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「後期水戸学」「三大神勅」「三種の神器」「億兆ー心」

2023年08月12日 | 政治
🌸日本は、特別な国であるべし(3)

⛳後期水戸学の影響
 ☆教育勅語の世界観に大きな影響を与えた後期水戸学の思想

 ☆水戸学は、江戸時代に水戸藩で培われた独自の学風
 *徳川光圀は『大日本史』編纂事業より
 *理を重んじる朱子学の影響下に、大義名分論の歴史観を展開した
 *大義名分論とは、上下の秩序を重んじるということ
 *現実的には、幕藩体制を擁護するという意味をもった
 *将軍は大名より尊いので、大名は将軍に刃向かうなとの意味
 ☆大義名分論は、尊王思想にたどりついた
 ☆なぜ将軍が尊いのかといえば
 *天皇によって任命されたからである
 *そして上下の秩序を重んじるのであれば
 *将軍より天皇を尊ばなければならない
 ☆幕末には、水戸学は尊王思想の源泉となり
 *幕藩体制を打倒する明治維新の思想的バックボーンのひとつとなった
 ☆後期水戸学の大成者が会沢正志斎である
 *その思想のエッセンスがこめられているのが「新論』だった

会沢正志斎の「国体」解釈
 ☆『新論』で重要なのは「国体」である
 *会沢は序文で、この「国体」の章で
 *「神聖、忠孝を以て国を建て給へるを論」ずると述べている
 *「神聖」は神々だが、アマテラスを指すと考えられる
 *アマテラスが忠孝で国を立てる道を示したと述べられている
 ☆帝王が天下に君臨できる理由
 *ひとびとを恐怖で支配しているからではない
 *ひとびとに心から慕われているからだ
 *儒教的な君主観だが「億兆ー心」という文字
 *『新論』を読むと、これが教育勅語の種本なのでは
 ☆会沢はここで、日本は忠孝の道がしっかりしていたからこそ
 *易姓革命が起こらず、万世一系の国体が保たれていると示唆する
 *まさに教育勅語の世界観そのものだ

⛳天孫降臨と三大神勅
 ☆会沢は、忠孝を立てたのは、アマテラスだと述べている
 *その根拠は『日本書紀』にでてくる天照大神のおことば
 *すなわち神勅なのである
 ☆日本の神話世界
 *高天原(天上)中つ国(地上)黄泉の国(地下)の三層構造
 *天皇家の祖先神であり、伊勢神宮の内宮に祀られるアマテラス
  (高天原の神々のリーダー)
 *アマテラスは子のオシホミミを中つ国に降臨させよう
 *土着の神々(国つ神)が荒ぶっていて果たせなかった
 *アマテラスは、二武神を送り込むという強硬策に出た
 *中の国のリーダーオオクニヌシは支配権の移譲に同意した
 *幽界に隠退したオオクニヌシを祀るのが出雲大社
 ☆中つ国を支配下においたアマテラス
 *孫ニニギを中つ国に送り込む、アマテラスの孫の降臨(天孫降臨)
 ☆天孫降臨にあたり、ニニギに与えたのは
 *アマテラスが三種の神器(勾玉、八咫鏡、草薙剣)と神勅だった
 ☆『日本書紀』にでてくるニニギヘの三大神勅
 *「天壌無窮の神勅」
 (アマテラスの子孫が永遠に統治すべきだと述べたものだ)
 (教育勅語に出てくる「天壌無窮の皇運」のことばの由来)
 *「宝鏡奉斎の神勅」
 (三種の神器のひとつである鏡を与え大事にせよと述べたものだ)
 *「斎庭稲穂の神勅」
 (わたしが高天原でつくった神聖な田の稲穂を授けようと述べた)
 ☆ニニギの曽孫が、イワレヒコ(神武天皇)である
                   (敬称略)
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⛳出典、『「戦前」の正体』




「後期水戸学」「三大神勅」「三種の神器」「億兆ー心」
(ネットより画像引用)

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