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「抗がん剤治療」の厳しすぎる現実

2022年08月11日 | 医療
🌸1カ月約百万円のオプジーボでも延命効果は2.8ケ月

 ☆現在は1カ月約100万円のオプジーボ
 *肺がんに対する生存期間の延長効果は2.8カ月
 ☆ステージ4の固形がんに対する
 *標準治療の抗がん剤治療の現実

標準治療とは
 ☆科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療
 *一般的な患者さんに行われることが推奨される治療を言う
 ☆医療で『最先端の治療』が最も優れているとは限らない
 *最先端の治療は、開発中の試験的な治療として
 *その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価され
 *それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨される
 ☆その治療が新たな『標準治療』となる
 ☆がん治療における標準治療は、現時点での最良の治療

薬物療法とは
 ☆標準治療の一つに位置付けられている「薬物療法」
 ☆目的は、「治癒」と「延命・症状緩和」
 ☆多くのがんでは、薬物療法のみで治癒を目指すことは困難
 *手術(外科治療)や放射線治療と併用する
 ☆がんが進行していた場合や手術後に再発した場合
 *治癒が困難な状況で薬物療法を行う
 ☆薬物療法を行わない場合と比べて
 *数カ月から数年程度の延命が期待できる
 ☆がんの薬物療法で使用される薬剤
 *抗がん剤、分子標的治療薬、ホルモン薬、免疫チェックポイント阻害薬等

抗がん剤治療の現実
 ☆筆者のステージ4の大腸がん、「治癒が困難な状況」なステージ
  ☆治癒困難なステージ4の固形がんに対する標準治療
 *基本的に抗がん剤治療
 ☆固形がんの抗がん剤治療の目的
 ☆抗がん剤治療では「がんを治すことは難しい」としている
  *抗がん剤が一時的に効果を発揮して
 *一定期間後には、その薬剤に耐性を持つがん細胞が出現し
 *がんは再び増大して、病状は悪化する
 ☆新たな抗がん剤が提案されるが、これもまた同じ経過を辿る
 ☆ステージ4の固形がんに使用される抗がん剤の実力
 *がんを抗がん剤で治療する場合の“効く”という表現
 *他の病気の場合とは異なる
 *“効く”という表現は通常は“治る”を意味して使うががんでは違っている
 ☆抗がん剤の効果を表現するときに
 *著効(がんが消失する効果)
 *有効(がんが半分以下に縮小する効果)

「免疫チェックポイント阻害薬」オプジーボの効果
 ☆オプジーボの奏効率は、がんの種類によって差異はあるにしても
 *従来の抗がん剤と同等といわれており
 *他の抗がん剤同様いずれ効果がなくなることは分かっている
 ☆オプジーボ登場以前には、もはやこれまでの状態に対して
 *もう一回だけ、期間限定の延命チャンスが出現したということ
 ☆薬価の高いことでも話題になった
 *2022年現在は1カ月約100万円のオプジーボでも
 *例えば、肺がんの生存期間の延長効果は2.8カ月
 *小康状態も含めた数カ月から数年の延命効果である
 ☆がん細胞を叩きのめすために使用される抗がん剤
 *正常細胞も攻撃するために、様々な副作用をもたらす
 ☆治癒を前提にはできないステージ4
 *延命された時間のほとんどが
 *副作用との闘いの日々に費やされてしまう場合も多い
 *副作用の症状が軽減したとしても
 *抗がん剤の持つ毒性が消失するわけではない
 *延命を目的にしていながら、副作用で縮命することも、また稀ではない
 ☆がんの進行は止められないのが現実である

治療医からの宣告
 ☆延命のための治療に取り組んできました
 *これ以上治療を続けるメリットは、なくなりました
 *もう治療は終了したほうがいいと思いますの宣告
 ☆治療法がない以上、通院する意味はなく、今日で終診です
 ☆冷静に考えれば、治療医には最初から分かっていたことを
 *その日改めて伝えられただけのこと
 ☆治療医からは治すことが目的ではなく
 *延命が目的の治療であることは伝えられていたとしても
 *苦闘の中で微かに抱いていた奇跡的な治癒への希望
 *その日断ち切られる。分かっていても切なくつらい瞬間だった
 ☆そして付け加えられる言葉
 *今後は在宅、もしくは緩和ケア病棟での療養を考えてください
                        (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『週刊文春オンライン』画像割愛

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