新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

厚労省との意見交換と要望(19)

2011-02-06 09:58:54 | 臨床検査技師の業務

       「特定看護師」候補100人が

      試行調査で、いよいよ臨床現場へ

 1月19日、厚労省の「チーム医療推進会議」の下部組織である「チー見医療推進のための看護業務検討WG」の第10回会議が開催され、2011年度から新規に実施する「特定看護師(仮称)業務試行事業(案)」、10年度からの継続事業である「特定看護師(仮称)要請調査試行事業(案)」などについて議論が行われました。

 「業務試行事業」は、「養成調査試行事業」の実施課程修了者が、臨床現場でどんな活躍をするかの検証するのが目的で、特定看護師(仮称)の業務範囲や要件を定める際の情報やデータを集めるのが目的。

 試行実施課程修了者が勤務する医療機関を指定して行い、指定施設は事業の中時間(7月末、11月末)および終了時に報告書を提出することになっています。

 「養成調査試行事業」のうち、大学修士課程の2年生は82人、日本看護協会による研修を受けているのは18人、これら100人が終了すれば「業務試行事業の対象」になります。

         日本病院薬剤師会など

         実態調査を実施・集約

 WGでは、看護師による「特定医療行為」の責任問題などで議論、なかでも、日本病院薬剤師会が、特定看護師の薬剤問題で調査を実施、その結果を踏まえた意見や提案を積極的に行い、慎重な対応を求めているのが注目されます。

 臨床検査業務は?どんな業務がどこまで交錯するのでしょうか、注目されるところです。


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