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「ドライとウェット」のバランス

2023年07月03日 | 人生訓
🌸人間関係「ドライとウェット」のバランスが重要2

安倍元首相が長期政権を実現できた理由
 ☆若い頃は「派閥争いなんてくだらない」と思っていても
 *それを無視できない時期がやがてやってくる
 *「自分はあくまでドライな現場仕事の部分で勝負する」と
 *路線選ぶ人もいるでしょう
 *他の人と役割を分担する方法もあると思う
 ☆組織マネジメントにおける大成功を収めた安倍晋三元首相
 *安倍さんが自民党、日本国の道しるべとして大きな看板を背負い
 *ドライな官僚仕事を菅官房長官が束ねる
 *政治グループや政党を束ねる役
 (ウェットな人間関係を率いていくのが麻生太郎氏や二階俊博氏)
 ☆見事な「ドライ」&「ウェット」の役割分担を行った布陣珍しく
 *安倍政権は憲政史上最長の長期政権を実現することができた
 ☆そんな安倍元首相でも
 *52歳で首相に就任した第一次政権の時うまくいかなかったのは
 *このバランスがうまく構築できなかったから
 ☆小泉政権も「ドライ」×「ウェット」のバランスが見事
 *看板役と人々の感情に訴えるウェットな部分小泉純一郎氏が担う
 *ドライな部分を竹中平蔵経済財政政策担当大臣が受けた
 ☆このようなバランスを欠いてしまうと
 *途端に組織はスムーズに運営されなくなってしまう
 ☆菅氏は、第二次安倍政権の官房長官として見事に官僚を束ねていた
 *自らが首相になった際には官僚を束ねる役割
 *うまくこなしてくれる人を見つけることがでなかった
 *ウェットな部分で政治家を束ねる役を任せられる人材もおらず
 *結局ドライもウェットも全部自分でこなさなくてはならなくなった
 *それが、菅政権のウィークポイントになったことは否めません
 ☆世間から求められるものと自分の資質との間に「ズレ」があるなら
 *何かでそれを補わなくてはならない
 *「ズレ」を自ら補うのか、ズレを埋め合わせる人と組むのか
 *戦略的視点がリーダーには欠かない

「ドライな論理性」でこそ、改革は断行できる
 ☆筆者は自分がウェツトな部分が得意ではないことを知っていた
 *役所の職員や記者たちと飲みに行くことは滅多になかった
 *そういった付き合いを一切しなかった筆者へは
 *マスコミからの追及も非常に厳しかった
 ☆「役所の記者会見でしか喋らない」とけんもほろろにされれば
 *記者がむかっ腹がたつのも、それもまた人の情というもの
 ☆筆者がウェットな人間関係しなかった理由と信念
 *筆者が政治で成し遂げたかったことは
 *ドライの論理での行政改革でした
 *根底から改革をやろうという以上は
 *利害関係者と酒を酌み交わしウェツトな付き合いは弊害になる
 *筆者が大阪府知事に就任した際、大阪府の財政が火の車
 ☆大阪府の財政状況、朝日新聞がスクープした
 *財政の状況、役所の中でもごく一部の人間しか知らされてなかった
 *多くの職員にとっても青天の需震の出来事でした
 ☆こんな局面で「ウェット」な仕事術を押し出したらどうなるか
 ☆筆者は大号令をかけ、前任の知事が決定していた予算を凍結した
 *暫定予算を組み予算を凍結した
 *予算をあてにしていた各方面から非難ごうごう
 *この危機的状況を共有するところから始めなくてはならない
 ☆筆者は、ドライな論理性で数字の計算を積み上げた
 *地道な説明と、大胆な改革を断行しなくてはなりませんでした
 *極力「ウェット」な場は避け
 *利害関係者から直接に要望・陳情を受けることを避けました
 *記者とは飲み屋ではもちろん、自宅前の取材も断りました
 *筆者が記者からの質問に応じるのも正式な記者会見のみ
 *すべてのメディアを公平に扱いました
 ☆このような進め方で決定した事柄
 *役所がほぼ全部実現してくれた
 *役所はドライな論理性に信頼を寄せるのです
 *その意味では、信頼関係とは
 *ウェットな部分だけでなくドライな部分でも成り立ちます
 ☆相手方はどちらを重視しているのかを見極めて
 *ドライとウェットを使い分けることが重要

「ウェツトな世論」に流されるな
 ☆ドライな論理性とウェツトな人間関係
 *思い出すのが、ダム建設中止の条件です
 *筆者が大阪府知事だった時代、槙尾川ダムの建設中止を実現出来た
 *すでに施工業者も決まっていた
 *ダム以外の治水手法を検討するために、工事を中断させた
 *本当にダムをつくることが周辺住民のためになるのかどうか
 *ゼロベースで確認したかった
 *筆者には、批判が殺到し、現場の地域住民からも声が上がった
 *賛成派と反対派が、大喧嘩のような議論が始まった
 ☆筆者も闇雲にダム建設中止を言い出したわけではない
 *筆者も必死になってダム関連の書籍を読みあさり
 *専門家から知識を吸収した
 ☆ダムをつくらないのならば、代替案を示さなくてはいけません
 ☆実際、いったんダム建設を中止した川辺川
 *その後の豪雨で川が決壊し大災害を起こした
 ☆時の政権スローガン(民主党)や
 *「自然を守れ―」というウェットな世論に歩みを合わせた結果
 *ドライな現実案が置き去りにされてしまった非常に残念な事例だった
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『折れない心』





「ドライとウェット」のバランス
(ネットより画像引用)

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