せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

オフの話題

2006年11月16日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
東西対抗も終わり、野球ファンのオフのイベントとして、テレビの公開収録を楽しみにしてる人も多いのでは??

よみうりテレビ主催のスポーツフェスティバル(スポフェス)は恒例のとおり開催するようですが、、、
東海テレビ主催のスーパーバトルは今年はやらないんでしょうかねぇ??

ふと名城公園を通りかかって気がついて、いつもは11月に入ると観覧募集のCMを流してるのですが、今年はまだ見ていない。
しかも、この募集CMはたいてい東西対抗の録画中継のときに流しだすのが恒例だったけど、今年は東西の放送すらなかったので…(苦笑)。

東海テレビのHPにも告知はないし、いよいよこのイベントも終わっちゃったんでしょうか??
事情をご存知の方は、ぜひ教えてください。

とは言いましても、ワタクシ正直興味はありませんけどっ(爆)!!

地元でやってるからと見てましたが、このイベント、中途半端なんですよねぇ。。。

12球団のプロ野球選手が運動会をするお正月番組のイベント。
97年よりナゴヤドームで開催してますが、以前は名古屋の名城公園で”12球団対抗リレーマラソン”として名城公園のジョギングコースを走るというイベントでした。

正直この頃の方が面白かったし、好きでした。
だから”写っ”のとおり、名城公園を見て思い出してしまうし、いまだに”リレーマラソン”と言ってしまう。

名城公園は地元なんで地形は知り尽くしているため、どこで見るとオイシイかってのが良く知っていたし、
マラソンなので運動会より分かりやすくて動きがあって面白かったし、
沿道で選手を至近距離で見られるうえ、選手によっては声援に応えてくれたり、ハイタッチしてくれたり、写真映りの良いパフォーマンスをしてくれたり…
と、なにかと選手に近い距離での触れ合いがあったのが楽しかったのです。

いまのスーパーバトルは、たしかにドームで大勢のお客さんが呼べるというメリットはありますが、高コストだろうと思うし、いろいろなアトラクションを用意しているわりには段取りが悪い。

スポフェスは入場料を取るくらいのイベントなので、収録というより、実際のイベント性の高い演出を取っている。
要は、観客をしっかりと意識した進行を取ってるんだけど、スーパーバトルはお客さんまったく無視の進行を展開している。

しかも、ドームの広さが災いして、スタンドからでは何をやっているのかがイマイチ分かりにくいこともある。主催者と参加者(お客も含めて)によけいに温度差ができてしまう。
しかも、アトラクションが堅いんですよね。
ただの徒競走だったり、遠投コンテストとか。
リレーマラソンの流れをくむだけに、”真剣勝負”と”プロの能力”を見せ付けるというのがコンセプトのようですが、バラエティ性がないのでちっとも面白くない。
だったらTBSのスポーツマン決定戦くらい凝った方が面白い。

見てる側は、だんだんダルくなってくるんですよねー。
だから、見に行った場合はたいていファン仲間との忘年会の会場と化す結果になるわけです(笑)。
そういう意味では、イベントにかこつけてファン仲間と集まれる楽しみがあり、年末の良い風物詩になってきているんですが。

東西をはじめとしたオフのエキシビジョンマッチといい、こういったオフのファンサービスイベントのありかたがいろいろ変わってきているのは、それぞれ理由もあるのでしょうが、やはり無いのは寂しいわけで、無くすだけじゃなく、どうやったら盛り上がれるか、どうしたら喜んでもらえるか、というのを考えて、オフのイベントを風化する動きだけはやめてほしいと思う、今日この頃です。