳に登り、北海道マラソンデビューの予定でした。なんとか間に合わせようと、無理した報いでした。あの日、滑落して怪我をしてから標高差500mを自力で降り、車を5時間運転して帰ってきました。だから、なんとなく、たいしたことないさ、という気持ちがあったんですね。

今日やっと軽いジョギングの許可が出ました。トレッドミルで時速5kmという、どうやって走るの？というスピードで10分走り、エルゴメーターで30分。でも、やっと歩くだけとは違う、身体を動かす実感がありました。2ヶ月半ぶりですよ。

地元の市民体育館には立派なジムがあり、必要なマシンが揃っています。駐車場も完備でとても助かります。実はこのジム、5年前に大腿骨骨折した時もお世話になりました。Takにとっては、怪我をした時の専用ジムのようです。

今日、たまたまですが期末試験が終わりました。(相変わらず学生もどきをやっています)身体を動かせないため、やむを得ず、試験勉強などを真面目にやっていたわけですが、これからは、動きたい自分を抑える戦いとなります。

病院でのリハビリは、週に２回のペースでやってもらっています。30分キッチリマッサージをしてもらい、超音波で状態をチェックします。先生も良く心得ていて、超音波を見せながらいかに筋肉や筋膜、脂肪が癒着していて動きが制限されているかを説明しつつ、だから無理してはいけないのだと諭します。本当にありがたいです。

8月は何しろ状態の回復に集中して、走ったり登ったりはしません。9月になったら状態を見てどうするか、改めて計画したいと考えています。あとひと月、暑い夏が続きます。

皆さんも、身体を労って活動してくださいね。