明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

「ガラスの仮面」展 @ 駅美術館 京都

2017年12月14日 17時25分34秒 | 役者
「ガラスの仮面」展 @ 駅美術館 京都





役者の真似事を始めた時、何をどうしていけばいいのか分からず、何かのヒントがあるか?と、こんなおっさんながらも美内すずえの「ガラスの仮面」を読んだ。

たかが漫画じゃないか、とは思うものの、北島マヤ、姫川亜弓、月影千草に圧倒された。

そんな「ガラスの仮面」の原画展。


...

役者は数え切れないくらいの仮面をかぶらなきゃならないの

怒りなさいマヤ、くやしくてくやしくて、腹の底からわきあがってくる怒りを

あなたの体温からは冬の寒さも春の暖かさも感じられない。北欧、ラトニアの冬はー20度、ー30度、時にはー40度にもなるのよ

マヤ、役者は石垣の一つ。自分一人で芝居をしてはなりません。まわりの呼吸をよくみて、あわせなさい。

....

原画を見ながら、改めて当時の緊張感と不安感を思い出した。
また原点に戻って。





まだ最終号が出ていないので、どうなっているのか? と思っていたら、展示の最後に美内すずえのメッセージがあった。

『私は決して最終回をあきらめたわけではありません。「ガラスの仮面」の幕が閉じるまで、どうか今しばらくお付き合いいただきますようお願い申し上げます』


それにしても、美内すずえという人。
16歳の時に「別冊マーガレット」で金賞を取り、高校生漫画家としてデビューしたわけだが、小中学生時代に描いていた漫画が半端なく上手い。やはり、ある種天才なんだ。


京都駅ビル



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