慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

衆議院解散・内閣改造・麻生氏

2023年03月20日 | 安倍晋三
🌸官邸一強4

増税延期を掲げた「奇襲」の衆院解散
 ☆内閣改造は政権の体力を消耗します
 *閣僚になって喜ぶのは十数人だけ
 *当選回数を重ねているが、選ばれなかった人は100人前後
 *「俺が選ばれず、あいつが閣僚になったんだ」の不満が湧き起こる
 *閣外に去る人も肩を落とす
 ☆最初の1年8か月間、交代しなかったのは正解だったと思う
 *閣僚の問題は全く起きず、政権に安定感が出だ
 ☆改造では、女性活躍を掲げて女性5人を起用したがそれに関して
 *経済産業相の小渕優子、法相の松島みどり両氏のダブル辞任
 ☆松島さんは、自身のイラストが入ったウチワを地元で配って
 *これが公職選挙法違反の寄付に当たるというのは無理があると思う
 ☆自民党役員人事では、石破幹事長の後任に谷垣法相を充てた事に関して
 *菅義偉官房長官が強く幹事長交代を迫ったと言われているが
 *自民党の幹事長は、党の資金配分を一手に担っている
 ☆菅さんは党内に目を光らせていて
 *「石破さんの幹事長続投は政権の不安定要因」と言っていました
 ☆当時も石破さんの人気は高かったし
 *しかも自分で続投希望を表明していた
 *交代させるのであれば、それなりの理由が必要
 ☆安全保障関連法など困難な課題に取り組む上では、
 *より安定感を優先させたいということで
 *谷垣さんに代わってもらうことにした
 ☆石破さんも、谷垣さんが後任だと知り、「全く文句はない」と言う
 ☆石破さんには、安全保障関連法の困難な答弁が控えているから
 *「防衛相でどうでしょうか」と問いたら
 *地方創生相を希望したので、意向通りに就任してもらった

安倍晋三内閣改造の成果語る
 ☆世論調査、改造前に51%だった内閣支持率
 *改造後に64%に跳ね上がりる
 *女性5人と谷垣さんのおかげです
 ☆谷垣さんには助けられました
 *社会保障と税の一体改革に道筋を付けた本人ですが
 *この年の秋、増税を延期して衆院を解散するという私の考えに
 *理解を示してくれた
 ☆私が解散と消費増税の延期を考えているという話をした時
 *谷垣さんは総理の考えであれば、それで結構ですと
 *ご安心ください、選挙の準備はできていますと言ってくれた
 ☆衆院解散は、消費税率10%への引き上げを
 *1年半先送りすることとセットで表明しました
 *「国民経済にとって重い決断をする以上、信を問うべきだ」と述べ
 *解散しました
 ☆増税延期という国民受けしそうな政策変更と
 *解散を同時にしたのは、ある意味で狡猾な手法と言える
 ☆増税を延期するためにはどうすればいいか悩んだ
 *デフレをまだ脱却できていないのに
 *消費税を上げたら一気に景気が冷え込んでしまう
 *だから何とか増税を回避したかった
 ☆予算編成を担う財務省の力は強力です
 *彼らは、自分たちの意向に従わない政権を平気で倒しに来る
 ☆財務省は外局に、国税庁組織を持ち
 *国会議員の脱税などを強制調査することができる
 ☆自民党内にも、野田税制調査会長を中心とした財政再建派もいる
 ☆増税論者を黙らせるためには、解散に打って出るしかないと思った
 *これは奇襲でやらないと、党内の反発を受けるので
 *今井尚哉秘書官に相談し、秘密祖に段取りを進めた
 *経済産業省出身の今井さんも財務省の力を相当警戒していた
 *2人で綿密に解散と増税見送りの計画を立てた
 ☆谷垣幹事長には解散の意向を伝えた
 *永田町に解散風が吹き始めたので、議員が皆地元に戻った
 *増税論者も含めて、ここまでうまくいくとは、思っていなかった
 ☆問題は麻生太郎さん
 *解散は賛成だけれど、増税先送りには反対していた
 *豪州からの帰りの政府専用機内で、説得した
 *景気次第で増税を見送る「景気条項」は撤廃すると
 *私が約束したので、最終的には了解してくれました
 *麻生さんは親分肌だから、財務省を黙らせることができる

安倍晋三麻生氏を語る
 ☆麻生さん、高村さん、菅さんを抜きに長期政権は築けませんでした
 ☆麻生さんとは、人間的に肌が合う
 *お互い政治の世界で育ったという環境も影響しているのでしょう
 ☆首相時代は、漢字が読めないとかさんざん批判されましたが
 *ものすごい教養人です
 ☆麻生さんは、自分を悪い人間のように見せようとする
 *あれは、もったいないですよ、自然に振る舞えばいいのに
 *彼は毛筆で手紙を書く、あんな政治家ってもう最後ですよね
 ☆衆院選は、自公合わせて325議席の圧勝
 *長期政権を築けるという思いが湧いてきたのでは?
 *そもそも長期政権を考えると守りに入っちゃいますから、ダメです
 ☆誰だって自分の内閣を長く続けたいと思うでしょうが
 *正直、日々のことに追われて、長期政権なんて気にしている余裕はない
 *よく秘書官が私に、歴代内閣の在任日数ランキングを持って来て
 *あとこれだけやれば中曽根さんを超えますとか
 *小泉さんを超えますとか言っていたのですが
 ☆目の前の国会をどう乗り切るかの方が重要と思っていました
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安倍晋三回顧録』




衆議院解散・内閣改造・麻生氏
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本の滅亡(少子高齢化時代) | トップ | 備えあれば患いなし »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

安倍晋三」カテゴリの最新記事