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「神話 脱ダム政策崩壊」「民主党政権」「八ツ場ダム」

2023年11月16日 | 社会
🌸脱ダムは水害の少なかった時代の幻想

田中角栄とダム建設など公共事業急増の背景
 ☆日本のダムの歴史は、治水と利水の両輪で進んできた
 *日本の巨大なダムの大半は、高度成長の頃に整備された
 ☆治水としてのダム建設
 *1950年代伊勢湾台風などの水害が相次ぎ、ダムの建設が進められた
 ☆利水としてのダム建設
 *1970年代初頭に田中角栄が首相就任直前に『日本列島改造論』
 *ダムや道路、橋などのインフラヘの大規模な公共投資
 ☆田中角栄の政治家としての悲願だった
 *日本海側と太平洋側の経済格差をなくす
 *田中は首相に就任すると積極的にダムや道路、橋など
 *地方の公共事業を増やした
 ☆これは都市と地方の経済格差をなくす一定の役割を果たした
 *公共事業への巨大利権を生み出すという副作用もあった

公共事業費大幅カットとインフラ脆弱化のトレードオフ
 ☆利権への反発もあって、 1980年代には流れが変わる
 *マスコミはこの時期から公共事業利権を強く批判する
 *産業構造も変化し、工業化が完了して第三次産業へと中心が移っていく
 *巨大インフラよりも生活分野への公共投資も求められるようになる
 *もう一つ大きな要因として、大きな水害があまり起きていなかった
 ☆こうした流れの結果
 *2000年頃から「脱ダム」の機運が盛り上がった
 *小泉純一郎政権で、公共事業費は一気に10%削減された
 *民主党政権がこの方向をさらに推し進めた
 *ダムや堤防などの治水事業は十年で約9000億円もカットされた
 ☆2010年代ぐらいになると、水害はふたたび多発する
 *反対運動がと建設差し止めを訴えていた八ツ場ダムが、首都を救った
 ☆水害が増えた原因ははっきりしない
 *地球温暖化の影響を指摘する人もいれば
 *単に20世紀後半が奇跡的に水害が少なかっただけという説もある
 ☆公共工事をカットしすぎると技術やノウハウの継承が難しくなる
 *トレードオフも起きてしまうの

⛳三つのバランスをとり、インフラ政策を進める必要がある
 ①「水害が増えている現実」
 ➁「インフラの維持補修のノウハウの継承」
 ③「公共事業への利権誘導を防ぐ」
 ☆バランスの発想なしに
 *「ダムを無くせ」とインフラ軽視の発言をしている著名人もいる
 *ほとんど何も考えていないのに等しい
 *二十世紀に流行つたステレオタイプを
 *そのままただ垂れ流しているだけなのだ
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「神話」解体』



「神話 脱ダム政策崩壊」「民主党政権」「八ツ場ダム」
(ネットより画像引用)

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