🌸人生のシステム1
☆世阿弥は日本人として最初の人生論を書いた
*匹敵するものは、孔子の『論語』である
*人生論が書かれているのは『風姿花伝』、別称に『花伝書』
*世阿弥がこの『風姿花伝』を書いたのが、38歳頃
*世阿弥がこの『風姿花伝』を書いたのが、38歳頃
☆世阿弥は、人間の人生
*7歳頃からはじめて、50歳以上までを、7段階にわけている
*その段階ごとに、人間がぶつかる課題や困難を書き
*その課題をどう受け越えていくのかを書いている
☆世阿弥にとって、父は一つの理想で、父の観阿弥を見ながら
☆世阿弥にとって、父は一つの理想で、父の観阿弥を見ながら
*世阿弥は、老齢をむかえた人間の生き方について語っている
☆世阿弥の文章には、魅力がある
☆世阿弥の文章には、魅力がある
*文章の力に導かれて、世阿弥の考えていたことを拡張して
*筆者は、さらにひらけた場所へと行きたいと願う
⛳「心のままに」(幼年期)
⛳「心のままに」(幼年期)
☆世阿弥が子供の自発性にゆだねているのは
*能にかぎらず、子供への対し方としての知恵でもある
*親は、子供の自発的な動きに方向だけを教え
*そこへ誘導していくことを考えなければならないとしている
☆世阿弥が言っているこは、子供の自発性にゆだねることによって
☆世阿弥が言っているこは、子供の自発性にゆだねることによって
*自然にそこに出てくる風情やたたずまいを尊重しろと言っている
☆いたずらに、親や教育者が子供をしばるようなことをすれば
*子供にも嫌気がさすし、その子供に具わっているものを消してしまう
*親のコピーを作るだけになる
☆子供はいやでも親に似る。宿命のようにして親に似る
☆子供はいやでも親に似る。宿命のようにして親に似る
*顔も、年をとればとるほどに親に似てくる
☆だからこそ、子供の自発性を最大限に尊重して
*自然に出てくるものをつぶさないようにしないと
*子供は、親を超えていくことはできない
☆子供自身の自発性と可能性が一方にあって
☆子供自身の自発性と可能性が一方にあって
*親には、他方には子供に先立つ
*子供を待ち構えている世界の可能性がある
*この両方が子供には必要なのだ
☆世阿弥は、このことを知ったうえで
☆世阿弥は、このことを知ったうえで
*7歳の頃の子供には、自発性と子供自身の可能性に眼をむけよと言う
⛳「時分の花」(少年期前期)
⛳「時分の花」(少年期前期)
☆少年期の才能には、時としてまどわされる
*誰もが天才と思いがちで、子供を天才と思う親馬鹿もいる
☆親がしっかりとし た基礎的な訓練をはどこすことが必要なのだ
*まだそれは、少年期ゆえの評価であって
*本当の才能への評価ではないからだ
☆子供であれば、多少のことには眼をつぶる
☆子供であれば、多少のことには眼をつぶる
*子供としての評価はつい甘くなる
*それを誤解するなと世阿弥はいうのだ
*その時こそ、「技をば大事にすべし」技術をしっかりするのが大事だ
*むしろこれは親への戒めである
*むしろこれは親への戒めである
*子供はそんなことにはあまり関心がない
☆子どもは、褒められれば嬉しいだろうが
*自分が天才だと思う子供はいない
*天才だと思うのは親のほうであることに、まちがいが起こる
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『世阿弥の言葉』
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『風姿花伝』『人間の人生』『幼年期』『少年期前期』
(ネットより画像引用)
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