Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

しまなみ海道 素晴らしい風景

2021-11-28 18:31:00 | 旅行


しまなみ海道、今治の馬島から見る日の出。前の写真は、来島水道の夕景。


日本には美しい風景が沢山あることは、皆さん良くご存知の通りです。
私もこれまで沢山の美しい日本の自然を見てきました。
瀬戸内海は、これまであまり馴染みがありませんでしたが、今日、しまなみ海道を訪ねてその素晴らしさを改めて噛み締めました。
瀬戸内海は、物流の動脈でもありますが、観光資源としても大変な資源です。
村上水軍や、壇ノ浦など歴史上重要な場所であったことも、その価値を高める事でしょう。


美味い食材、たくさんの島と海が織りなす美しい風景、歴史上の数々の舞台。
世界に誇る、日本の宝の一つ。
日本は、本当に美しい国です。




万葉の二上山

2021-11-23 18:16:00 | 関西の山
11月23日は、大阪府太子町と奈良県葛城市にまたがる、万葉集でも歌われた名山、二上山(古くは、ふたかみやま、現在では、にじょうさん)を歩いて来ました。


近鉄阿部野橋駅からわずか30分で、飛鳥の里山に。知りませんでした。
上ノ太子駅から線路沿いに歩き登山道に向かいます。秋の深まった飛鳥の里を歩きます。


手前が二上山の雄岳、奥に小さく見えるのが雌岳です。朝は快晴でしたが、昼前から北風の強い、冬曇りとなりました。寒い。


ダイヤモンドトレイルと呼ばれる登山道に入ると、階段の急坂が続きます。

尾根に出ると、なだらかなアップダウンから二上山が見えるようになります。

雄岳は標高517m。立派な姿です。

300mあたりから紅葉が見頃でした。

雌岳山頂より南方向。葛城山、金剛山と連なります。ダイヤモンドトレイルは、この二上山の手前、屯鶴峯(どんづるほう)から始まり、大阪/奈良県境、大阪/和歌山県境に連なる和泉山脈を結ぶ全長45kmのトレイルです。

東に目をやると、奈良盆地南部の大和高田、橿原が広がります。どちらを見ても、歴史を感じる場所ばかりです。

雄山山頂は眺望がありません。葛城白玉神社が祀られています。実はこのあたりに、万葉集で歌われた、大津皇子の墳墓があるそうです。このことを知らず、大変残念な事をしました。

今日は北風が強く、小雨も降り始めたので、奈良県側、古刹の當麻寺に向かい下山します。雄岳が色づいて綺麗ですが、陽の光があれば一段と映える事でしょう。

途中、イチョウの落葉に出会いました。一気に落ちてしまったようですが、黄色い絨毯も又美しいものです。

古刹が連なります。この辺りは、飛鳥の頃に作られた天皇、皇族の古墳が多く、それを供養するためなのか、古いお寺も沢山あります。雄岳の麓の祐泉寺です。

祐泉寺境内から雄岳方面を望む。
當麻寺(たいまでら)から二上山を望む。飛鳥の人々も、このように二上山を眺めていたのかと思うと、1,500年の時間差を感じません。

當麻寺仁王門。このお寺も、推古天皇の時代に創建されたと伝わります。

帰りの近鉄電車の車窓から見た眺めが、今日一番でした。1,500年の時間をタイムスリップしたかのような4時間でした。

當麻寺を出てすぐ、葛城市の健康施設、ゆうあいステーションがあります。お風呂マークが出ていたので立ち寄りました。親切な係の方に案内されて、温泉ではないものの、300円で大きなお風呂を利用させてもらいました。
こんな近くに、歴史の刻まれた古刹に囲まれた名山がある事を、今日の今まで知りませんでした。
歴史と山を訪ねる旅は、終わりがなさそうです。








釈迦ヶ岳 大峯奥駈道

2021-11-20 19:25:00 | 大峰奥崖道


今日は、大峯奥駈道、山上ヶ岳より南は初めての釈迦ヶ岳(1,799m)に登りました。


かつては東の前鬼口から一泊しなければ辿り着けなかった釈迦ヶ岳。今は西の旭ダムから付けられた立派な林道を使い標高1,300mまで車で入れるようになりました。
朝寝坊して、6時過ぎには大阪を出たものの、ここは3時間はかかる奥深さ、到着は9時を過ぎていました。


それでも予報通り、快晴、無風で気分も盛り上がります。登山口にはトイレと駐車場があります(15台くらいでしょうか、今日はすでに一杯でした)。9:20スタート。


大峯山脈としては珍しく、緩やかな登りで尾根に出ます。さらに、笹原にダケカンバという珍しい取り合わせです。お陰で眺めは最高で、大峯奥駈道を囲む山々が果てしなく広がります。


釈迦ヶ岳山頂が見えて来ました。山頂がはっきり見えるというのも珍しい体験です。


山頂手前、千丈平の先には湧水がありました。この辺りはテント泊ができるようですが、場所的にニーズは無い様に思います。


山頂手前で大峯奥駈道に合流します。山頂まではすぐ。


山頂には高さ2mはあろうかという、釈迦如来像が安置されています。1924年に、岡田雅行さんと言う方が、三分割して担ぎ上げたと伝わります。どのような想いでこの難事をやり遂げたのでしょう?
第四十靡、と書かれています。靡(なびき)とは、拝所、行所を指し、大峯奥駈道には75箇所の靡があります。山頂で行を行うのですね。


一等三角点


錫杖


釈迦ヶ岳は大峯奥駈道のちょうど中間になります。南半分が脈々と連なります。


北は、左から八経ヶ岳、仏生ケ岳、孔雀岳と連なります。いずれも1,800mクラスが続きます。


孔雀岳手前の五百羅漢。

素晴らしいのは山の上だけではありません。麓の旭ダム周辺は紅葉が見頃でした。

Takは、薄く色づいた紅葉が好きですが、見事にピークを迎えた紅葉も素晴らしいと改めて思いました。

五條市にある神社のイチョウの巨木。素晴らしいです。

今年の大峯奥駈道はこれで終了です。この一年、奈良県の山々を巡りましたが、紀伊半島の山並みの奥深さと深く刻まれた谷に、感銘を受けました。紀伊半島は雨が多い。だから深く谷が刻まれている。それは時には大水害を引き起こし村を消滅させることもある。その分、治水、治山は徹底して行われて、谷の隅々、山の上まで手が入り管理されている。人間の営みは守られて、山林も守られている。これは、今に始まる話ではなく、神代の時代から続く紀伊半島の歴史なのでしょう。自然は時に猛威を振るいますが、人もできる限りの努力をして、共存を図ろうとする力を感じます。
















新しい家族

2021-11-15 21:41:00 | 徒然
11月14日は甥っ子の結婚式でした。
一年前に籍を入れていましたが、コロナ禍で披露宴は延び延びになっていて、晴れて開催の運びとなりました。
親戚の結婚式に参加するのは、実に30年ぶりでした。
沢山いたはずの親戚たちとも疎遠となり、新しい家族の誕生は、感慨深いものでした。
我が家の長男も今年結婚し、来年の今頃、披露宴をやるそうです。
今、新しい2組の家族ができて、改めて親戚付き合いが忙しくなりそうです。
甥っ子のおじいちゃんと、お嫁さんのおじいちゃんが、新しい家族となって固い握手です。お互い頑張ろうと。
家族が増えるのは、嬉しいものです。

アンケート!

2021-11-07 16:42:00 | 徒然


大阪に帰る機内にこのようなアンケート用紙が置かれていました。4Pにわたる結構記載項目の多い、航空旅客動態調査、です。どのくらいのサンプル数になるのかわかりませんが、自動読み取りができるとも思えず、又、記入しづらい機内で書かれた読み取りにくい文字を、多くのアルバイトさんが処理するのだろうな、と思った瞬間、やる気が失せました。携帯アプリで申告してもらう方が安くて効率も良いとは思いませんか?