知って得する!トリビアの泉
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今年も北海道・厚田の戸田記念墓地公園で、ソメイヨシノを中心に8000本の桜が咲き誇り、連日1万人を超える市民が訪れた。今や同園は北国を代表する「桜の園」だ▼この地でソメイヨシノは決して育たないと言われていた。が、“恩師がこよなく愛した桜で、恩師の故郷を荘厳したい”との池田名誉会長の深い思いに応えて、桜守の皆さんが並々ならぬ奮闘を重ね、不可能を可能とした▼厚田の桜が厳しい環境を勝ち抜くには、樹木そのものを強くすることが不可欠。8000本の桜それぞれの様子を見て細心の世話をする。「元気か」「頑張れ」と励ましの声をかけながら▼花芽をついばむ野鳥「ウソ」も桜の“天敵”。今年は各地の桜の名所でも被害を広げた。厚田では早朝から園内を巡回するなどして被害を食い止めた。その努力は、雪の残る2月から続けられた▼生きる力を引き出し、害悪から守る。命を育むことがどれほど大変か。だが苦労が大きいほど開花の喜びは大きい。桜守の戦いは、人材育成の闘争にも通じる▼厚田では葉桜が輝き始め、木々は「新たな開花」への準備に入った。私たちは、それぞれの地域の“平和の桜守”の自覚で、「勝利の花」「人材の花」を見事に咲かせきっていきたい。(和)

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 雑誌「暮しの手帖」の編集会議が、編集長の花森安治を囲んで行われたときのこと。「母の日」に寄せて、子どもに絵を描かせたら、テレビを見ているお母さんの姿が、一番多かったということが話題に。それをもとに母親像を追うプランがあがった。皆、賛成の雰囲気だった▼花森は言った。その方法はよくない。「子どもたちは、大好きなお母さんの姿を、一枚の絵に一生けんめい描いたのだ。そこには、テレビを見る母親を批判する気持ちは、なかったはずだ。そういう絵を、われわれが母親批判の材料に使うことに、ぼくは反対だ」(酒井寛著『花森安治の仕事』)▼一つの事柄に何を感じたらいいか正解はない。が、少なくとも人を思いやる心で想像力を働かせたら、見えなかった大切なものを、感じ取ることができる。その“感じる心”を養うことが、優しくなるということだと思う▼人の心の痛みを感じ取る力、人の優しさに感謝できる力――ますます必要とされる能力だろう。そして、仏法を実践する私たちは、もう一歩深い優しさを知っている▼人間は皆、仏界という尊い生命を持っているという信念だ。だからこそ戦争を憎み、人を愛する力がわく。最高の優しさとは、平和を築く強さである。(申)

私の足りないところはこれだと思った。

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