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トルコの「米欧離れ」?

2016年10月02日 | 国際情勢
トルコ、オバマの中東消極路線に失望

軍の一部が企てたクーデターは失敗に終わった
外交政策や関係各国との関係に、クーデター未遂が及ぼす影響
軍事クーデター後、西側と外交面で新しい難問に直面している
ロシアとの和解を模索するエルドアンが、プーチン大統領に接近している
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典、「FACTA」9月号記事(毎月15日発売)詳細確認ください








エルドアン(ネットより画像引用)

トルコ、オバマの中東消極路線に失望
クーデターが未遂に終わったのは、軍全体の確固たる支持がなく民が市街地に繰り出したからです
イラクやシリアの混乱に、トルコも呑み込まれるという懸念されている
トルコは、中東イスラムとの関係の改善、ロシアとの和解を模索している
国内世論は、西側との同盟は信頼に足るのかと根深い懐疑心を抱いている
クーデターの陰謀に米国が加担していたのではないかとの暗黙の非難と表裏をなしている

中東の民主化運動「アラブの春」
トルコと米国の中東政策は一致しており、米国はトルコを中東の「モデル」として称賛していた
オバマ政権に交代して、中東政策が消極路線に変わり、トルコは次第に失望感を強める
米国は、クーデターで誕生したエジプトのシシ軍事政権を受け入れた
シリアでも、アサド政権への退陣要求を引っ込め、焦点をIS掃討へと移した
米国は、クルド人民防衛隊との協力体制を強化し、トルコが手を焼くテロ組織に繋がる

EUとの難民協定
シリアから逃れてきた200万人以上の難民がトルコの肩に重くのしかかる
今後も、数十万人が欧州をめざして国境を越えようとしている
EUは、トルコとの難民協定のおかげで、難民は止まったが、トルコの粛清で難民協定の存続が危ぶまれている
シリアの戦闘に参加しようと海外のテロリストが逆方向にトルコ国境を越えようとしている

冷え込んでいた対口関係は一転急接近
エルドアンはサンクトペテルブルクを訪問
エルドアンは、ロシア機撃墜を謝罪する手紙をプーチンに送り、ロシアとの和解に道を開いた
エルドアンが西側にいかに失望しているか、警告を送ったことも意味する


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