8.20 札幌vs鳥栖

ヘッド2発で勝利。２－１

前半は、押し込まれる場面が目立つ内容。
鳥栖の攻撃への対処法を札幌の選手が共通理解でもしているかのように、ボールを奪われるシーンが多かった。
さらに、中盤から戦線への流れるようなパスと素早い攻撃が鳥栖を守備を脅かす。
そして興梠選手に１点を奪われてしまう。

ただ、その後は耐えて耐えて失点を許さないところは流石だった。
岩崎選手が出場できなかったのは痛かった。
一人で勝負に出るという点で長沼選手はよくやっているが、飯野選手には今一歩及ばないところがあるようだ。

後半、垣田選手を入れると、見違えるように攻撃が冴え渡るシーンが増えた。
本田選手に比べて、ポスト役を果たす、ボールを追って走る、裏を狙った駆け引き、シュートまでもっていくということろは、相手の脅威となったのは間違いない。
相乗効果のように宮代選手も躍動する。
惜しいシュートもあった。

そんな中で、ファンソッコ選手のヘッドが決まり同点に。
取れないシュートではないように思えたのは、福田選手があげたボールに、相手キーパーは一瞬ジエゴ選手を警戒したように見えた。
そして、そのジエゴ選手がとんでもない高さからの豪快ヘッドをニアに決めて逆転。
これもアシストは福田選手からのボールだった。

その後は一進一退の攻防となるが、お互いキーパーが好セーブを見せ、試合が引き締まった。
そのまま試合は終了し、今季初の逆転勝利を飾った。
次節は福岡戦。
昨年の借りを返してほしい試合となる。

札幌戦に向けて

清水戦３－３
リードを守り切れずドロー。
前半に岩崎、長沼選手のゴールで２－０と折り返し、後半失点するも終了10分前に堀米選手のゴールで再び2点差に。
しかし、そこから２点を返されてしまいました。
ゲームの終わり方を問われた試合となりました。
ただ、代表帰りの岩崎選手のファンタスティックゴール、移籍直後の長沼選手のゴールは、今後に期待を抱かせました。

磐田戦２－０
宮代、垣田選手（昨年の徳島コンビ）による２ゴールで勝利。
この試合でも、岩崎、長沼選手の活躍が光っていました。
最近、原田選手の安定感がさらに増してきています。
後半投入された、本田選手のナイスアシストに果敢に飛び込んだ垣田選手のゴールは圧巻でした。

名古屋戦０－０
名古屋の強固な守備を崩せずドロー。
チャンスはありましたが、得点まで至らないところが出てしまった試合。
本田選手のヘッドが…。
しかし、相手選手が無人のゴールへ放ったシュートミスも…。
朴選手のシュートストップも素晴らしかったです。
何より、岩崎選手と森下選手のバチバチの攻防が見応えありました。

そして、札幌戦。
ここ２試合、田代選手がスタメンから外れていましたが、今回のスタメンはあるのか。
また、前節は手塚選手がわずかな時間ながら出場機会がありました。
どのくらいチームにフィットしているのか、この試合では見てみたい気がします。
今季の初対戦では、５－０と圧勝している鳥栖に対して、札幌は連敗というわけにはいかないでしょうから、どんな策で臨んでくるのか。
韓国から移籍してきた選手のスタメンありという報道も見ましたし、札幌一筋の宮澤選手のメモリアルな試合でもあります。
鳥栖は、常に先制して、気持ちを切らさず最後まで戦い抜いてほしいところ。
小泉選手のスタメンを期待したい。