東日本大地震（２）

　　　　　　　医療職能団体の支援活動続々と！

　日本医師会などを筆頭に、看護師、保健師(全国から２５０名）の災害救助・支援活動が、続々と報道されているなか、歯科医師による遺体の歯形による確認、日本薬剤師会の避難所訪問、臨床心理士会員による心のケア・カウンセリング・ＰＴＳＤ予防、歯科衛生士による、高齢者の肺炎予防の口腔衛生など様々なケア、日本栄養士会理事の巡回訪問、理学療法士会員によるエコノミークラス症候群予防などの健康指導、診療放射線県技師会員の原発事故の放射線被爆相談など、医療技術と知識の専門性を生かした活動が、多数報道されています。

　被災地では、瓦礫と云うには余りにも悲惨な映像に、汚泥と汚物に覆われた大地、これから気温の上昇に伴って、破傷風はもとより、ノロウイルスをはじめとする消化器伝染病・食中毒予防など、防疫活動の場が必須の時期を迎えていますが・・・。

　臨床検査技師の「ひとの命を測る」活躍の場が、いよいよ緊急の度を増してきました。

　はるか昔に賞味期限の切れた、老臨床検査技師が、耐え難いほどの切歯扼腕する毎日です。