慶喜

心意気
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長寿社会での後継者への弊害

2023年01月24日 | 宗教
🌸死と再生2

歌舞伎役者、勘三郎の死
 ☆名前と芸が脈々と受け継がれるという歌舞伎の世界
 *大物の役者たちが相次いで亡くなった
 *襲名興行の口上では、涙を浮かべていたようですが
 *会見を見た限りでは、非常にすっきりしている印象でした
 ☆息子たちが冷たいというのではない
 *父親が大活躍したがゆえに
 *彼らにとり大変な重荷だったのだと思う
 ☆父親が生き続けていたら、彼らにとっては重荷でもあり
 *親がいる限り息子は自由になれません
 ☆特に歌舞伎のような世界
 *多くの場合、親が師匠になる
 *息子は、親に頭が上がらない状況が続く

歌舞伎の親は早く死んだほうがいいのでは?
 ☆団十郎の息子である海老蔵の場合
 *父親が亡くなった後はウソのように落ち着いた
 *海老蔵は父親のことをとても尊敬し、影響も受けていた
 ☆団十郎という役者
 *若いころは本当に演技が下手だったのですが
 *それを自らの人間性によって克服していきました
 ☆団十郎が66歳で亡くなることで
 *息子の海老蔵は大きく変わったのだと思う
 ☆親が亡くなることは非常に悲しいことですが
 *子どもはそれで責任感をはっきりと持つようになる
 *それが落ち着きにも結びついていく
 ☆尾上松也は、20歳ぐらいのときに父親を亡くしている
 *彼の家は歌舞伎役者の家として伝統がある家ではなかった
 *さまざまな人が引き立ててくれた
 *尾上松也は、皆のおかげもあり、人気役者となった
 *尾上松也、父親が長生きしていたら、いまの人気はなかったのでは
 ☆歌舞伎役者となった若者たちにとり
 *父親が早く亡くなったというのはよい方向に作用している
 *父親が長生きしすぎると、逆によい芽を摘んでしまう
 *大きな役者になるためのきっかけを与えないことになる
 ☆歌舞伎役者、子どものためには
 *早く死んだほうがいいのかもしれません

長寿社会の後継者への弊害
 ☆親は早めに死んだほうがよいのは、広く一般にも言えることだ
 ☆経営者の家で、親が創業者の場合
 *その子どもはなかなか自由になれない
 *自分の力を発揮することが非常に難しい
 ☆長寿社会になり、多くの人が長生きすることの弊害が出ている
 ☆現在のパナソニックが松下と言っていた時代
 *創業者だった松下幸之助は一度は退いたのですが
 *少し経営がまずくなると最前線に復帰した
 ☆会社を存続させていくという意味では、仕方ないかもしれませんが
 *後継を育てるという意味では、やってはいけないことだった
 ☆現代は、親が長生きしすぎて、おまけに元気すぎる
 *本来なら親はもっと早く、子どものために死ぬべきなのだ
 *子どもに、大人になる機会を与え、責任を持たせることができる
 *子どもは親の目を気にしないで自由に生きることができます
 ☆子が60になっても
 *80代、90代の親が生きているのは珍しくない
 *結果、後継者が自立ができているのかどうか問題になってくる
                        (敬称略)                                     
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『死に方の思想』




長寿社会での後継者への弊害
(ネットより画像引用)

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