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20141221 中国シクロクロス#6 野呂山

2014年12月24日 | シクロクロス
以前から興味はあったものの、それなりに距離があることから行ったことがなかった野呂山ステージ。
年々道路が良くなってきて、思っていたよりも時間がかからないことがわかったのと、9戦一括エントリーしていることもあって今回初めての出走となった。
1週間前に溶連菌に感染して2日ほど寝込んでしまい、日常生活には全く問題ないところまで復活したものの、レースを走れる状態かどうかまでは怪しいレベル。
2週間前のどろんこ忘年会のためにライザーバーへ変更してあったVASSAGO Fisticufを前日の午後からドロップハンドルに戻し、今回は一人での移動のため、2台のBIKEとその他の荷物を車内に積み込んで夕方には準備が完了した。
当日は4時起床の5時頃出発、自宅周りはそうでもなかったものの、山間部へと進むと気温は低く、松江自動車道の乾いているところは問題ないが、濡れていそうなところはちょっと怪しい。
尾道自動車道を三良坂で降りて、国道を走ると水が流れた後の路面はいつ滑るかわからない状況で、速度は地元の車に合わせて40km/h程度で進む。
会場まであと少しのところでロータリーがあって、ちょっと迷ったけど8時過ぎに会場入り。
標高800mの会場は晴れていて風が穏やかではあるけど、気温が0℃あたりで寒い。
初めてのコースなので、早々に受付と準備をして試走に入る。

コースは舗装路の直線から木立の中を小さくアップダウンの後、担いで上のグランドゴルフ場脇へ出て、緩いキャンバーあたりのバリヤ、東屋脇の登坂、坂を下ってテニスコート外周、東屋付近の上り下り、テクニカルな段差下り、石畳の下り、散策路をジグザグして階段担ぎ上げて周回。
実走すると、スタートの直線緩く下っていて幅3人並ぶといっぱい。
木立の中の小さなアップダウンは面白いけど、緩いキャンバーの途中で2枚板のバリアの後、そのペダルが嵌った頃に溝があり、降車して通過し3段の階段を上るということでなんだか慌ただしい。
ここから東屋付近で所々石畳風になっていて細かく路面が変化する上り、これは良いのだけど、コーステープを直線的に張ってあるものだから狭くハンドルに絡みつく。
そこからテニスコートへと一旦下り坂、真ん中が石段になっているけど、まぁ少人数なので両端を走れば大丈夫かな…でも20人エントリーのC3で、もし10人以上が集団で押し寄せて真ん中の石段に突っ込んでしまったら…。
テニスコートの外周を2分の1周分くらい走行するけど、その途中のコーナー外側に休憩用の金属製のベンチがあり、コーナーリングの途中で滑って外側にふくらめば激突してしまう。
1段担いで東屋に坂を上って砂利道を下るところまでは楽しいけど、その後に問題の段差下りがあって、丸太で区切られた段差を3段ほど下りる必要がある。
MTBでの出走なら、またはそれなりのMTB経験があって荷重移動ができるのであればシクロクロス車でも特段の不安なく下りることはできるのだけど、斜めに下りる必要があるので転倒を誘発する。
ここからは石畳の木立の中の遊歩道を下って広場に出る。
ここは広場をクネクネ走って最後に階段を上ってゴールとなる。

コンセプト(?)としては、『休みどころが無いタフなコース』らしいけど、試走した僕の感想は『安全性に欠け、シクロクロス的な競走に欠けるコース』であり、コース設営した後にレースを想定した試走をしていないのではないか?と思ってしまう。
コーステープは、BIKEに乗車した選手の目線よりも上にあり、コースの中で進むべき方向がわからない場所数か所(出走までに何か所かは改善されたけど)。
ハンドルと同じ高さにコーステープが張られていて、ドロップハンドルに絡まりそうになる場所が数か所。
直線的に張りすぎて建築物や樹木のある角ではコースが極端に狭くなるところあり。
フィールドアスレチック風で個人的な練習なら良いけど、集団でレースするイメージではなかった。

ある程度の情報は事前に聞いていて、今回はそれを実際に目で確認するために来たので、試走までで大半の目的は達成した。
会場として使える範囲が制限されることは理解できるので、せめて安全かどうか、レースとして流れがあるのかどうかの試走・検証はしてほしい。
次はまぁせっかく来たので、実際のレース(C3)の観戦と、レースへの出走。

C3のレース、20人を超えるエントリーがあるので2人が昇格となる中国クロスでは珍しいチャンス。
序盤から積極的に飛び出した選手が表彰台に立った。
その中でやはり丸太に滑って(?)の転倒があった。
幸いケガは無かったようだけど、丸太に打ち付ければ骨折等の危険性があると思う。
担いで上るレイアウトにでもなれば良いのだけど・・・。









20141221 中国クロス・野呂山 C3段差


20141221 中国クロス・野呂山 C3下り





C3の序盤だけ見て、Dosankoさんと並んでローラーでアップ。
空が曇ってきて風も出てきたせいか、ローラー乗っても冷える一方。


【kondoh様撮影】

C1は1人DNSで2人、C2も数名のDNSがあって8人と昇格がないのが残念。
スタートはC1ということで最前列にDosankoさんと並び、木立にはDosankoさんが先頭で入る。
真後ろに僕、僕の真後ろにはC2の“シバケン選手”がいる予想通りの展開。
ちょこちょことプッシュを入れて、テニスコートを終えた東屋の上り下りの折り返しで先頭に出させてもらった。
例の丸太下り以降の下りは自信があったのでそのまま行って、なんとか1周目はトップで通過。


【kondoh様撮影の動画より】

2周目も中盤までは良かったので、ここからペースを落ち着かせてこの3名で競っていけたら良いなと思っていたものの、異常が発生して僕だけ脱落してしまった。
寒さののせいなのか、体調の問題なのか手の平から指先の感覚が全くなくなってしまい、ブレーキや変速、ハンドル操作が怪しくなってペースダウン。
シバケン選手が前に出て、競走できる状態になかったのでDosankoさんにも前に出てもらって僕は回復を待ちながらの走行。
この状況では丸太下りで速度を落とさざるを得ないし、石畳の下りも行きたいラインがトレースできずに低速走行となってしまった。
幸い4周目の途中から感覚が徐々に戻ってきたので、ここからDosankoさんとの差を詰めようと努力してはみたものの、そういう調子でもなかったようで差は広がる一方だった。







冬でも素手の感覚を大切にしようとグローブ無しで出走するトップ選手がいる中で、0℃対応では無いものの冬用のグローブを装着してこの状態、ヒーター付のグローブでも着けるしかないのだろうか。
ウォーマー禁止の件も含めて、寒さはシクロクロスへの出走に体力以外(ある意味体力か…)の面で限界を感じる瞬間。

ちなみに会場はレストランとお風呂があって寒さも吹き飛ぶ良い環境、瀬戸内海の眺望も良いです。
猪丼を食べてお風呂で温まって、山陽道やフライトロード、尾道自動車道、松江自動車道で思ったよりも近いです。
県境の雪はひどかったですけどね。


本日の走行距離:14+7=21km


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2 コメント

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Unknown (daddy)
2014-12-24 18:46:19
指先冷たかったです。
私は1周目からミス連発でした。
コースですけど、
以前はもっとアドベンチャーチックだったんです。
練習場所だとしたら良い所ですけどね。
テクニカルと危険なのは違うと思います。
段差はセッターは走らせたかったんでしょうねぇ。
上と下をつなぐところが
あの場所しかなくて難しいですけど、
あそこは全選手降ろしたいです。
もともと走ってきた一番上の段だけを走らせて、
ストレート終盤にシケインを設置するとか…
まだまだいろいろありますが、
長くなるのでこのあたりで。
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daddyさまへ (tak)
2014-12-25 22:39:27
コメントありがとうございます。
以前は“もっと”でしたか!もはやクロスじゃない???
会場によって特色があることは、その会場へ行く楽しみになるのですが、シクロクロスという競技の範囲内、他地域から見て違和感のないものを設定していただきたいと思いました。
僕は今回初めて見ただけの者ですが、daddyさんの提案されるようなレイアウトにすれば、上記も十分可能とは思います。
僕も長くなりそうなので…毎年1カ所ずつで良いので改良してほしいものです。
下関は行けないので、中央森林公園に期待することにします。
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