新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

ブランチ問題で厚労省【Ⅳ】

2007-11-25 10:15:28 | 医学検査の下請け問題

        エッ!、ブランチラボも評価を考慮するの?

 「院内検査室は、緊急や夜間検査で費用がかさみ、現在の実施料では採算が取れない」と認めて、見直しの検討に入ったた厚労省ですが、その裏で、「院内検査と患者が受けるメリットが変わらない場合は、(ブランチラボも)否定できない」と、ブランチラボの評価を見直す考えのあることも示しました。

 われわれ臨床検査問題プロジェクト・チームとの折衝の席にいなかった、保険局原徳寿課長の見解でした。

 「病院検査室もブランチラボも、等質等価だ」と主張する外部受託業者の言い分を、そのまま鵜呑みにした発言です。

 厚労省の担当係官が、ブランチラボの実際を、1人としてみていないことがはっきりした限り、安易に等質等価を云ってほしくないのが本音であり実感です。

 外部委託業者を応援する施策発言の裏に、一体何かあるのか、疑ってみたくもなります。

 病院検査室とブランチラボ、患者にとって、どこがどう違うのか、どこが患者にとってデメリットなのか、性根を据えて、具体的事実を突きつけて行こうと思っています。

 ブランチラボの現場からの声も、ぜひお願いします

 その声を、中医協の委員に届けたい