慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『死=遺された者の心に灯る』『お盆』『チベット死者の書』

2024年08月20日 | 医療
🌸生と死が重なる時2

遺された人たちの心に灯るもの
 ☆死生観の構築は長年、宗教が担ってきた
 *科学の台頭で、宗教はこうした表舞台から一歩引いている
 *結果、安定した死生観「魂が存在する根拠」もあいまいになった
 ☆『論理哲学論考』でのウィトダンシュタインの深淵な論考
 *生物は、死んでしまったら知覚ができないため
 *死は他者の死しかない
 *死は社会の中で目撃されるものとしかならない
 ☆しかし、他者の死は「生の途絶」ではない
 *知り合いや家族の死は
 *そこで終わりという類いのものではなく
 *心の中で灯されつづける
 *心の中で励まされたり叱責されたり
 *彼らの望みが叶ったことを知って、
 *思い返されたり、日常生活の延長にある

⛳お盆は「医療の農閑期」
 ☆家族を亡くすと喪に服する
 *学校や職場は「忌引き」として数日間、席を離れる
 *毎年2回のお彼岸と、それに参加できずとも
 *少なくとも年1度のお盆に親類で集まり供養を行なう
 *亡くなった方へ思いを馳せる時間
 ☆栃木県の農家
 *田植えと稲刈りとお盆は皆が忙しい
 *この時期は農閑期ならぬ医閑期である
 ☆喪の期間
 *初7日までとされる方、49日までとされる方
 *初倫までとされる方、命日までという方とさまざまである

臨死体験と類似する古典文献『チベット死者の書』
 ☆臨死体験ブーム以前から、 『チベット死者の書』は有名だった
 *LSD体験との類似性があるといわれている
 *仏教圏人にはお馴染みの、死後の49日の供養のための実用経典だ
 ☆死から転生までの49日
 *故人が惑うことのないよう死後のあるべき裁きを経て
 *転生できるよう、道案内を果たす内容が記載されている
 *生者にも来るべき死に際しての教本である
 *チベットでは、現代でも唱えられているお経とのことである
 ☆『チベット死者の書』の内容の要約
 *死は息が途絶えるところから始まり、最初に光明を感じる
 *この時に、世界に満ちている全体意識を悟り
 *自分自身が「空」であることを知れば、この時点で解脱する
 *一度の光明で解脱することは難しく、次に死者の意識は体外に抜け出すが
 *自分が死んでいるのか生きているのかという自覚がない
 *親族や関係者が見え、彼らの悲嘆の叫びも聞こえる
 *ここで解脱できない場合、次の光明として
 *さまざまな恐ろしい色彩の幻影や音響を経験する
 ☆親族の呼びかけは聞こえるが
 *死者の呼びかけは、親族には届かないので憂うつになる
 *そしてここで初めて自分は死んだのが自覚される
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死の医学』





『死=遺された者にの心に灯る』『お盆』『チベット死者の書』
(ネットより画像引用)

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