せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

黄葉という紅葉

2005年12月09日 | Weblog
名古屋は最近よく冷える。
おかげで市内の木々はよく色づいている。

紅葉って、枯れてるんだよな?
枯れてるわりには、葉っぱってキレイだな??
と、思った。

どうやら紅葉した葉っぱは枯れてるわけではないらしい。
たしかに木が新しい葉っぱを出すために落葉させる直前の状態ではあるが、赤や黄色に色づくのは、栄養が供給されなくなった葉っぱの中で葉緑素が分解され、葉に蓄積された糖分が太陽光を浴びて、もともと持ち合わせていた色素が発色するのだそうだ。

街の葉っぱは新緑に負けてない”透明感”がある。

葉っぱが色づくことも、しっかりとしたメカニズムがあった。
そして、”色あせてる”のではない、”色づいている”んだということを再確認した。

葉っぱという生命が最後にもういちど鮮やかな”生きている証”を見てつけているようだ。

冬は色どりない淋しい季節には感じるが、春に向けてたしかな生命力がしっかりと動いている。

それは、春や夏以上にも強い生命力かもしれない。