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新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

人体実験・肥満からの脱出:9

2007-01-06 15:53:12 | 健康・病気

最後の人体実験

 ただ、ひたすら愛犬「蘭号」と歩くこと、1時間。

 最後の人体実験は、雨天以外は毎日、およそ4,500歩、約2600メートル、消費カロリーは、僅か90キロカロリー。

 3ヵ月後に、体重が4キロ減量、73キロから69キロへ。

 1年後には、目標の67キロ、6キロ減の目標に到達しました。

 消費カロリーから計算しても、とても「シンジラレナーイッ」結果ですが、隔日の水泳+毎日のウオーキングの、相乗効果としか考えられません。

 サプリメントや特別な運動器具など使わずに、食べたいものは食べ、気長に、一定のペースとリズムで、同じ運動を繰り返し続けていれば、その生活パターンに見合った体重になることを、身をもって知ることができました。

 かつて体験した足腰・首の痛み、関節の浮腫など、これらはすべて、節々の軟骨磨耗が原因でしたが、この10年間、全く起こらなくなりました。

 腹回りが減って、胸囲が増え、BMIはWHO基準に適合・早朝血圧・脈拍数、すべて低下、いいことずくめとはなりましたが、ここで思わぬ事件?が起こりました。

 蘭は、散歩に行きたがらないのです。

 相棒「蘭号」に、不整脈が!

 ウオーキングの身支度を整えて、愛犬「蘭号」を迎えに行くと、座り込んで立ち上がろうともしません。

  明らかにウオーキング拒否に近い態度を取り、「行きたくない」姿勢に入ります。

 ウオーキングの途中でも、座り込むこともあり、わがままと決め付けていたのですが、あるとき、鼠けい部の脈を取って驚きました。

 かなりの数の不整脈を読み取りました。

 とにかく、積極的に散歩を楽しむなんて、ほとんどない原因はここかな、と思いましたが、食欲もボール拾いも、吠え声も、それは元気一杯。

 それにしても犬の不整脈、人間と同じに考えていいものか?心配の種がまた一つふえました。