なーんか、先日から野球選手には道具にこだわりがある…
ってハナシが続きますが。。
昨日のサンドラを弟が録画していたものを見ていて、弟と一緒に納得!
ドラゴンズ選手に自身のグラブを見せてもらって、個々の選手のこだわりを聞く特集でした。
弘法筆を選ばず…とも言いますが、野球は道具を使ってプレーをするスポーツ。
ちゃんと道具に役割があって、道具を上手にこなすからこそ技術が生きるスポーツなんです。
やはりグラブは自分の手のように動かせるものでないとねー。
なんて話で、守備の神様、高木守道氏も納得していました。
自慢していい?
ボクもね、、
自分の使っているグラブがね、もうそんな感じで愛着わいてるんですよー。
これこれ!
いちおう”お役御免”になっているグラブなんですが、いま使っている前に使っていたやつなんです。
外野をおもにやっているので、外野用のグラブです。
でも、まだ練習では使っています。
なにしろ、ボクの中ではいまだに一番のグラブですから。
もう、このグラブはまさしくボクの「手」です!
「手」といって過言でないくらい、素晴らしく馴染んでいます。
自慢の逸品です。
ボクの中で…だけですけど(笑)!!
一番のポイントはポケット。
手のひらの部分、ボールを捕るところを”ポケット”といいますが、
コイツの場合、どんな球でもこのポケットにスポっとおさまります。
ちょうどウェブ(親指と人差し指の間の網の部分)の下と、人差し指にかけての部分です。
ここを捕球ポイントとし、衝撃を抑えるために人差し指は出してます。
もう、かなり柔らかくなっているし、ただ柔らかいだけでなく、しっかりとカタチができています。
ちなみに、このグラブは11年目に突入中です。
高校3年のときに買い換えたんです。
新しいグラブを3年前から使っていますが、こちらはまだまだ!!
もっと可愛がってあげます。
コイツの場合、捕球スポットをもっともっとなじませないと。。。
色が変わっている部分なんですが、ほんとうはもっとウェブに近いところに持って行かなきゃ。。
打球に慣れるため、内野の練習なんかもしているもんで、ちょっと腹に近いところになってしまっています。
まだまだ!!…と思うと楽しいモンで。
そう!
グラブにかぎらず、道具は愛着を持ってかわいがってやる。
長く、大切に扱ってほしいんです。
必ず身(プレー)を助けるものですから!
お子さんや兄弟が野球をやっているアナタ!
お金のかかるスポーツでもありますからね、この気持ち、大切であるとぜひ伝えてほしいと思います。
おかげで、下手なりにも楽しく野球をやれていると思っていますから。
ボクなりに!
グラブを長持ちさせて、かつ上手に馴染ませるために実践している方法が3つあります。
☆グラブは立ててしまっておこう
折り目がついてるくらい真っ二つに折り曲げているなんて言語道断です(笑)!!
グラブは頭の写っのように、手にはめている時のような状態で、立てて置いておくといいです。
袋にしまっておくときも同じです。
つねに捕球ポイントにボールをはさませておくのもいいですよね。
要は、グラブのカタチを崩さないように…ということです。
これは、やはり守備の神様、辻発彦(現中日2軍監督)が言っていたことです。
☆手入れはこまめに、ただし過保護はダメよ!!
イチローでも、毎試合後は必ずグラブに手入れをしています。
毎試合ごとの手入れは、ほんとうに乾拭きやブラッシングでほこりを取ること!
そのかわり、丁寧にしっかりと取ること!
これだけでいいと思います。
すぐに油を塗る人がいますが、油の塗りすぎはいけません。
よく、”柔らかくするためにはどんな油がいいのかしら?”と聞く人がいますが、油の塗りすぎは皮革を柔らかくしすぎて型が崩れるし、柔らかくするために集中して塗っちゃうと、バランスが崩れます。
これが、ワックスを使うことによる”過保護”だと思っています(笑)。
グラブを早く柔らかくしたいと思って、いっぱい塗る人がいます。
過保護を受けたグラブちゃんは張りが無くなって軟弱で、逆に型を崩すだけです。
買ったときお店で最初に油を塗ったりスチームにかけるなどして、型をある程度つけてくれます。
それを保ちながら、日頃はブラッシング、叩いたりして皮革を維持し、荒れてきたら油を塗る。。
そんな感じで扱っていけば長持ちもすると思います。
☆捕球姿勢をしっかりと身につけよう。
前述のとおり、ボクは外野手なので、フライをしっかりと捕るために、しっかりとした捕球スポットを作りました。
もちろん内野手でも自分の捕球スポットはあります。
内野手は浅めのグラブですが、そのあとすぐに手に持ち替えないといけませんから、次のことも瞬時に想定できるようなカタチ作りが基本になります。
しっかりと捕球スポットを確立するためには、その”捕球”もしっかりとした姿勢で捕ってください。
ボールの捕る位置に目線を持っていく、ボールを捕球する位置に身体を運ぶ…といったことです。
ボールを怖がらなくなれると思うし、守備力の向上にもつながります。
なるべく”いい音”で捕ってあげられるように、しっかりとした体勢で、確実に捕球することを意識して練習をしていますねー。
まぁ、
こんな自画自賛な話、飽きられてはいけませんので(汗)、
最後に野球選手が試合で使うグラブの種類をご紹介したいと思います。
森野選手は内外野で同じものを使っていると言っていましたね。
しかし、よくこうした内外野をこなすユーティリティ選手はポジションごとにグラブを持っていたりします。
それは、ポジションによって捕球、送球に適したグラブがあるからです。
ここでは、大まかに4つにわけて紹介します。
投手用です。
投手はグラブの大きさをまず選ぶと思います。
大きいグラブを使って、遠心力で投球フォームに力をつけたい選手も入れば、小さいグラブでコンパクトに身体に収めたいと思う選手もいます。
とくにそれ以上に特徴はないんですが、鉄則なのはウェブ。
球の握りが見破られないように、ウェブは目隠しになるような、隙間のないものを使います。
捕手用。
キャッチャーミットですね。
これでも、選手によってポケットを浅くしたり、深くしたり、、まわりのクッションを厚くしたり薄くしたりとあります。
それは、選手自身のクセやプレースタイルによって変わってくるわけですが、選手は捕球するにしても次に送球をするという動作のために適した動きをします。
いかに素早く次の動作に進めるか、
そのためにポケットを浅くする人もいれば、小さめなものにするとか、工夫があります。
一塁手用。
ファーストミットです。
キャッチャーミットより大きく、しかしクッションが薄くて軽いものです。
ファーストミットはしっかり捕球スポットを作っておきたいですよね。
内野手用です。
2塁、3塁、ショート。。。
ポジション別にもありますが、大きな特徴は、比較的均等なサイズで、小さめ。
手のひら(腹)が広くて浅いものが内野手用の大きな特徴です。
これで、ポジションによって微妙に工夫していきます。
たとえば、セカンドは機敏な動きと素早い送球が求められるので、ポケットは浅く、小さいものが使われます。
サードは横に広くてポケットの深いものが好まれますね。
中村ノリはセカンドのように小さくて浅いのが好きと言ってました。
ノリは横の守備範囲が広いので、三遊間の難しい打球を捕ってすぐに投げたいからでしょう。
最後は外野用です。
指が長いのが特徴です。
横に広い、細いは個人の好みが出ます。
ほか、特徴としては、ウェブがほんとうに網状だったり、格子状だったりします。
これは、落下地点に立って、真上の目線の先にボールが来てもボールが覗けるようにということや、グラブで日光を避けても空の様子が分かるように、ということがあります。
これは、ボクのグラブの説明時のまま。
しっかりとしたポケットで、捕球スポットを設けることが最適と思います。
市販のグラブではここまで細かくは説明されていないかもしれませんが、こうした特徴からポジションに適したグラブを選んだり、”○○モデル”といった選手仕様のレプリカモデルがあれば、それを参考に選んでみてください。
あとは、自分がどれだけ大切に出来るか。
どらだけ自分のモノにできるか。
そこが、いい道具を使うという以上に、自分の技術を求められる部分だと思います。
長々となりましたが、ご参考になればなによりです。
ってハナシが続きますが。。
昨日のサンドラを弟が録画していたものを見ていて、弟と一緒に納得!
ドラゴンズ選手に自身のグラブを見せてもらって、個々の選手のこだわりを聞く特集でした。
弘法筆を選ばず…とも言いますが、野球は道具を使ってプレーをするスポーツ。
ちゃんと道具に役割があって、道具を上手にこなすからこそ技術が生きるスポーツなんです。
やはりグラブは自分の手のように動かせるものでないとねー。
なんて話で、守備の神様、高木守道氏も納得していました。
自慢していい?
ボクもね、、
自分の使っているグラブがね、もうそんな感じで愛着わいてるんですよー。
これこれ!
いちおう”お役御免”になっているグラブなんですが、いま使っている前に使っていたやつなんです。
外野をおもにやっているので、外野用のグラブです。
でも、まだ練習では使っています。
なにしろ、ボクの中ではいまだに一番のグラブですから。
もう、このグラブはまさしくボクの「手」です!
「手」といって過言でないくらい、素晴らしく馴染んでいます。
自慢の逸品です。
ボクの中で…だけですけど(笑)!!
一番のポイントはポケット。
手のひらの部分、ボールを捕るところを”ポケット”といいますが、
コイツの場合、どんな球でもこのポケットにスポっとおさまります。
ちょうどウェブ(親指と人差し指の間の網の部分)の下と、人差し指にかけての部分です。
ここを捕球ポイントとし、衝撃を抑えるために人差し指は出してます。
もう、かなり柔らかくなっているし、ただ柔らかいだけでなく、しっかりとカタチができています。
ちなみに、このグラブは11年目に突入中です。
高校3年のときに買い換えたんです。
新しいグラブを3年前から使っていますが、こちらはまだまだ!!
もっと可愛がってあげます。
コイツの場合、捕球スポットをもっともっとなじませないと。。。
色が変わっている部分なんですが、ほんとうはもっとウェブに近いところに持って行かなきゃ。。
打球に慣れるため、内野の練習なんかもしているもんで、ちょっと腹に近いところになってしまっています。
まだまだ!!…と思うと楽しいモンで。
そう!
グラブにかぎらず、道具は愛着を持ってかわいがってやる。
長く、大切に扱ってほしいんです。
必ず身(プレー)を助けるものですから!
お子さんや兄弟が野球をやっているアナタ!
お金のかかるスポーツでもありますからね、この気持ち、大切であるとぜひ伝えてほしいと思います。
おかげで、下手なりにも楽しく野球をやれていると思っていますから。
ボクなりに!
グラブを長持ちさせて、かつ上手に馴染ませるために実践している方法が3つあります。
☆グラブは立ててしまっておこう
折り目がついてるくらい真っ二つに折り曲げているなんて言語道断です(笑)!!
グラブは頭の写っのように、手にはめている時のような状態で、立てて置いておくといいです。
袋にしまっておくときも同じです。
つねに捕球ポイントにボールをはさませておくのもいいですよね。
要は、グラブのカタチを崩さないように…ということです。
これは、やはり守備の神様、辻発彦(現中日2軍監督)が言っていたことです。
☆手入れはこまめに、ただし過保護はダメよ!!
イチローでも、毎試合後は必ずグラブに手入れをしています。
毎試合ごとの手入れは、ほんとうに乾拭きやブラッシングでほこりを取ること!
そのかわり、丁寧にしっかりと取ること!
これだけでいいと思います。
すぐに油を塗る人がいますが、油の塗りすぎはいけません。
よく、”柔らかくするためにはどんな油がいいのかしら?”と聞く人がいますが、油の塗りすぎは皮革を柔らかくしすぎて型が崩れるし、柔らかくするために集中して塗っちゃうと、バランスが崩れます。
これが、ワックスを使うことによる”過保護”だと思っています(笑)。
グラブを早く柔らかくしたいと思って、いっぱい塗る人がいます。
過保護を受けたグラブちゃんは張りが無くなって軟弱で、逆に型を崩すだけです。
買ったときお店で最初に油を塗ったりスチームにかけるなどして、型をある程度つけてくれます。
それを保ちながら、日頃はブラッシング、叩いたりして皮革を維持し、荒れてきたら油を塗る。。
そんな感じで扱っていけば長持ちもすると思います。
☆捕球姿勢をしっかりと身につけよう。
前述のとおり、ボクは外野手なので、フライをしっかりと捕るために、しっかりとした捕球スポットを作りました。
もちろん内野手でも自分の捕球スポットはあります。
内野手は浅めのグラブですが、そのあとすぐに手に持ち替えないといけませんから、次のことも瞬時に想定できるようなカタチ作りが基本になります。
しっかりと捕球スポットを確立するためには、その”捕球”もしっかりとした姿勢で捕ってください。
ボールの捕る位置に目線を持っていく、ボールを捕球する位置に身体を運ぶ…といったことです。
ボールを怖がらなくなれると思うし、守備力の向上にもつながります。
なるべく”いい音”で捕ってあげられるように、しっかりとした体勢で、確実に捕球することを意識して練習をしていますねー。
まぁ、
こんな自画自賛な話、飽きられてはいけませんので(汗)、
最後に野球選手が試合で使うグラブの種類をご紹介したいと思います。
森野選手は内外野で同じものを使っていると言っていましたね。
しかし、よくこうした内外野をこなすユーティリティ選手はポジションごとにグラブを持っていたりします。
それは、ポジションによって捕球、送球に適したグラブがあるからです。
ここでは、大まかに4つにわけて紹介します。
投手用です。
投手はグラブの大きさをまず選ぶと思います。
大きいグラブを使って、遠心力で投球フォームに力をつけたい選手も入れば、小さいグラブでコンパクトに身体に収めたいと思う選手もいます。
とくにそれ以上に特徴はないんですが、鉄則なのはウェブ。
球の握りが見破られないように、ウェブは目隠しになるような、隙間のないものを使います。
捕手用。
キャッチャーミットですね。
これでも、選手によってポケットを浅くしたり、深くしたり、、まわりのクッションを厚くしたり薄くしたりとあります。
それは、選手自身のクセやプレースタイルによって変わってくるわけですが、選手は捕球するにしても次に送球をするという動作のために適した動きをします。
いかに素早く次の動作に進めるか、
そのためにポケットを浅くする人もいれば、小さめなものにするとか、工夫があります。
一塁手用。
ファーストミットです。
キャッチャーミットより大きく、しかしクッションが薄くて軽いものです。
ファーストミットはしっかり捕球スポットを作っておきたいですよね。
内野手用です。
2塁、3塁、ショート。。。
ポジション別にもありますが、大きな特徴は、比較的均等なサイズで、小さめ。
手のひら(腹)が広くて浅いものが内野手用の大きな特徴です。
これで、ポジションによって微妙に工夫していきます。
たとえば、セカンドは機敏な動きと素早い送球が求められるので、ポケットは浅く、小さいものが使われます。
サードは横に広くてポケットの深いものが好まれますね。
中村ノリはセカンドのように小さくて浅いのが好きと言ってました。
ノリは横の守備範囲が広いので、三遊間の難しい打球を捕ってすぐに投げたいからでしょう。
最後は外野用です。
指が長いのが特徴です。
横に広い、細いは個人の好みが出ます。
ほか、特徴としては、ウェブがほんとうに網状だったり、格子状だったりします。
これは、落下地点に立って、真上の目線の先にボールが来てもボールが覗けるようにということや、グラブで日光を避けても空の様子が分かるように、ということがあります。
これは、ボクのグラブの説明時のまま。
しっかりとしたポケットで、捕球スポットを設けることが最適と思います。
市販のグラブではここまで細かくは説明されていないかもしれませんが、こうした特徴からポジションに適したグラブを選んだり、”○○モデル”といった選手仕様のレプリカモデルがあれば、それを参考に選んでみてください。
あとは、自分がどれだけ大切に出来るか。
どらだけ自分のモノにできるか。
そこが、いい道具を使うという以上に、自分の技術を求められる部分だと思います。
長々となりましたが、ご参考になればなによりです。