今朝も例によって徒歩で通勤した。道すがらの歩道で貧しい人が多いこの国でも、貧しさが際立ってしまうほどの汚い身なりをした3人家族を見た。こういう身なりをしているからといって彼らを哀れんだり、同情しようというわけではない。ただ、4歳くらいの子どもが、パンツも履かずにいたので、この家族の姿が目に入ったのだ。正直なところ、何をしているか察しが着いたので、それを確認したくは無かったのだが、目を閉じて歩くわけにも行かないので結果としてその様子が視界に片鱗に混入してしまった。何をしていたかはあえてここでは書かないが、小さな子どもを抱えて路上生活をしていると予期せぬ事態が起こるので大変だと思った。
自分自身が中産階級以下の家庭に生まれ育ち、今ある意味それ以下の生活に落ち込んでいる現実同様、こういう人々が今いる状態から脱するのは容易ではないだろう。ただ、今自分自身が苦労をしてまで今の状態から脱したいと思っていないように、こういう人々もまた、現状を享受しているのかもしれない。
自分自身が中産階級以下の家庭に生まれ育ち、今ある意味それ以下の生活に落ち込んでいる現実同様、こういう人々が今いる状態から脱するのは容易ではないだろう。ただ、今自分自身が苦労をしてまで今の状態から脱したいと思っていないように、こういう人々もまた、現状を享受しているのかもしれない。