Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

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六甲全山縦走 記念碑台〜宝塚

2022-04-03 15:22:00 | 関西の山
2月5日の須磨〜鵯越、2月26日の鵯越〜記念碑台に続き、六甲全山縦走路の最終パート、記念碑台〜宝塚を歩き、全山縦走を完了しました。


今日は天気が下り坂で午後から冷たい雨の予報でした。雨に会う前に宝塚まで辿り着きたかったので、罪悪感に苛まされつつ、六甲ケーブルを利用してスタートの記念碑台まで登りました。このケーブル、今年開業90周年だそうです。途中、六甲山南面の豊かな植生や、歴史を感じるトンネルを見る事ができて、罪悪感は消えました。600円払って乗る価値があります。


朝8:00頃、まだ雲も高く、尼崎から大阪方面を望むことができました。寒気に覆われ、風もあり寒い春の朝です。


前回は良い天気でしたが、今日は肌寒く、人気のないスタート地点の記念碑台交差点。


六甲山最高地点に向かう途中、日本最古の神戸ゴルフ倶楽部の中(正確には間)を通ります。


1903年にイギリス人貿易商により開業したそうです。来年120周年となります。六甲山は別荘地としても有名ですが、関西圏の避暑地、社交の場所として賑わっていたことを想像させてくれます。又、前回のシェール槍といい、外国人が持ち込んだ文化の影響も強く感じます。


六甲山系には六甲山という山はありません。この931m地点を六甲山最高峰と呼んでいます。残念ながら、ガスがかかり、冷たい霧雨の山頂、となりました。


最高峰から先、宝塚までは再び山道になります。前回の報告で、一般道が多くなると書きましたが、そんな事はありません。小ピークをつなぐ近畿自然歩道として多くのハイカー、ランナーが楽しむ山道でした。


水無山山頂(804m)。見過ごしてしまいそうなピークですが、この標識は可愛らしくてナイスですね。


大平山(681m)山頂。全く眺望はなく、電波塔の横にひっそり佇む訪れるハイカーもいなさそうなピークですが、かえって気になります。


手前からの大平山。この辺りからガスは消えて眺望が得られるようになりました。


大平山あたりからは宝塚市北部が見えて、六甲山系もようやく東のはじまで来たなという感じです。須磨からは神戸市や瀬戸大橋が望めました。今は宝塚、三田など六甲山北東部の眺めが広がります。


山道はこの塩尾寺(えんぺいじ)で終わり、ここからは急な一般道を宝塚駅まで降ります。開祖は聖徳太子とあります。関西は関東と比べて歴史を感じる瞬間が多いのですが、江戸の歴史がまだ4世紀しかないのだと思えば、当然ですね。


桜と宝塚の町。天気が残念。


昼過ぎには縦走路終点の阪急宝塚駅につきました。雨は降らずに持ち堪えてくれました。が、3回に分けたこの縦走、思った程の達成感はありませんでした。楽すぎたかな?今度は、フルで思いっきり達成感を味わいたい?!


最後に、おのぼりさんしてきました。桜並木と、公演で多くの方がいらしていました。Stay safe each other!

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